犬用『サイエンスダイエット』の全てがわかる【原材料･価格･評判】

サイエンスダイエット（アダルト）の総合評価

サイエンスダイエット（アダルト）の総合評価表

• 原材料の品質
• 安全性
• アレルギー対策
• 食いつき(口コミ)
• 価格･コスパ

サイエンスダイエット（アダルト）を良く評価する口コミを見ると、味が良いため食いつきが良くなったと感動している飼い主も存在します。しかし原材料を不安視する口コミも存在し、安さがウリのドッグフードと大差ないかも知れません。

原材料に関する情報をチェックすると、犬は本来肉類が好きにもかかわらず穀物について表示されていました。穀物が原因でアレルギー反応が起きる可能性もあるため、元々体調の悪い犬やアレルギーを持つ犬には不向きでしょう。

危険な人工添加物などは含まれていないため、比較的良好なドッグフードだと言えるでしょう。しかし良いポイントを帳消しにしてしまうほど肉類や穀物のグレードが低く、一部の飼い主や専門家から悪く思われているのかもしれません。

サイエンスダイエット（アダルト）について簡単に表現すれば、アレルゲンの元になる穀物が多いドッグフードということになります。

サイエンスダイエット（アダルト）はこんな犬におすすめ

愛犬が以下の該当する場合、サイエンスダイエット（アダルト）はおすすめできるでしょう。

• 小麦やチキンやトウモロコシに対するアレルギーがない
• 健康な犬種である

アレルギーについて心配しているのであれば、一度動物病院を受診してアレルギーについて検査してもらうことをおすすめします。本来肉食の動物である犬にとって、確かに穀物は消化吸収の効率が悪く注意すべきものかもしれません。

しかしアレルギーに関して心配する必要がないとわかれば、飼い主も安心してサイエンスダイエット（アダルト）を購入できるでしょう。もちろん検査によりアレルギーがあることがわかった場合、買い与えてはいけません。

胃腸の弱い犬も、消化吸収のことを考えればおすすめできません。

サイエンスダイエット（アダルト）の商品特徴

商品名	サイエンスダイエット（アダルト）
種類･タイプ	総合栄養食･ドライフード
定価(Amazon参考)	1,436円(税込)
対応犬種･年齢	全犬種用･成犬用(1歳～6歳)
内容量	1.4kg
主原料･成分	トウモロコシ
カロリー(100g当たり)	372Kcal
賞味期限	開封前12ヶ月
原産国	チェコ

商品特徴をまとめると、以下のものが挙げられます。

• 抗酸化作用による抵抗力の向上が期待できる
• 優れた栄養基準をクリアしている
• ダイエット効果が期待できる
• 天然由来の酸化防止剤が使われている

サイエンスダイエット（アダルト）には老化や病気の原因と言われている活性酸素に対抗する目的で、以下の成分が使われています。

• ビタミンE
• ビタミンC
• ベータカロテン

また米国飼料検査官協会が定めた栄養基準をクリアしているため、総合栄養食として優良だと言えるでしょう。独自の栄養学に基づき栄養を維持しながらカロリーを減らしているため、効率の良いダイエットが期待できます。

酸化防止剤も天然由来の成分が使われているため、安全性は期待できると思われます。

販売元の情報

サイエンスダイエット（アダルト）の販売元の公式ホームページをチェックすると、以下の会社情報が掲載されていました。

• 1977年1月10日に設立される
• 所在地は東京都千代田区二番町5－25二番町センタービル７階
• 2013年1月現在の資本金は5,000万円
• 2018年1月現在の従業員数は約200人

本社は東京にありますが、その他にも以下の地域に拠点が存在します。

• 大阪
• 名古屋
• 札幌
• 福岡

さらに公式ホームページ上には栄養への理念が紹介されており、以下のことが重視されているようです。

• 研究開発
• イノベーション

高品質な原材料を厳選して栄養素のバランスを適切にし、サイエンスダイエット（アダルト）などのドッグフードを作っているとのことです。

『サイエンスダイエット（アダルト）』を5つの条件で徹底分析

原材料の品質や安全性などについて、サイエンスダイエット（アダルト）は本当に問題がないのでしょうか。専門家視点の批評を紹介しますが、実際にサイエンスダイエット（アダルト）を購入した飼い主たちの評判も紹介します。

