いぬすき

犬目線で犬の想いを伝えるサイト

検索アイコン ×
犬の食事・ドッグフード

ドッグフード『ロイヤルカナン』犬用を分析【原材料・価格・口コミ】

ワイマラナー

ドッグフードにはいろいろな商品がありますが、それぞれ使われている原材料や、味、安全性などが違います。

愛犬に安心して与えられるドッグフードはどれなのかを見極めることが大切です。ここではロイヤルカナンというドッグフードに注目してみましょう。

記事の中では、ロイヤルカナンに配合されている成分をはじめ、アレルギー対策の有無などの安全性や、口コミによる評判も紹介していきます。

【まとめ】ロイヤルカナンを分析した結果

チェックポイント

ロイヤルカナンの総合評価表

  • 原材料の品質
  • 安全性
  • アレルギー対策
  • 食いつき(口コミ)
  • 価格・コスパ

ロイヤルカナンは価格から見ても比較的高級なドッグフードに該当し、価格が高いから品質も良いだろうと考えている飼い主さんが多いようです。

ただし、アレルギーの原因になる原材料が使われていたり、合成添加物が使用されているなど、評価できない点もあります。

注意点

愛犬の健康面を考えると不安が残る原材料が使われていることになりますので、その点は頭に入れておくべきでしょう。

知名度が高いため人気もあるのですが、知名度や人気だけで選んでしまうと品質面の不安を見逃すことになってしまいます。

ただし、アレルギーのない犬であれば特に問題ありませんし、合成添加物が使われているドッグフードはロイヤルカナンだけではありません。

その意味ではロイヤルカナンだけがリスクのある原材料を使っているわけではありません。味の好みなどで、犬ごとの食いつきも変わります。

問題は愛犬に合っているかどうかなので、健康への影響もなくおいしく食べてくれるのであれば、ロイヤルカナンも継続して与えるドッグフードとして候補に上がってくるでしょう。

ロイヤルカナンはこんな犬におすすめ

ご飯を食べる犬

ロイヤルカナンはどんな犬におすすめなのか、まずは簡単にまとめてみます。

  • 味の好みがはっきりしている犬
  • 小型犬など、比較的少食でドッグフードを食べにくい犬
  • 老齢になって食欲が衰えてきた犬

こうした犬にはロイヤルカナンはおすすめのドッグフードと考えられます。というのも、ロイヤルカナンは味にこだわっていて、もしも愛犬が食べなかった場合は商品の返金保証を行うほど自信を持っています。

そのため他のドッグフードだとあまり食べてくれない場合や、年齢などで慢性的に食欲が衰えている犬などに最適と言えます。

小型犬も食事量が不足しがちなので、おいしいドッグフードを与えてなるべく食べてもらうことが大切です。上記のポイントに当てはまる犬にとっては良いドッグフードになるでしょう。

少食の小型犬に向いているんだね!
中型犬でも食べられそうだけど他のフードのほうがいいかも…
大型犬用があるみたいだからそっちのほうがいいな

ロイヤルカナンの商品特徴

ロイヤルカナン
(画像出典:https://my.royalcanin.jp/dogfood/チワワ/成犬用/)
商品名 ロイヤルカナン
種類・タイプ 食事療法食・ドライフード
定価 4,828円(税込)
対応犬種・年齢 犬種別・年齢別
内容量 3kg
主原料・成分
カロリー(100g当たり) 393Kcal
賞味期限 開封後1ヶ月半
原産国 フランス

ロイヤルカナンには大きく以下の3つの特徴があります。

  • ラインナップが50種類以上と豊富
  • 味が良い
  • 消化率を計算して原材料が配合されている

まずラインナップですが、ロイヤルカナンほど豊富な種類が展開されているドッグフードは他にありません。

犬種別や目的別に、実に多くの種類があるのでぴったりの商品を見つけられます。また、先程紹介したように味も良く返金保証制度があるほどです。

原材料に関しても、消化吸収率が向上するように加工されていて、犬の健康面にもしっかり考慮していることがわかります。

アレルギーの心配や、合成添加物が配合されているなど、気になる点もありますが、同時に他のドッグフードより優れている点があるのも事実です。

販売元の情報

会社

ロイヤルカナンを販売しているのは、ロイヤルカナンジャポン合同会社という企業です。実は本社はフランスにあり、日本で販売を行っているのは日本支社のようなイメージです。

