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犬の病気・症状

細かいフケが出ている愛犬は要注意!原因と対策方法【まとめ】

走るビーグル

ペットの体調には、かなり気を使います。当たり前ではありますが、人間のからだとは全くの別物なので、少しの異変でも敏感に察知してあげることが大切です。ペットの不調には早めに気付いてあげたいものです。

犬を飼っている方で、愛犬のフケが多すぎるときはありませんか?実はそれには、様々な要因があったりします。習慣などの日頃からのものから病気まで、 様々な事が関係しています。ここではそんな犬のフケの原因について見ていきましょう。

そもそもフケとは?

寝ながら見上げるダックスフンド

フケと聞くとあまり良いイメージは持ちません。人間の場合は多いと不潔とされ、周りをあ まり良い気持ちにはさせません。しかし、実は人間だけがフケを出すわけではありません。 犬も人間と同じようにフケが出ます。

フケとは頭垢、雲脂とも呼び、皮膚を構成する角質細胞が剥がれ落ちたものを指します。人間の場合は主に頭皮から生じる老廃物で、その原因は新陳代謝によるものになります。一方、犬のフケは頭ではなく、通常背中や尻尾の周囲に生じます。

犬からフケが出るからと言って、必ずしも不潔というわけではありません。どの犬種でも関係なく、新陳代謝の関係でフケは出ます。ここではフケとは何かを理解しておき、過剰なフケの原因改善に役立てましょう。

黒い犬はフケが出やすい?

伏せをして見上げる黒い犬

黒い犬を飼っている方は、シャンプーの後、すぐにフケが出ているように感じることはないでしょうか?体を軽くなでてあげても、フケが出てしまうと体に不調をきたしているか、シャンプーがあってないんじゃないかと気になります。

しかし犬のフケの原因の多くは衛生的なものではなく、皮膚の乾燥に起因しています。黒い犬を飼っていてフケが気になる方も、不衛生を疑うのは待ちましょう。なぜなら黒い犬はフケが出やすいのではなく目立ちやすいだけだからです。

皮膚の乾燥対策とかある?
できる対策はシャンプーの回数を増やしてあげることです。ほかには洗浄力の強い、もしくは保湿性の高いシャンプーに変えてあげるなどの工夫が必要です。

犬のフケが多くなる原因

チェックする医者

犬のフケが出ること自体は普通にあり得ることです。そのためフケが出ていても、あまり過敏に反応する必要はありません。しかし過剰にフケが出ている場合、気を付けた方が良いことがあります。

過剰な犬のフケの原因は様々です。皮膚の乾燥やシャンプーに起因していれば、簡単に対処できることもあるでしょう。しかし、寄生虫や細菌などの感染症の場合対処が難しくなります。続いてはフケの原因について詳しく見ていきましょう。

皮膚の乾燥

カーペットに寝転ぶ黒い犬

まず考えられるフケの原因は、皮膚の乾燥状態です。乾燥してしまった皮膚がダメージを受けてしまいフケになるのです。特に冬などの空気が乾燥する時期に、パラパラしたようなフケが多く見受けられるのであれば、ドライスキンの疑いがあります。

犬の皮膚が十分に湿度を保つことができず、犬自身も不快感を持ち、かきむしってしまいます。それが更に皮膚の状態を悪化させ、放置してしまうと皮膚の機能が妨げられ、細菌感染へとつながるのです。

このドライスキンは短毛種の犬種によく見られます。皮膚の乾燥が原因なので、やはり保湿をしっかりしてあげることが大切です。具体的には保湿成分の配合された犬用シャンプーや、保湿スプレーを用いることで改善します。

細菌・真菌の感染

寝ている犬

細菌は皮膚の上やいたるところに存在しています。しかしそのバランスが崩れ、急激にある種の細菌が増殖すると、皮膚上にかゆみやフケが出てしまいます。その特徴としては感染した周囲の皮膚が、赤く円形に広がります。

一点から広がる細菌の特性によるものです。初めは一部にあっても、増殖していく過程で周りの皮膚に感染していきます。皮膚上のそういったものが影響し、体の皮膚の細胞と戦うことでフケがでるのです。

