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愛犬の涙やけの予防はどうする?【今すぐできる8つの対策】

涙やけの子犬

愛犬の顔が大好きという飼い主が多いですが、いつの間にか目の周りが変色しているという事があるかもしれません。目の周りが茶色っぽくなったり、黒っぽくなったりすることがあります。

これは涙やけと呼ばれるもので、対策や予防が必要となります。涙やけは、犬の健康に深刻な影響を与えるものではありませんが、体の異常を訴えるサインでもあります。

また目の周りが涙で湿っているため、雑菌が繁殖しているのです。どうやって予防と対策ができるのか、調べてみましょう。

涙やけが起こる原因とは?

チェックリスト

涙やけが起きてしまう原因は、いくつかあります。

  • 犬種
  • 涙管の障害
  • アレルギー
  • 代謝障害

愛犬が涙やけになってしまう原因は、犬種ゆえという事がありますよ。ポメラニアンやテリア、またトイプードルは、涙やけになりやすいと言われています。

さらに涙管に障害があると、涙が異常分泌されて、目の周りに目やにが溜まります。老廃物が涙管に溜まることや、炎症で涙管が狭くなっていることが考えられるので、病院などで診察してもらいましょう。

花粉やほこりに、アレルギー反応をしている犬もいます。おしっこが出にくくなっていて、体の排泄しなければいけない成分が涙によって出されているケースもあります。

涙やけの対策方法を紹介

医師

涙やけは愛犬の顔を汚してしまうので、飼い主にとったら、すぐにでも解決したい問題です。愛犬の整った顔が涙やけで黒くなったり、茶色くなったりすると残念な物です。

他の人が見たら、飼い主はどうしてキレイにしてあげないのだろうと思われることもあるかもしれません。

目の周りの涙を気にして、痒そうにしている犬をみるのも気の毒です。飼い主にとっても犬にとっても、なんとかしたい涙やけに、どのように対処したら良いですか。いくつかの対策方法を紹介していきます。

水分を多く摂取する

犬

最初にできる対策方法は、水分をできるだけたくさん摂取する方法です。涙がたくさん出すぎているのに、さらに水分を取るのは矛盾しているように思うでしょう。

しかし、水分摂取はとても重要なのです。どうしてでしょうか。

  • おしっこの出を良くする
  • 汗をよくかくようになる
  • うんちのリズムが良くなる

水分を十分に摂取していないと、代謝トラブルが起きます。おしっこや汗、そしてうんちによって老廃物が外に出ないので、代わりに涙がたくさん出て老廃物を排出しようとするのです。

特に夏場は水分不足になりやすいですから、意識的に水を飲ませて下さい。ドライタイプのドッグフードも水分不足にさせますから、ぬるま湯などと一緒に与えましょう。

運動不足を解消する

犬

運動が不足すると、涙やけになりやすくなります。涙やけの予防として、定期的に運動をさせてあげて下さい。運動をさせることには、どんなメリットがあるのでしょうか。

  • おしっこの回数が増える
  • 老廃物が溜まりにくくなる

愛犬を運動させてあげると、おしっこの回数が自然と増えます。例えば、お散歩の時間を長くしたり頻度を増やしたりすると、マーキングのために自然とおしっこをするようになってきます。