アレルギーの可能性がある穀物や肉類についてきちんと対策は取られているのか、価格は不当に高くないのか、などについても紹介します。批評について総合的に判断した上で購入した方が、安全の健康は守られるでしょう。

1.原材料の品質

まずは原材料を分析

トウモロコシ、小麦、トリ肉（チキン、ターキー）、動物性油脂、コーングルテン、トリ肉エキス、植物性油脂、ポークエキス、ビートパルプ、亜麻仁、米、ミネラル類（カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素）、乳酸、アミノ酸類（タウリン、リジン）、ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物）

次に成分をチェック

成分	保有率	AFFCO栄養基準
粗タンパク	23.4%	18.0%以上
脂質	16.3%	8.0%以上
粗灰分	不明	8.0％以下
粗繊維	1.8%	4.0%以下
水分	不明	10.0%以下

サイエンスダイエット（アダルト）の原材料表をチェックすると、以下のように実際に使用されている原料や品質が分からない食材が存在します。

• トリ肉エキス
• ポークエキス

この2つは一般的には精肉加工過程で出る残渣を濃縮したもので、どの動物から抽出したかはわかります。しかしその動物のどの部位や品質の原料を使用したかについて、またどのような方法で抽出したのかは見ただけではわかりません。

良質な鶏ガラなどを利用していれば、品質面に関してはそこまで心配いらないでしょう。以下のものがまとめて加工されて抽出されている場合、注意しなければなりません。

• 羽毛
• 骨
• 脂肪
• 内臓

病気の動物や死亡した動物を引き取り、動物性油脂を抽出している場合、それらに含まれる成分や品質の悪さから犬の健康が脅かされる可能性もあります。しかし原材料表をチェックしただけでは情報量が少ないため、確かめようがないのです。

ちなみに動物性油脂が良質な油よりも低コストであるため、原材料としても低品質だと言えます。これらのことを考えると品質の良さを売りにしたいのであれば、原材料に関する情報をより積極的に開示する必要があるでしょう。

ドッグフード選びで原材料の品質を重視する場合、よく考えるべきです。

2.安全性（人工・合成添加物の有無）

サイエンスダイエット（アダルト）の成分表示をチェックすると、危険と言われている添加物については使われていません。保存料や酸化防止剤についても天然由来の成分が使われているため、安全性は評価できるでしょう。

しかし完全に安全だと言い切れるわけではなく、やはり小麦やトウモロコシなどの穀物には注意が必要です。穀物がメインである時点で犬にとっては消化に悪く、糖質により太り易いドッグフードであると言えるかもしれません。

低カロリーでも消化吸収の効率によりダイエットに向かない可能性もあるため、人工または合成の添加物だけに注目しないことです。高アレルゲン食品の使用が、添加物を含まないというメリットを帳消しにしていると言えるでしょう。

3.アレルギー対策の有無（穀物&肉類）

まず穀物についてですが、トウモロコシが主原料です。その他にも以下のものが使われています。

• 小麦
• 動物性油脂
• コーングルテン
• ビートパルプ
• 米

穀類を多く含もドッグフードを食べ続けていると、最悪の場合は消化不良により以下の症状で愛犬が苦しむ場合もあります。

• 下痢
• 嘔吐

次に肉類についてですが、本来肉食である犬の消化器官は短いと言われています。新鮮な肉類などの高タンパク質の食べ物を消化し、効率良くエネルギーに変換するのに適しているでしょう。しかし多数の穀物がそれを邪魔しているのです。

アレルギー対策に関しては、穀物が多いため難しいのかもしれません。特に小麦に含まれているグルテンは、犬の消化に悪いと言われているため要注意です。

4.サイエンスダイエット（アダルト）のみんなの口コミ＆評判

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@ wabi_1212がシェアした投稿 – 2018年 9月月28日午後9時46分PDT

