愛犬に目やにができる原因はなに?5つの対策方法がおすすめ!
犬は目の状態が悪くなり何らかのトラブルがあると、目やにができてしまうこともあります。もし飼い主が愛犬の目やにに気付いたら優しく拭き取るなどの対策ができますが、もし症状が重い場合は動物病院へ行った方が良いでしょう。
何故犬の目やにはできてしまうのか、また具体的な対策はないのかをまとめて紹介します。愛犬の目やにが気になる人やこれからの健康状態を心配している人は、是非とも以下の内容を参考にしてみてください
犬の目やにができる原因
目やにができてしまう原因は、主に以下の3つです。
- 病気
- 傷やドライアイ
- ドッグフード
犬が患う病気には様々なものがありますが、病気により涙の量が増えてしまう場合もあります。涙を流すこと自体は自然な現象だとしても、目やにがひどい傷やドライアイ、また何かしらの病気の可能性を疑った方が良いでしょう。
日ごろから食べているドッグフードが合わないことが目やにの原因になる場合もあり、そのドッグフードをやめて別のものにするなども対策になるでしょう。
病気
涙が大量に流れてしまう流涙症という病気があります。本来犬が流す涙は、以下の通り排出される流れが決まっているのです。
- 腺
- 涙管
- 鼻
しかし何かしらの理由で涙が過剰に分泌されてしまい、涙を流し続けてしまう状態になってしまいます。その結果以下のような症状が見られる場合もあるのです。
- 目の周囲に涙が溢れてしまう
- 涙が原因で毛色が赤茶っぽく変色する
また犬も人間と同じように、花粉症になることもあります。愛犬が決まった季節や場所で涙が大量に出る場合、花粉症の可能性があるでしょう。
細菌やウイルスが原因で目に炎症が起こり、目やにができやすくなることも考えられます。細菌やウイルスによる細菌には、以下のものがあります。
- 角膜炎
- 結膜炎
目に見られる炎症は細菌やウイルスだけではなく、以下のことが原因で起こる可能性もあります。
- 目の中にゴミが入る
- シャンプーが入り込む
黄色い色の目やにが出た場合、また痒みや痛みがある場合は注意してください。
傷・ドライアイ
目に傷ができてしまった場合も、犬の目やにの原因になるかもしれません。以下の場合、眼球が自然にダメージを受けてしまうこともあるのです。
- 何かにぶつけてしまう
- まつ毛や目元の毛が伸びすぎている
目やにが増えるだけではなく、充血や涙の量も増えてしまうかもしれません。たとえば人間の場合、目が気になって指で掻いてしまうこともあるでしょう。犬も同じように爪を使って目を掻いてしまい、余計に傷ができることもあります。
また涙腺や器官のトラブルにより、ドライアイになってしまう場合もあります。ドライアイとは涙の量や質の影響で目の表面が乾燥し、分泌物が出たり充血が起きてしまう病気のことです。ドライアイが原因で目やにができてしまうこともあります。
ドッグフード
加工品であるドッグフードには、何かしらの添加物が使われている場合もあります。犬の身体には穴がありますが、以下のものが原因となりその穴を塞いでしまうこともあるかもしれません。
- 身体に悪い添加物
- 体質に合わないタンパク質
体重の軽い小型犬や生まれたばかりの子犬の場合、上記のものを食べさせない方が良いでしょう。目やにだけではなくその他の大きな病気になってしまう可能性もあるため、飼い主はドッグフード選びにもこだわった方が良いです。
ドッグフードを選ぶときは、以下の内容をチェックしてみてください。
- 香料や着色料や保存料などは使われていないか
- タンパク質は良質か
- 穀物は使われていないか
犬は肉食動物であるため、穀物を上手く消化吸収できないのです。そのため小麦やトウモロコシが多く使われているドッグフードが目やにやその他目の症状を悪化させてしまう可能性もあり、飼い主は注意しなければなりません。
愛犬に合わないドッグフードは、もったいないですが捨ててしまいましょう。
目やにができやすい犬種
愛犬が以下に挙げる犬種に該当する場合、日ごろから目やにに注意した方が良いでしょう。
- トイプードル
- ポメラニアン
- パグ
- チワワ
- テリア
これらに共通する特徴ですが、目が大きく鼻が短い小型犬ということです。室内でも飼育できた可愛らしいという理由から小型犬を好む人がいるかもしれませんが、飼う前に目やにになりやすいことを覚えておくと良いでしょう。
少しでも目に異変があれば目やにの他に炎症がないかチェックし、あまりにもひどい場合は動物病院を受診してください。目が大きい犬であれば飼い主も日ごろからチェックしやすく、普段から対策を取りやすいかもしれません。
もちろん小型犬以外であっても、何かしらの原因で目やにができる可能性はあります。
目やにの対策方法
ここからは目やにに対する具体的な対策方法をいくつかまとめて紹介します。犬を飼ったばかりで対策に関する知識がない人、また今まで愛犬に目やにができたことがなくどうすれば良いかわからないは是非ともご覧ください。
症状があまり重くないものに関しては、飼い主が個人的にできる対策だけで改善される場合もあるでしょう。
以下に挙げる対策をいきなりすべて行おうとせず、まずはできそうな対策から始めて愛犬の様子をチェックしてみましょう。
ドッグフードを変える(カナガンがおすすめ)
上記でも説明した通り、ドッグフードが合わないことで犬の目やにの原因になる可能性もあります。愛犬の体質に合うドッグフードが見つからない場合、動物病院の獣医に相談すればおすすめのものを紹介してくれるかもしれません。
動物病院のオリジナルのものや、一般のドッグフードとは違う治療を目的としたものが購入できるかもしれません。またドッグフード選びで迷っている人は、以下の特徴を持つカナガンをおすすめします。