結果として老廃物が体内に溜まりにくくなって、涙やけを予防できます。涙やけがひどいときには、おしっこの回数が減っていないか気にして下さい。

そんな時には公園で思い切り走らせてあげたり、散歩の距離を伸ばしたりしてあげると改善することがありますよ。

体の代謝を改善する

犬

涙やけは体に老廃物が溜まってくると、発症する傾向があります。ドッグフードを食べても、胃や腸で消化されないと老廃物が溜まってきます。

そんな時に老廃物が溜まりやすいのが、鼻涙管です。ここに不純物が溜まってくるなら、涙の過剰分泌が始まるのです。

食べたものの消化と、吸収のリズムを整えるのに効果的なのがサプリです。人気の犬用サプリには、どんな特徴があるでしょうか。

  • 酵素配合
  • 乳酸菌配合

胃と腸を整えるサプリを飲ませると、涙やけの対策ができることがあります。人気のサプリには、酵素が配合されています。酵素は腸の中の善玉菌を増やしてくれます。

乳酸菌は酵素の働きを最大限に引き出すものです。結果として、胃と腸が消化と吸収のリズムを取り戻します。

おやつを見直すまたはやめる

犬

時々おやつが原因で、涙やけになる犬がいます。どんなおやつが、涙やけになりやすいのでしょうか。

  • 添加物が入っている
  • 酸化した油の塊

添加物が入っていたり、酸化した油が含まれていたりすると、犬の体がアレルギー反応を起こします。涙管が炎症して細くなる事や、不純物が溜まり涙の質が悪くなることがあるので要注意です。

ビーフジャーキーなどをおやつであげていると、涙やけになる確率が上がってしまいます。おやつをあげるにしても、添加物フリーのものや酸化した油が入っていないものにして下さい。

添加物フリーでも含まれているタンパク質に反応して、涙やけが出てしまいますから、涙やけがひどいときには、おやつを一旦停止してみるのも良いでしょう。

目の周りを清潔に保つ

犬

涙やけの対策として、目の周りを清潔に保ってあげるのも効果的です。犬種によっては他の犬よりも、涙の量がどうしても多くなります。

こまめに出てきた涙を拭いてあげると、目やにができにくくなり、雑菌も繁殖しません。目の周りが茶色くなることや、黒くなる色素沈着を防げます。

ここがポイント少し目やにが溜まってしまったときには、ぬるま湯で濡らしたティッシュや、ウェットティッシュで拭いてあげるならキレイになります。

神経質な犬は、目の周りを拭かれることを嫌がるかもしれません。そんな時には、下記のようなアロマオイルを使って下さい。

  • ローマンカモミール
  • ラベンダー

これらのアロマオイルを4倍から6倍程度に薄めて、コットンに含ませ、優しく拭き取って下さい。良い香りでリラックスします。

定期的にトリミングをする

犬

毛の長い犬種だと、目の周りの毛が目に入って、涙の量が増えてしまいます。目は異物が入ると、涙をたくさん出して異物を外に出そうとします。毛が伸びすぎて目の中に入る時、異物と判断されてしまいます。

毛が目の中に入るだけではなく、角膜などを傷つけてしまうなら、炎症を起こし、角膜炎になることもあるでしょう。角膜炎になると痒かったり痛かったりするために、犬が手で目をかこうとします。

それで余計傷が深くなることや、傷が増えることがあるので、注意して下さい。家が目の中に入らないようにするために、定期的にトリミングをする事で、涙やけの対策や予防ができます。

注意点

特に目の周りの毛を、丁寧に切るようにして下さい。顔の毛が伸びてきて目の中に入りそうだなと思ったら、すぐにトリミングをしてあげましょう。

老化防止をする

犬と女性

老犬になってくると、老廃物が体外に出にくくなります。全体的におしっこの量も減ってきますし、涙管が炎症しやすくなってくるのです。

当然のことながら、愛犬の老化を止めることはできませんが、遅らせることはできます。健康的に年を取っていけるような、サポートをする事はできるのです。

老犬の老いを少しでも送らせられるなら、涙やけを効果的に予防することができるでしょう。どんな方法で老化防止ができるのでしょうか。

  • 定期的な運動
  • マッサージ

年を取ると散歩を嫌がるかもしれませんが、大好きなおもちゃなどを使って公園で遊んであげて下さい。

気持ちの良い原っぱなどに連れ出してあげて、外の空気に触れてもらうことでリフレッシュさせることも可能です。優しくマッサージするのも良いですよ。

ドッグフードを見直す

犬

涙やけの対策と予防は、ドッグフードを見直すことです。できるだけ品質の良いものをあげたいですが、どんなドッグフードを選ぶべきでしょうか。

  • 動物性タンパク質
  • 添加物フリー

値段だけで選んでしまうと、涙やけの原因になるような成分が含まれてしまいます。例えば、植物性のタンパク質は価格が安くドッグフードに配合しやすいですが、犬の体に老廃物を溜まらせる原因となります。