少し早めのクリスマスプレゼント🎁 #愛犬 #レオン #エサ入れ #ロンハーマン #RHC #ロンハーマンカフェ #イタグレ #イタリアングレーハウンド #最近 #賢い #喜んでる #様に見える #サイエンスダイエット #散歩 #寒い

Wataru Kumanoさん(@watru26)がシェアした投稿 – 2018年11月月11日午後7時25分PST

5.価格&1日のコスパ

通常購入(Amazon参考)	1,436円(税込)
定期購入	なし
1日のコスパ	47円
送料	購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無	なし
返金保証の有無	なし
お試しの有無	なし

インターネット事業を行う某企業が運営するペットメディアに、目安給餌量に関するデータが以下のようにまとめられていました。

体重	目安給餌量	1日あたりの価格
1キログラム	30グラム	24円
2キログラム	51グラム	40円
5キログラム	101グラム	180円
10キログラム	169グラム	134円
50キログラム	566グラム	447円

他のドッグフードと比較すると、サイエンスダイエット（アダルト）はコスパに優れているかもしれません。高いものが買えない人には、おすすめします。

最安値はどこ？公式・amazon・楽天？

販売元の公式ホームページ上には、サイエンスダイエット（アダルト）の値段に関しては紹介されていません。では通販サイト大手であるamazonと楽天では、どちらが安いのでしょうか。amazonで通常購入すると、以下の通りです。

759グラム	726円
1.5キログラム	1,467円
3キログラム	1,998円

一方楽天で通常購入すると、以下の通りです。

759グラム	918円
1.5キログラム	1,684円
3キログラム	2,675円

またamazonでは2,000円以上の買い物か定期便を選択すると、送料がかかりません。楽天の場合店舗によって送料が異なる場合もあるため、最安値で購入したいのであればamazonがおすすめです。

サイエンスダイエットのラインナップ一覧

サイエンスダイエット（アダルト）以外のラインナップをまとめると、以下の通りです。

• プロ
• パピー
• シニア犬高齢犬用
• 体重が気になる犬用
• ウェットフード

愛犬の年齢や体型、食べさせるための用途を考えて使い分けると良いかもしれません。アレルギーの心配がなければ、獣医に相談するとアドバイスがもらえるかもしれません。愛犬の体質や体型に合っていないものは、避けると良いでしょう。

どれが最適かわからない場合、獣医だけではなく販売元に相談することもおすすめです。どれにすべきか質問すれば、おすすめのものを紹介してくれるかもしれません。その後ペットショップや通販サイトで購入してください。

またどの種類でも、穀物が含まれていることは共通しています。

サイエンスダイエットとプロ･小型犬用の違い

通常のサイエンスダイエットと比較すると、プロの方は免疫力のサポート効果が期待できると言えるでしょう。抗酸化作用があると考えられている野菜や果物が使われているため、効率良く健康状態を維持できるのではないでしょうか。

またプロの場合、以下のような目的に合わせて選択できることも特徴です。

• 避妊や去勢
• 腎臓
• 心臓
• 脳
• 関節

これらに関して健康効果が期待できるため、通常のサイエンスダイエットにはないメリットがあるかもしれません。もちろん通常の方でも飼い主が納得した上で購入し、愛犬にアレルギー反応が見られなければ問題ないでしょう。

2つを比較するとプロの方が特徴的であるため、健康志向の高い飼い主は選びやすいかもしれません。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

総合的に考えるとサイエンスダイエット（アダルト）のメリットは、コスパに優れていることでしょう。金銭的な事情から高級なドッグフードを購入できない場合、安いことは飼い主にとってはメリットではないでしょうか。

しかし消化吸収に悪くアレルギー反応の可能性がある穀物が多く使われていることは、愛犬にとってはデメリットかもしれません。公式ホームページ上でも原材料に関する情報量が限られているため、不安に感じる飼い主もいるでしょう。

犬の体質は人間と同じようにそれぞれ異なるため、サイエンスダイエット（アダルト）は動物病院で検査を受けることが前提になるでしょう。その前提が面倒でないのであれば、飼い主も犬もハマる場合はあるかもしれません。