ドッグフード『ドゥロイヤル』の全てがわかる【原材料･価格･評判】

ドッグフード『ドゥロイヤル』総合評価

ドゥロイヤルの総合評価表

• 原材料の品質
• 安全性
• アレルギー対策
• 食いつき(口コミ)
• 価格･コスパ

ドゥロイヤルには酸化防止剤や保存料、発色剤などの添加物が使われています。これらの添加物の分量に関しては、犬の健康を悪くしないために調整されているでしょう。しかし添加物が入っているだけで、購入を避ける人もいるでしょう。

メインで使用している肉類をチェックすると、以下の3つです。

• 牛肉
• 鶏肉
• 豚肉

このうち牛肉と豚肉を犬が食べることで、アレルギー反応を起こす可能性もあります。また小麦粉やコーンや大豆なども使われていますが、これらのものにもアレルギー反応を起こす可能性があるため注意しなければなりません。

アレルギーに敏感な犬にとって、ドゥロイヤルはおすすめできないかもしれません。もし与える場合、様子を見ながら少しずつ与えると良いでしょう。食いつきや食欲に関してチェックすると、良い内容のものが複数存在します。

しかし添加物と穀類については、考えなければなりません。嘔吐や消化不良などの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

ドゥロイヤルはこんな犬におすすめ

安全性については注意する必要はあるものの、以下に当てはなる犬にはおすすめできるでしょう。

• 高齢になり固いものを食べることができない
• 歯周病の悪化から欠歯がある

半生タイプのドッグフードは、品質面に問題があるかもしれません。しかしドゥロイヤルは主原料が肉であるため、半生フードの中では良質だと言えるでしょう。硬いものを食べられない場合、試してみてはいかがでしょうか。

反対に若くて健康上の問題も特になく、自分の力で硬い物を食べることができる犬にはおすすめできません。若くて健康なうちは硬いものをしっかりと食べた方が、丈夫に育つでしょう。ドゥロイヤルを無理に与える必要はありません。

そもそも犬の歯に問題があれば、適切な治療を受けさせてください。

ドッグフード『ドゥロイヤル』商品特徴

商品名	ドゥロイヤルオリジナル
種類･タイプ	総合栄養食･セミモイストフード
定価(Amazon参考)	3,240円(税込)
対応犬種･年齢	全犬種用･成犬用
内容量	600g
主原料･成分	牛肉
カロリー(100g当たり)	290Kcal
賞味期限	開封前12ヶ月
原産国	日本

ドゥロイヤルの代表的な特徴は、生の肉がふんだんに使われている贅沢なドッグフードであることだと言えるでしょう。アレルギーに関する心配はあるものの、風味や栄養について考えられた独自製法が最大の武器かもしれません。

またドゥロイヤルには、以下の2つのものが配合されています。

• 有胞子性乳酸菌
• クマ笹エキス

有胞子性乳酸菌には腸内の腐敗菌の抑制、健康支持などに効果があると言われています。またクマ笹エキスには古くから防腐や抗炎症抑制に効果があると考えられており、犬の腸内の健康状態を整えるのに良いかもしれません。

さらに酸化検知剤であるエージレスアイが導入されており、未開封の状態で袋に傷やピンホールができていないかチェックできるのです。

販売元の情報

ドゥロイヤルは日本国内のペットフードメーカーから販売されています。地球環境に負担をかけない、ペットといるライフスタイルがモットーです。北海道の工場で製造を行い、鮮度の高い原材料を厳選するなどのこだわりが見られます。

たとえば身体に良いと言われていながら、敬遠されている部分も積極的に使っています。安全性にもこだわりがあるようで、商品特徴として紹介したエージレスアイの導入もその1つです。袋の中を酸欠にして、鮮度を守っているのです。

設立は昭和63年10月のことであり、本社は大阪府茨木市島にあります。公式ホームページ上にある会社案内の説明をチェックすると、ペットをかけがえのない家族の一員と考えて事業に取り組んでいることがわかります。

『ドゥロイヤル』を5つの条件で徹底分析

一般の飼い主ではない専門家からの評判をチェックすると、辛口の内容が多いかもしれません。もちろんドゥロイヤルについて良く評価する内容もあるため、悪い内容と合わせて紹介しますので是非ともチェックしてみてください。

成分やその安全性に関する内容はもちろんのこと、アレルギー対策の有無についても紹介します。購入の際に参考になると思われる口コミや価格情報についてもまとめますので、ドゥロイヤルについて学ぶ良い機会となるでしょう。