消化吸収がしやすい動物性タンパク質が、配合されているものを選んで下さい。保存料や着色料、そして香料などの添加物が入っていないドッグフードを選んで下さい。

全てが入っていない物は多くないですし、値段も高くなります。涙やけがひどいときには高価でもしようが無いですが、普段は安くても、できるだけ添加物の量が少ないものを選ぶのがおすすめです。

症状が改善されないなら病気の可能性も

パソコンを使う女性

症状がどうしても改善されていかないときには、病気の可能性も考えて下さい。どんな病気が考えられるのでしょうか。

眼瞼内反症

犬

眼瞼内反症とは、まぶたが変形して中側にめくれていることです。反対に外側にめくれていることを、眼瞼外反症と呼びます。眼瞼内反症や眼瞼外反症になると、目を刺激して涙やけになることがあります。

ひどいときには角膜だけでなく、結膜を炎症させます。眼瞼内反症や眼瞼外反症に、どうしてなってしまうのでしょうか。原因は先天的な物がほとんどで、生まれつきまぶたの形が異常であることです。

目の周りにある筋肉や神経の形が、おかしいときになるようです。筋肉や神経が異常に発達しているときにも、これらの症状が見られることもあります。

動物病院で治療する

医者

眼瞼内反症や眼瞼外反症になったときには、どうやって治療したら良いでしょうか。飼い主ができることはあまりないので、病院に行くようにして下さい。

病院では治療のためにまつげを抜いたり、手術でまぶたの形を整えたりします。症状があまり進んでいないときには、目薬を処方して症状が改善していくのを待ちます。

早ければ早いほど、内科的な治療だけで対処することができますから、まぶたに異常を感じたときには、すぐに病院へ行くようにしましょう。

先天的な異常のことがほとんどのため、子犬の段階で気がつくことがあります。早めに気がつけば、手術をせずに直せる可能性があります。

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涙やけの予防はできる?

チェック

涙やけの予防は、流れる涙によって雑菌が繁殖しないようにすることです。根本的な予防をするのは難しいですが、涙をこまめに拭いてあげること、である程度の予防をすることは可能です。

気がついたときに、目の周りを拭いてあげて下さい。目の周りを拭かれるのを、どうしても犬が嫌がるときはどうすれば良いのでしょうか。

アロマでリラックスさせる以外に、ご褒美を上げることもできます。拭き取らせたら、思い切り褒めてあげるとか、お気に入りのおもちゃを出してきてあげるのも良いでしょう。

ここがポイント目に炎症があるときには、拭かれると痛いので嫌がることがあります。何をやっても嫌がるときには、目に何か異常があるのかもしれません。病院に行って、一度診察してもらうと安心です。

まとめ

先生

愛犬の涙やけの対策と予防を行なう方法は、いくつもあります。涙やけになったときには、どうして涙がたくさん出ているのか原因を知りましょう。それから対策方法をいくつか試していくのが、おすすめです。

水分不足や運動不足で涙やけになることがありますから、水分摂取を促すことや、お散歩の回数を増やすことができます。体の代謝を改善するために、サプリを与えることもできるでしょう。

ここがポイント老廃物を貯めやすいおやつや、ドッグフードなどの食べるものを見直すのも重要なポイントです。

目の周りをきれいにすることや、定期的にトリミングをするのが、効果的と感じている飼い主も多くいます。

老化防止のために運動をさせたり、マッサージをしたりしてあげるのも良いですよ。愛犬の涙やけを、これらの方法でしっかり予防していきましょう。

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