フランス生まれのドッグフードで、最先端の技術を用いて製造されています。本社にはペットフードのための研究所があり、近代設備を備えて品質を重視した製品の開発が行われています。

ロイヤルカナンはいわゆる高級ドッグフードの1つで価格も高めですが、それは品質が良いからこそとも言えます。

ロイヤルカナンという会社の始まりは1968年で、フランスの獣医師が設立しました。健康維持を最優先に考えたドッグフードの開発が、設立当初から重視されているのが企業としての特徴でしょう。

ロイヤルカナンは過去にリコール問題があった

医者のストップ

実はロイヤルカナンには過去にリコール問題が起きています。2007年に起きたペットフードの大量リコール事件です。

ロイヤルカナンだけでなく、北米やヨーロッパ、南アフリカのペットフードメーカーが使っていた、中国産の汚染されたタンパク質が原因です。

中国の企業で製造された小麦グルテンに、メラミンという成分が入っており、メラミンが原因でペットが腎不全を起こしたというものです。

ロイヤルカナンは事実の発覚後、複数回に渡って商品のリコールを行い問題に対処しました。中国産の小麦が原因ということで、ロイヤルカナンが直接的な原因を作ったわけではありません。

『ロイヤルカナン』を5つの条件で徹底分析

チェック

ここからはロイヤルカナンの中身について、より詳しく紹介していきます。チェックする点は以下の5つです。

  • 原材料の品質はどうか
  • 安全性は高いか
  • アレルギー対策はされているか
  • 味や食いつきの良さはどうか
  • 価格やコスパについて

以上の点を詳しく見ていきましょう。これらの点を抑えておけば、ロイヤルカナンがどういうドッグフードなのか、正確に理解できるはずです。

味や食いつきについては、口コミを紹介しますので、ユーザーの感想も見られます。

1.原材料の品質

ボウルに入ったドッグフード

ベストバランスに使われている主な原材料は、以下の通りです。

まずは原材料を分析

米、とうもろこし、家禽*ミート、植物性分離タンパク**、動物性脂肪、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、植物性繊維、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、緑茶・ブドウ抽出物(ポリフェノール源)、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン、L-チロシン)、ポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

*鶏、七面鳥 **超高消化性タンパク 主原料はすべて天然由来原料を使用しており、着色料を使用していない為、粒の色調等にばらつきがある場合がございますが、品質に問題はありませんので、安心してご利用ください。

次に成分をチェック

成分 保有率 AFFCO栄養基準
粗タンパク 26.0%以上 18.0%以上
脂質 14.0%以上 8.0%以上
粗灰分 5.5%以下 8.0%以下
粗繊維 3.1%以下 4.0%以下
水分 10.5%以下 10.0%以下

ロイヤルカナンの主原料となっているのは穀物で、米ととうもろこしが配合されています。

メーカーはこれらの穀物は消化吸収が良いためとしていますが、犬は本来肉食の動物のため、植物性タンパク質よりも、動物性タンパク質を与えたいところです。

注意点

穀物はアレルギーの原因にもなる原料なので、その点でも不安が残ります。

さらに動物性脂肪や魚油、大豆油など、脂分も多く使われているので、高カロリーなドッグフードとなっています。ダイエット中の犬や、太り気味な犬にはあまり適さないかもしれません。

犬の健康を最優先に考えて製造されているとのことですが、原材料を見る限り、そこまで健康面で優れているとは考えにくいのが正直な感想です。

原材料の品質としては特別良くもなければ、悪くもないという印象です。たしかにもっと品質の低いドッグフードも世の中にはありますが、ロイヤルカナンが優れていると言えるほどでもないようです。

2.安全性

注意

次に、ロイヤルカナンの安全性について考えてみます。犬の健康を害するような添加物は入っていないか、製造方法や工程は安全性にこだわっているか、アレルギー対策はされているかなどを見ていきましょう。

安全性が確保されていなければ、飼い主として愛犬に与えることも難しくなります。愛犬にいつまでも元気でいてもらうためにも食事は重要で、だからこそドッグフードの安全性は気にしないといけません。

