小型犬の飼い主さん必見!膝蓋骨脱臼の予防方法を4つ解説!

犬が膝蓋骨脱臼になってしまう原因は様々で、健康を意識して飼育していても思わぬハプニングが起きてしまうかもしれません。たとえば外部からの強い衝撃などが原因で、愛犬が突然膝蓋骨脱臼になってしまうこともあるでしょう。
その他の生活習慣や遺伝による影響も考えられますが、これらは予防できないわけではありません。いくつか予防法が存在するため、愛犬の健康を守りたいのであれば是非とも以下にまとめる内容を参考にしてみてください。
犬の膝蓋骨脱臼とは?
犬には太もも前面に大腿四頭筋と呼ばれる筋肉があり、そこに付属する骨を膝蓋骨と言います。ちなみに大腿四頭筋とは股関節の近くにある骨とけい骨を結ぶ骨であり、膝を効率良く伸ばすためにあると考えられています。
膝蓋骨は大腿四頭筋が大腿骨の真正面で問題なく伸び縮みできるよう、大腿骨の真正面にある滑車溝と呼ばれるみぞの上から筋肉をずらさないようにする役割を持ちます。 膝蓋骨脱臼とは、そのみぞから膝蓋骨が外れた状態です。
また犬の膝蓋骨脱臼には、主に以下の3つの種類が存在します。
- 大腿骨から内側に外れてしまう膝蓋骨内方脱臼
- 大腿骨から外側に外れてしまう膝蓋骨外方脱臼
- どちら側にも外れてしまう両側性膝蓋骨脱臼
獣医の触診によりいずれかだと判明すれば、早急に治療を行う必要があるでしょう。またペットに関わるインターネット関連サービスを行う企業が運営する情報メディアによると、上記の3つの中では膝蓋骨内方脱臼が最も多いです。
膝蓋骨脱臼になりやすい犬種
上記の情報メディアにまとめられているデータによれば、膝蓋骨脱臼になりやすい犬種は以下の通りです。
- ポメラニアン
- トイプードル
- チワワ
- マルチーズ
- パピヨン
- ジャックラッセルテリア
- 柴犬
- フラットコーテトレトリバー
- グレートピレニーズ
2016年のイギリスで、20万件以上の犬の医療データによる統計調査に関する報告が行われたことがありました。ある獣医大学のチームにより、イギリス国内における膝蓋骨脱臼の有病率と危険因子に関するデータが明かされたのです。
ポメラニアンやチワワなどの小型犬について、膝蓋骨脱臼の有病率が高いとの結果が出ました。
膝蓋骨脱臼の原因と症状
原因として様々なことが考えられますが、主に以下の2つが関係しているでしょう。
- 外傷による場合
- 遺伝による場合
まず外傷について説明しますが、犬の怪我ができない人は人間にたとえるとわかりやすいかもしれません。スポーツをしている人が対戦相手と激しくぶつかった場合、また歩いている人が交通事故に遭遇した場合を考えてください。
外部から強い衝撃を受けたことで骨やその周辺の組織にダメージが伝われば、脱臼してしまう可能性もあるのです。同じように犬の身体にも強い衝撃が加われば、膝蓋骨脱臼の原因になる可能性もあるため注意すべきなのです。
犬の膝蓋骨脱臼の予防法としては、以下の内容に日ごろから気を付けると良いでしょう。
- 転倒
- 衝突
- 交通事故
- 落下
- 急な方向転換
- 関節の形成異常
上記のうち関節の形成異常に関しては先天性のものもあるため、後天的なものに注意すると良いでしょう。次に遺伝による場合ですがある犬専門の情報メディアが紹介するデータによると、以下の犬種に見られることが多いです。
- チワワ
- ヨークシャーテリア
- ポメラニアン
- トイプードル
- ティーカッププードル
上記に該当する場合、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。
膝蓋骨脱臼の症状
犬の膝蓋骨脱臼の症状は、以下の通り4つのグレードに分かれています。
- グレード1
- グレード2
- グレード3
- グレード4
まずはグレード1ですが、膝蓋骨は正常な位置にあります。膝をまっすぐ伸ばした状態で膝蓋骨を指で押すと脱臼を起こすことがあり、離すと元の位置に戻ります。また以下のような症状が見られる場合もあります。
- スキップのような歩き方をする
- 脱臼したときに痛がる
- 足を上げる
症状が見られないこともグレード1の特徴ですが、もし疑いがあれば獣医に看てもらいましょう。次グレード2の特徴は、通常であれば膝蓋骨は正常な位置にあるはずです。しかし膝を曲げることで、脱臼してしまう場合もあります。
脱臼した膝関節は足をまっすぐにしたり、指の力で押すと元に戻る場合もあります。元に戻せる場合もあるため、日常生活には大きな支障はないでしょう。