改善するには抗生物質の投与や、抗真菌薬などの投与が考えられます。こうなると細菌の種類がどのようなものなのか知る必要がある為、検査を受けねばなりません。

ここがポイントさらなる悪化を防ぐためにも、かゆみやフケといった症状が見受けられた時点で早めにお医者さんに見せるのが賢明です。

間違ったシャンプー

プールで泳ぐ犬

間違った方法でシャンプーをしてしまうことも、犬のフケが多くなる原因でもあります。例えばこんな間違った方法があります。

  • 汚れを取る為に力を強く入れて洗う
  • シャンプーを直接犬の毛につけて洗う
  • 洗った後にしっかりゆすげていない

心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?まず力を入れて洗ってしまう気持ちは分かります。しかし力を入れてごしごし洗ってしまうと、古い皮膚のみならず、新しい皮膚も傷つけてしまいます。

またシャンプーを直接つけてしまうのも、肌に対する刺激が強すぎてしまいます。少しでも刺激を軽減するために、まず事前に泡立ててから洗ってあげましょう。そして肌に長時間薬品が残らないように、しっかりとゆすいであげるのも忘れてはいけません。

シャンプーがあっていない

困っているミニチュアダックスフンド

シャンプーのやり方を改善しても、フケの量が目立つときありませんか?そういった時は、そもそもシャンプーの成分自体に問題がある可能性があります。シャンプーしてから3日間にかけてフケが目立つようであれば、シャンプーがあってないかもしれません。

犬毎の肌質に合わせたシャンプーでなければ、肌を清潔にするどころか、かえってフケの原因になり得ます。間違った使い方は、抗菌シャンプーを皮膚病の発症していない犬に使ってしまう、皮膚の油を軽減するシャンプーを乾燥肌の犬に使ってしまうなどです。

こうした間違えた使い方も、皮膚に相当のダメージを与え、フケが増加します。シャンプーをした後のフケが目立つのであれば、刺激を抑えたシャンプーを探して使いましょう。

ストレス(生活習慣)

マットで寝る犬

犬も人間と同じように、ストレスを感じることがあります。そのような生活の中でのストレスが皮膚の状態を悪化させ、フケの原因になることもあるのです。日々新陳代謝を繰り返す皮膚は、正常な状態であればフケが目立つことはありません。

しかし、栄養バランスや運動、睡眠など生活習慣に支障をきたしている場合、代謝がしっかりと行われません。これがフケを多く出してしまう原因になります。改善するためには、生活習慣の改善が挙げられます。

栄養バランスを気にした食事を摂らせてあげていますか?散歩などの運動を適宜行っているでしょうか?こういった日々の積み重ねが、生活習慣に端を発したフケの改善につながるのです。犬のストレスの事も考えてあげましょう。

ドッグフードによる栄養不足

ご飯を食べる犬

生活習慣に気を付けてしっかりドッグフードをあげていても、そのドッグフード自体に問題があるかもしれません。生活習慣の改善と似ている部分はありますが、体を作るには食から、というようにドッグフードに起因した皮膚の異常もあります。

ここで重要になってくるのは、ドッグフードの栄養バランスです。健康な皮膚を作り、保つ為には以下の栄養素が重要です。

  • 脂肪
  • ミネラル
  • ビタミン

しかしこれらを単純に摂ればよいわけではなく、そのバランスに注意しましょう。栄養のバランスには人間も同じように気を使いますよね?それと同じように犬の食生活のバランスにも、注意してドッグフードを買うことが必要です。

栄養バランスに注意してドッグフードを選ばないといけないんだね!
そうです。バランスの偏った食事でも犬の体からフケがでてしまう、という事を覚えておきましょう。ちなみにおすすめは「モグワン」です。

病気が原因の可能性も

注意する医師

ここまで見てきた犬のフケの原因は、日々の生活の中で多少工夫するだけで改善可能なものでした。しかしそれでも治らない、一向に良くならない場合、病気が原因になっている可能性も否めません。

病気の場合はかなり治すのが困難です。だからといって放置しておくと、自然治癒する可能性は少ないので、さらなる悪化を招くでしょう。ではどのような症状が出たら、病気が原因であると判断できるのでしょうか?次は考えられる病気について見ていきましょう。