できるだけ安全性の高いドッグフードを選ぶようにするためにも、ロイヤルカナンの安全性をチェックしておきましょう。

危険な添加物の有無

研究者たち

結論から言うと、ロイヤルカナンは3つの合成添加物が使われています。保存料や酸化防止剤として使われていて、要はドッグフードを長持ちさせる目的です。

そのため犬にとってはまったく必要のない成分となります。使われている合成添加物は以下の通りです。

  • ソルビン酸カリウム
  • BHA
  • 没食子酸プロピル

ソルビン酸カリウムは保存料として、BHAと没食子酸プロピルは酸化防止剤として使われています。これら3つの合成添加物に共通して言えるのは、発がん性物質を発生させてしまう可能性があるということです。

必ず発生するわけではありませんが、継続的に摂取することで発がんのリスクがあるというのは覚えておくべきでしょう。

できれば愛犬には与えたくない成分です。現実的には多くのドッグフードで使われていて、ロイヤルカナンに限ったことではありません。

ドッグフードを日持ちさせるには仕方ないことなのでしょうが、愛犬の健康を最優先で考えるなら、合成添加物が使われているドッグフードは避けた方が無難です。

製造方法・工程

工場

ロイヤルカナンを製造している向上は、国際標準化機構という組織で定めている国際基準規格を導入していて、この規格に基づいて厳格に管理されています。

ここがポイント国際基準の規格を導入するなど徹底した安全管理のもとで製造されていると考えられ、その点は安心して良いでしょう。

商品のパッケージには追跡調査をするためのコードが記載されていて、原料から製品の加工、流通や販売まで、あらゆる工程を追跡して調査できるようになっています。

すべてのドッグフードがこうした対応をしているわけではないので、高く評価できます。

フランス産のドッグフードで、国産でないと不安を感じる飼い主さんもいると思いますが、少なくともロイヤルカナンは製造方法・工程において高い信頼性を確保できるよう努力しているのがわかります。

3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)

たくさんの食材

ロイヤルカナンには主原料となる穀物をはじめ、鶏や七面鳥といった肉類が使われています。

穀物も肉類もどちらもアレルギーを引き起こす原因となる可能性があるため、犬によってはアレルギー症状が出る可能性は否定できません。

ここがポイント穀物の中でも米は比較的アレルギーのリスクが少ないと言われているのですが、とうもろこしも使われているので結局はアレルギーのリスクが生まれます。同様に肉類もアレルギーの原因になる可能性があります。

問題はアレルギー対策をしっかりしているのかですが、ロイヤルカナンでは消化吸収率が向上するよう、製造段階で原材料の加工を行っています。

消化吸収率が高ければ、アレルギーのリスクも抑えられるので、対策そのものは行っていると言っていいでしょう。

ただし、アレルギーの原因となる原材料が使われているのは間違いないので、対策がされているから絶対に安心ということでもありません。アレルギーのリスクはあるものとして、認識しておくべきでしょう。

4.ロイヤルカナンのみんなの口コミ&評判

OKをする女性

ロイヤルカナンに切り替えた直後はまったく食べてくれず、相性が悪かったのかなと思っていましたが、ある時から急に食べてくれるようになりました。今ではおいしそうに食べてくれていますので、単純に最初は慣れていなかっただけのようです。

老齢であまり食欲がなかったのですが、ロイヤルカナンにしてからはよく食べるようになりました。食事量が少なく栄養不足も心配でしたが、これだけ食べてくれるならその心配も無さそうです。食いつきには満足しています。

生まれてからずっとロイヤルカナンを与えていますが、成犬になった今も飽きずにずっと食べてくれています。アレルギーの心配などもあるようですが、うちの愛犬は今のところトラブルもなく、これからもロイヤルカナンを与えようと考えています。

食いつきはとても良いです。でもおいしくて食べすぎてしまうのか、そもそもカロリーが高いのかロイヤルカナンをあげるようになってから少し太ってしまいました。このままロイヤルカナンをあげるなら、ダイエットをしなければいけないですね。

病気になった時に医師に言われてロイヤルカナンに変えたのですが、たしかに病気中でも食いつきが良かったです。とにかくおいしそうに食べてくれるので飼い主としても嬉しくなってしまいます。

5.価格&1日のコスパ

料金の計算

通常購入 1,696円(税込・800g)
定期購入 1,570円(税込・800g)
1日のコスパ 97円
送料 500円(5,000円以上お買い上げ無料)
定期購入の回数縛りの有無 不明
返金保証の有無 800gのみ1袋限定
お試しの有無 なし