1.原材料の品質

まずは原材料を分析

牛肉、鶏肉、豚肉、おから、鮭白子、マッシュポテト、水飴、小麦蛋白、小麦粉、コーンスターチ、米糠、脱脂大豆、卵、植物油、チーズ、ミネラル類(Na、Cl)、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(乳酸Na、リン酸塩(Na)、DL-リンゴ酸)、グリセリン、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)

次に成分をチェック

成分	保有率	AFFCO栄養基準
粗タンパク	24.0%以上	18.0%以上
脂質	7.0%以上	8.0%以上
粗灰分	6.5％以下	8.0％以下
粗繊維	2.0%以下	4.0%以下
水分	30.0％以下	10.0%以下

品質に関してですが販売元の公式ホームページ上の情報によると、工場では以下の工程で作業が行われています。

1. 肉や魚などを専用の機械にかけて処理する
2. ミンチ状にされたものを他の副原料と混ぜながら細かくする
3. 醗酵釜を使い約20時間醗酵熟成させる
4. 醗酵させた原料を機械にかけて殺菌と成形を行う
5. 規定の水分量まで乾燥させて包装する

これらの工程に加え、以下の内容も実施されています。

• 製造の品質チェックを行う
• 品質分析室を設置する

製造作業中に何かが混入する可能性は低く、もし混入していても厳しいチェック体制によりすぐにわかるのではないでしょうか。原材料に関して厳選が行われており、特に肉に関しては他のドッグフードより評価できるでしょう。

犬は元々肉食動物であるため、動物性たんぱく質は必要な栄養素と言えます。動物性たんぱく質は、肉を摂取して摂り込むことができます。肉がメインであるドゥロイヤルは、アレルギーの問題を無視すれば良いご馳走かもしれません。

以上のことから原材料の品質に関して言えば、ドゥロイヤルは高く評価できるでしょう。ドッグフードの品質にこだわりがある飼い主は、今まで与えていたものと比較して購入を検討してみてください。

• 製造の品質チェックを行う
• 品質分析室を設置する

製造作業中に何かが混入する可能性は低く、もし混入していても厳しいチェック体制によりすぐにわかるのではないでしょうか。原材料も厳選されているため、品質に関しては問題ないでしょう。

2.安全性（人工・合成添加物の有無）

ドゥロイヤルの原材料に関する情報をチェックすると、以下の成分が使われていることがわかります。

• エリソルビン酸Na
• ソルビン酸K
• 亜硝酸Na

まずエリソルビン酸Naは酸化防止剤として使われており、人工的に合成された化学物質である合成酸化防止剤でもあります。次にソルビン酸Kは保存料として使われており、犬の身体に悪影響を及ぼす場合もあるかもしれません。

最後の亜硝酸Naも発色剤として使われており、石油や化学物質でできているため健康を考えるとおすすめできません。複数の添加物が使われていることから、ドゥロイヤルの安全性に関する評判はあまり良くないと言えるでしょう。

今までアレルギー反応を見せたことがない犬であっても、体調が悪化するかもしれません。

3.アレルギー対策の有無（穀物＆肉類）

肉類や穀物が複数使われているため、アレルギー対策については高く評価できません。上記でも説明した通り良質な動物性タンパク質の摂取には良いかもしれませんが、良質な肉を食べたことがない犬にとってはリスクがあるでしょう。

また穀物にも注意が必要であり、ドゥロイヤルに使用されている穀物をチェックすると以下のものが挙げられます。

• 小麦蛋白
• 小麦粉
• コーンスターチ
• 米ぬか
• 脱脂大豆

犬は肉食動物であるため、これらの穀物を消化吸収することが苦手だと考えられています。穀物により消化器官を弱めて消化不良を起こす可能性もあり、それが原因となりアレルギー反応が起きてしまう場合もあるかもしれません。

これらのことから、アレルギー対策にはなかなかできないのでしょう。

4.ドゥロイヤルのみんなの口コミ＆評判

いぬのわんごはんのサンプルをいただいたので少し食べさせたけど、残念ながらうちのまりこの常食にはならなそうだわ。今はドゥロイヤル。

— 辻本康江 (@yasue_t) 2012年3月14日

最近ドッグフードの 食いつきが悪くなった🌀 それでも、わがままには 屈しないようの知らんぷりを 決めてたのだが… 根負けした💦 #ドゥロイヤル #ドッグフード #シニア犬用 いつも頂いたサンプルを ご褒美であげていたフード。 お高い‼️👀 💦🌀 混ぜ混ぜしてあげたら。 食いつきがまったく違う。。。 そりゃ 美味しいでしょうね💯