ツメダニ皮膚炎

涙やけの子犬

ツメダニ皮膚炎になるとフケがでるだけでなく、赤みがかった皮膚が目立つようになります。子犬によくみられる症状で、かゆみを伴わない事がほとんどです。成犬ではあまり症状が表面化しない事があります。

原因として考えられるのは、イヌツメダニの皮膚への寄生です。感染経路は既に感染している動物との接触です。

  • 猫や犬などの大型の動物
  • ハエやノミ、シラミなどの小さい生物

これらを媒介にしても感染します。イヌツメダニは肉眼で見つけることは困難ですが、日本各地に広く分布しています。

予防策としてはやはり、感染しているほかの動物との接触を避けることです。飼い主自身も、野良犬や野良猫との接触を避けるようにしましょう。それでも感染してしまったのであれば、薬用シャンプーなどで治療するしかありません。

寄生虫を駆除する作用の薬用シャンプー以外にも、殺ダニ剤の投与も効果的です。

ダニを駆除できていれば、犬のフケも少なくなり正常に戻るでしょう。日常的に犬の皮膚に気を使い、早期に病院で診断してもらうことが大切です。

アトピー皮膚炎

そっぽを向いている柴犬

犬のフケが増える原因には、アトピー性の皮膚炎も考えられます。例えば犬の背中から乾性のフケや、脂性のフケが目立ちませんか?これらが見えたら、アトピー皮膚炎の可能性があります。

また簡単に見て取れる症状としては、皮膚をなめる、かきむしるという行動があります。これはアトピー性の皮膚炎では、強いかゆみを伴う事が多いからです。犬の行動を観察して、過剰にかきむしったりなめ続けたりするようであれば、気を付けましょう。

このアトピー皮膚炎は病気の一種ではありますが、先天性な体質の一つであることが多く、根本的な治療は困難を極めます。そういった面で治療、予防は難しくても、症状を抑制することはできます。

それには薬の投与や、日常の生活習慣、環境の改善などが必要です。アトピー皮膚炎は犬にとって非常にストレスの大きいものです。

注意点

日常的なかゆみに苛まれるのはひどく辛いことなので、ストレスを減らすためにも早めの対処が重要になります。

脂漏症

横を向いている犬

脂漏症は二種類あります。

  • 皮膚が乾燥して異常にフケがでる乾性脂漏症
  • 皮膚が油っぽくなり臭いを伴う油性脂漏症

その原因はカビの一種が感染している事や、アレルギーです。また寄生虫などによって、ホルモン異常を起こし新陳代謝が狂います。この新陳代謝の異常が、皮膚を構成する細胞を正常に働かせず、脂漏症を発症するのです。

この脂漏症は他の要因によって、二次的に引き起こされることが多いです。そのため予防策としては、日常的に犬のストレスを軽減してあげること、またほかの病気の早期発見です。

ストレス軽減には前述したとおり、栄養バランスに気を付けた食事や、適度な散歩などに気を配りましょう。脂漏症の原因は様々なので、治療にはまず原因の特定が必要になります。

特定した上でそれぞれの原因に適した治療を行いますが、それと共に皮膚の新陳代謝も正常に促進させる必要があります。

新陳代謝を促進するためにはどうすればいいの?
新陳代謝の促進のために、保湿剤や清潔に保つためのシャンプーも併用していきましょう。

まとめ

走るビーグル

犬も人間と同じように、新陳代謝によってフケが生じます。しかし異常に目立つことがあり得ます。このように犬のフケが目立つとき、考えられるのは以下の原因でした。

  • 皮膚の乾燥
  • 細菌や真菌の感染
  • 間違ったシャンプーの仕方と成分
  • 生活習慣からくるストレス
  • ドッグフードの栄養バランス
  • ツメダニ、アトピー皮膚炎

種類が多く、判別するのは難しいかもしれません。しかしそれぞれフケや犬の行動に、いくつかの変化が見られました。どの問題にも治療方法や改善策はありますが、まずは変化に気づいてあげることが重要です。

日常的な生活の中での変化に気づくのが遅ければ、さらなる悪化を招きかねません。早期の発見と早急な対処が、犬のフケへの対策には必要です。

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