ロイヤルカナンは種類が豊富で、内容量によって価格も変わります。もっとも安いのは800グラム入りのタイプで、種類にもよりますが定価で1,500円から1,800円程度です。

安いドッグフードだと、1キロや2キロ入って1,000円を切る商品もあるので、価格の安さでドッグフードを選びたい場合は、候補には上がらないでしょう。価格が高めのため、1日あたりのコスパも当然高くなります。

ただ、コスパは価格が高いか安いかだけでなく、品質も含めて考慮するものなので、食いつきの良さなどを考えると、コスパが悪いとは言い切れません。

最安値はどこ?公式・amazon・楽天?

お金

ロイヤルカナンを通販で購入する場合、公式サイトをはじめ、大手のamazonや楽天で購入できます。

最安値はどこか気になるところですが、やはりamazonもしくは楽天でしょう。公式サイトは基本的に定価販売しかしないので、割引価格で購入できません。

現在のところ、amazonよりも楽天の方が安く購入できることが多いようです。amazonは2,000円以上の購入で送料無料というメリットがありますが、価格だけ見ると公式サイトとそう大きく変わりません。

ここがポイント楽天は送料が無料になるかどうかは出店店舗ごとに違いますが、店舗ごとの競争が激しいためか大幅な割引がされているケースも見られます。

ロイヤルカナンをできるだけ安く購入したい時は、まず楽天をチェックするのがいいでしょう。

ロイヤルカナンのラインナップ一覧

チェックリスト

ロイヤルカナンは犬種別、そして年齢別に細分化されているため、非常に多くのラインナップがあります。

愛犬に適したものを選ぶためにも、ここですべてのラインナップをまとめておきます。

  • ダックス用(子犬用・成犬用・中高齢用)
  • チワワ用(子犬用・成犬用・中高齢用)
  • プードル用(子犬用・成犬用・中高齢用)
  • 柴犬用(子犬用・成犬から高齢用)
  • ヨークシャーテリア用(子犬用・成犬から高齢用)
  • シーズー用(子犬用・成犬から高齢用)
  • マルチーズ用(成犬から高齢用)
  • ミニチュア・シュナウザー用(子犬用・成犬から高齢用)
  • パグ用(子犬用・成犬から高齢用)
  • キャバリアキングチャールズ用(成犬から高齢用)
  • フレンチ・ブルドッグ用(子犬用・成犬から高齢用)
  • ラブラドールレトリバー用(子犬用・成犬から高齢用)
  • ゴールデンレトリバー用(成犬から高齢用)
  • ジャーマン・シェパード用(成犬から高齢用)
  • アーバンライフ(子犬用・成犬から高齢用)
  • インドアライフ(子犬用・成犬用・高齢用)
  • 超小型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)
  • 小型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)
  • 中型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)
  • 大型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)

これだけの種類がありますので、愛犬に応じて適切なものを選んであげましょう。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

ワイマラナー

メリット

  • 食いつきがよい
  • 種類が豊富
  • 消化吸収率が高い

デメリット

  • 価格が高い
  • 合成添加物が使われていて、アレルギーのリスクもある
  • 過去にリコール問題を起こしている

総合的に見たロイヤルカナンのメリットとデメリットは以上です。

価格の高い高級ドッグフードなので、品質もそれなりに期待できますが、合成添加物が使われている、アレルギーの原因になる原材料が使われているなど、不安も残ります。

ただ、食いつきは口コミを見ても上々のようで、種類も豊富なので愛犬にあった食事を与えてあげられる点は評価できます。消化吸収率を工夫しているのでアレルギーのリスクも抑えられます。

メリットとデメリットを両方把握したうえで、愛犬にとって良いドッグフードかどうかを考えることが大切です。

我が家の一員に食べさせたい!
モグワンドッグフード♪

モグワンフード

愛犬の健康は毎日の食事で作られているのはご存知ですか?市販のフードは残念ながら健康に良いとはいえません。

モグワンドッグフードは愛する家族の一員のために作られたドッグフードです。また食いつきも97.8%が食べたという驚きの結果です。愛犬は食事が大好きになるフードなんですよ。

公式サイトはこちら
先生も食べてるよ♪

コメントを残す

ページの先頭へ