- イギリス産のチキンが使われている
- 肉副産物などの粗悪な肉類は使われていない
- 穀物や添加物も使われていない
- 獣医が推奨している
肉食動物である犬にとって、良質な肉から摂取できる動物性タンパク質は重要なものになります。カナガンの公式ホームページ上の説明をチェックすると原材料にもこだわりがあるようで、獣医の解説コメントも掲載されています。
水分量を見直す
犬の涙の約98パーセントは水分であるため、リン酸塩などが含まれている弱アルカリ性の液体です。そしてタンパク質も含まれていますが、水分量が少なくなってしまうとタンパク質やリン酸塩の濃度が上昇してしまいます。
粘稠性が上がることでベタベタとした涙が流れ、鼻涙管の中をスムーズに流れず目の外に溢れて囲の毛に付着しやすくなります。ベタベタした涙が空気に触れて酸化してしまうと、茶色く変色した涙やけになることもあるのです。
またおしっこの色が濃い場合、水分が不足しているでしょう。水分量が少なくなると老廃物の濃度が上昇するため、おしっこが濃くなってしまうのです。愛犬が摂取する水分量が少ない場合、その量を見直すことは対策として有効です。
運動
犬は運動不足になってしまうと新陳代謝が悪くなり、体液の流れが悪くなってしまう場合もあります。体液の流れが悪くなると身体の中の老廃物が溜まりやすい状態になり、涙やけができてしまいやすくなるかもしれません。
たとえば散歩のときにしかおしっこをしない犬は、積極的に散歩に連れ出すと良いでしょう。排せつを促してあげることで、老廃物が溜まりにくくなるかもしれません。もちろん排せつを行う場合、処理を行うことは欠かせません。
運動量が増えることで新陳代謝が良くなり、血行も改善されるかもしれません。目やにの症状の他に、体調不良があれば同じように改善されることもあります。
サプリを利用
愛犬の健康状態を維持するための対策として、ドッグフードだけではなくサプリを試すのも良いでしょう。新陳代謝やドッグフードが犬の涙やけに影響しているということは、腸内環境が乱れている可能性も考えられるでしょう。
つまりサプリを使い腸内環境を整えることも重要だと言えます。目やにがひどい犬には、以下の成分が含まれているサプリをおすすめします。
- 水溶性食物繊維
- 乳酸菌
この2つは腸に良いと考えられているため、摂取を続けることで腸内環境が改善されるかもしれません。
目の周りの毛を手入れする
毛をカットする場合、はさみやクシが当たらないように注意してください。もし飼い主が自ら行う場合、以下の手順を参考にすると良いでしょう。
- 犬の頭をしっかり支える
- 茶色くなった毛を良くほぐす
- 皮膚を切らないように注意してカットする
自分でカットするのが難しい場合、お金はかかりますがトリマーに依頼することをおすすめします。また目やけの原因の1つである逆まつ毛がある場合、目の表面を刺激することを避けるために逆まつ毛を抜く治療が行われます。
目やにのための治療であるため動物病院を受診すべきであり、再び生えてきたらその都度抜かなければいけません。定期的なトリミングを希望する場合、トリマーに依頼すると良いでしょう。
危険な目やに
犬の目やににもレベルがあり、色が黄色や緑色の場合は感染症の可能性もあります。目の充血や腫れがひどい場合も、ただの目やにだと思わない方が良いでしょう。以下に挙げる病気は、放置してはいけません。
- 白内障
- 緑内障
- ぶどう膜炎
- チェリーアイ
- マイボーム腺腫
- 眼瞼外反症
飼い主が日常的に愛犬の目のケアをすることは対策になるものの、症状の重い病気になってからケアをしても改善は期待できないでしょう。予防に努めて生活させることも重要ですが、病気であれば適切な治療が必要になります。
犬の目の病気には進行性のものもあり、治療もせずそのまま放置することで失明してしまう可能性もあります。ただの目やにではなく量が多く変色している場合、動物病院を受診してください。
動物病院に行く
動物病院を受診して獣医に診てもらえば、目やにの原因がわかるでしょう。目やにの原因がわかればどのような治療をすべきかもわかるため、信頼できる動物病院を選び日ごろのことをできるだけ詳しく伝えると良いでしょう。
薬による治療が行われることもありますが、以下の場合は薬を使う必要がないかもしれません。
- 獣医が診ても詳しい原因がわからない
- 目やにはあるが心配する量ではない
このような場合ドッグフードを別のものにするだけでも、目やにやその他目の症状が改善されるかもしれません。病気であることがわかった場合、以下の薬が使われるでしょう。
- 炎症を抑える薬
- 眼圧を下げる薬
- 涙の分泌を抑える薬
目の手術が行われる場合もありますが、優秀な獣医であれば安心して任せられるでしょう。
まとめ
目やにができること自体はそこまで珍しいわけではないかもしれませんが、場合によっては病気の前兆かもしれません。愛犬に目やにができた場合、なるべく早い段階から対策を取り症状を改善させるように心がけると良いでしょう。
重い病気ではなくても目やにが気になると、日常生活の中でストレスを感じるかもしれません。定期的なケアや適度な運動、少しお金がかかっても良質なドッグフードを与えるなどの対策を日ごろから続けて様子を見てみましょう。
それでも目やにが改善されなければ、できるだけ早めに動物病院に相談すべきです。もし手術になってしまったら治療費や入院費により飼い主の経済的な負担も増えますが、できるだけや早いタイミングで受診すればその負担も軽くなるでしょう。
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