ただしグレード2を放置してしまうと、グレード3に移行してしまうかもしれませんので注意してください。
グレード3では膝蓋骨は脱臼したままの状態が通常となり、指で押すと一時的に元の位置に戻ることもあります。しかし常に膝がねじれてしまっているため正常な歩行が難しくなり、足がまっすぐ伸ばせない場合もあります。
最期にグレード4ですが、常に脱臼した状態であり指で押しても元に戻りません。それに加えて以下のような特徴もあります。
- 骨の変形が重度である
- 大腿四頭筋が硬直化する
膝蓋骨脱臼の予防方法
犬を膝蓋骨脱臼から守るための予防法には、以下に挙げる4つがあります。
- 体重の増減
- 日常生活
- 運動
- 間接に良いドッグフードを食べさせる
以上のことは犬だけではできないと思われますが、飼い主が責任を持って世話をすれば達成できるでしょう。日ごろから予防法を意識して健康的な生活を続ければ、その犬は一生病気や怪我とは無縁でいられるかもしれません。

1.体重の増減
犬が肥満である場合、関節やじん帯にストレスを与えてしまうかもしれません。膝蓋骨脱臼は関節の異常であるため、肥満の犬は適度な運動や食事などでダイエットを行い、体重をコントロールすることが予防法になるでしょう。
肥満ではない標準体型の犬も、体重が増加してストレスを与えないように体型維持をすることが重要です。既に膝蓋骨脱臼になってしまっている犬でも、体重の増減を管理することで症状が発現しなくなる場合もあります。
また運動を行う場合、過度なものは犬に負担をかけてしまう場合もあります。かと言ってまったく動かないことも不健康の原因になるため、適度に散歩させると良いでしょう。飼い主も一緒になって歩けば、気分転換になるはずです。
2.日常生活
犬の関節に負担がかかる場面は過度な運動だけではなく、日常生活のさり気ない風景の中にもあるかもしれません。日常生活では以下に挙げる内容を意識しながら世話をしましょう。
- ペットクリニックで膝関節の状態をチェックしてもらう
- 階段の上り下りやソファへの飛び乗りをさせない
- 興奮状態の際は暴れさせない
- フローリングの上に滑り止めマットを敷いておく
- 過度のボール投げやフリスビーなどで身体を急回転させない
- 砂利道は足を踏みはずすこともあるためなるべく避ける
たとえば犬を室内で飼っている場合、階段やソファに工夫を加えることは簡単にできるのではないでしょうか。階段ではなるべく飼い主が身体を支え、膝蓋骨脱臼を防ぐようにしましょう。
3.運動
予防法になり得る運動は散歩だけではなく、屈伸運動などもおすすめです。屈伸運動をさせる場合、以下の手順を参考にすると良いでしょう。
- 犬を仰向けの体勢にさせる
- 後ろ足を手で持ち膝関節の屈伸をさせる
- 1回の運動で100回から200回を目安にする
- 3までを1日2回から3回行う
上記の内容を日常的に続けることで、膝蓋骨脱臼を予防できるかもしれません。またダイエットを目的とする場合、水泳がおすすめです。犬が入れるプールを利用するか、通販で購入できる安いペット用プールがあると良いでしょう。
どのような運動をさせれば良いかわからない場合、獣医やブリーダーなどに相談すれば何かアドバイスがもらえるかもしれません。
4.関節に良いドッグフードを食べさせる
品揃えの良いペットショップに行けば、関節に良いとされているドッグフードやその他犬用の食べ物が取り扱われているでしょう。グルコサミンやコンドロイチンなどは、関節をサポートする効果が期待できると言われています。
通常のドッグフードしかない場合でも、グルコサミンやコンドロイチンなどの成分が配合されたふりかけを混ぜるなどの予防法もあります。その他にも関節に良いとされる成分が含まれたものを選べば、効果が期待できるでしょう。
ペットショップでは取り扱われていない場合、ペット用品専用のネット通販などで探してみてください。またペットクリニックを受診すれば、そのクリニックで開発されたオリジナルのドッグフードが購入できる場合もあります。
膝蓋骨脱臼の治療内容
予防法を実践しても膝蓋骨脱臼になってしまった場合、根本的な治療が必要になるでしょう。まず治療内容ですが、主に以下の2つに分かれています。
- 内科的治療
- 外科的治療
内科的治療では内服薬やサプリメントの処方、半導体レーザー治療などが行われるはずです。また運動や体重のコントロールに関するアドバイスを獣医からもらえる場合もあり、人間と同じように定期的な人間診断なども可能でしょう。
一方外科的治療の場合、主に以下の2つに分かれるでしょう。
- 骨組織の再建術
- 軟部組織の再建術
どちらも手術であるため、ペットを入院させなければならない場合もあります。手術や入院が必要な場合、内科的治療よりも治療費が高くなるかもしれません。何故治療費がかかるかは、事前に説明を受けておきましょう。
まとめ
紹介した予防法を一度にすべて実践することは飼い主にとっては負担になり、犬にとってもストレスになるかもしれません。いきなり生活習慣がガラリと変わってしまうと、不慣れから犬が落ち着けなくなってしまうかもしれません。
まずはできそうな予防法から始め、犬の様子がおかしくなければ徐々に様々な方法を試すと良いでしょう。効果が現れたものは徹底的に続け習慣化すると、膝蓋骨脱臼以外の病気や怪我も予防できるのではないでしょうか。
症状がひどくなると治療費やその他諸々の負担が大きくなることも考えられます。日常的に予防法を続けていればペットクリニックへの通院や入院の機会がなくなり、結果的に飼い主の経済的な負担も抑えられるはずです。
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