Leon―Yさん(@tomoko_yoshiba)がシェアした投稿 – 2018年 9月月7日午後7時37分PDT

【我が家のお嬢のお気に入り♡】 ウチのはるちゃん🐶の大好きなオヤツ『鹿肉五膳』もちろん国産で漢方薬局と共同開発されている、健康スナックです‼️ このオヤツだけはパピーの頃からずっと食べてます。大きな病気もなく、毛並みも良いのはこれのお陰なのかなーとも思います(^^) ✳︎ 今回はこのオヤツといつも食べてる半生フードのドゥロイヤル。 ✳︎ オヤツに限っては決して安くはないのですが、メルカリで見つけたshizukuさんというSHOPが本当に親切で市販で買うよりかなーり安くて何回もリピートしています‼️ 上の箱のフードと鹿肉五膳2袋以外は全部プレゼントのおまけです😢毎回豪華〜 ありがたいです。 ✳︎ 市販や楽天などでオヤツなど買われている方はぜひ問い合わせしてみてください♪ 取り扱いがあれば超オススメです♪ フリマアプリ「メルカリ」で しずく☆8月10日〜17日お休みです！さんが販売中 https://www.mercari.com/jp/u/265746920/ #鹿肉五膳 #ドゥロイヤル #ワンコおやつ #ペットフード#チワワ#chihuahua #メルカリ #半生フード #漢方#漢方薬局#鹿肉 #馬肉五膳#shizuku

マスオヨウコさん(@masuoyoko)がシェアした投稿 – 2017年 8月月2日午後7時03分PDT

5.価格＆1日のコスパ

通常購入(公式参考)	3,240円(税込)
定期購入	なし
1日のコスパ	108円
送料	送料無料
定期購入の回数縛りの有無	なし
返金保証の有無	なし
お試しの有無	なし

ドゥロイヤルの公式情報をチェックすると、価格は600グラムで3,000円です。1.2キログラムのものは5,300円であり、他のドッグフードと比較すると高いかもしれません。amazonと楽天の情報をチェックすると、以下の通りです。

• amazonでは600グラムが2,456円で1.2キログラムが3,591円
• 楽天では600グラムが2,250円で1.2キログラムが3,325円

上記のデータはいずれもオリジナルというシリーズに関するもので、どちらも公式情報より安いことがわかります。通販であるため送料がかかる場合もありますが、割引サービスなどを上手く利用すれば安く購入できるでしょう。

金銭的に余裕がない飼い主は、amazonと楽天の利用をおすすめします。

ドゥロイヤルのラインナップ一覧

ラインナップを挙げると、以下の3つのものが存在します。

• オリジナル
• シニア
• ライト

オリジナルは3つの中で最もオーソドックスなものであり、どれを買い与えれば良いか迷った場合におすすめです。シニアは噛む力が弱くなった高齢犬に配慮したもので、他のドゥロイヤルよりも少し軟らかいため食べやすいでしょう。

加齢からくる関節の衰えを考慮し、以下の成分が使われています。

• グルコサミン
• コンドロイチ

この2つは関節を構成する成分であるため、犬の健康をサポートする上で重要になるでしょう。一方ライトは肥満体型である犬に配慮したもので、以下の成分が使われています。

• ギャバ
• Lカルニチン

この2つは脂肪の分解をサポートする効果が期待できると言われているため、愛犬のダイエットを考えている飼い主におすすめです。このようにドゥロイヤルには複数のラインナップが存在し、用途に合わせて使い分けができるのです。

愛犬の健康状態をよく考えて、どれを選ぶべきかを見極めてください。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

まとめた特徴や口コミ上の評判を総合的に考えると、まずドゥロイヤルのメリットは品質の良さにあるでしょう。厳選された原材料と工場の工程に関しては、公式ホームページ上にも情報が存在するため信用性が高いと考えて良いでしょう。

しかしアレルギー対策の有無を考えると、品質は良くても安全性についてはデメリットがあるかもしれません。原材料の品質と成分の安全性については別の問題であるため、高級だからという安易な理由で与えないことをおすすめします。

ドゥロイヤルにはメリットとデメリットの両方があることをしっかり覚えておき、まずは愛犬の健康状態を詳しくチェックすべきです。アレルギー反応について心配がなければ、試しにオリジナルから与えてみてください。