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犬の病気・症状

2日以上続く便秘は要注意!愛犬の便秘を改善する対策方法を大公開!

草むらを走る犬

犬は人間よりも頻繁に便をする動物ですから、毎日きちんと排便がない場合、何らかのトラブルを抱えることもあります。便秘が元となり病気を引き起こしてしまうケースも多いので、犬の便秘に関しては常日頃からケアしてあげることが大切です。

便秘と聞くと大したことのないように感じてしまいますが、このように犬にとって便秘はタブーですから、便秘になることのないように対策に取り組む必要があります。犬が元気に長生きするためにも、便秘の対策や改善方法を積極的に学んでいきましょう!

犬の便秘は何日から?

聴診器・ボールペン

人間の場合ですと、丸3日便が出ないことはわりと頻繁にあることで気にしない方も多いかもしれません。一方で犬は人間とは違い、基本的には1日に数回は便をするのが普通です。ですから人間と異なり、2日以上便が出ないのは便秘の症状が現れています。

また特徴として成犬よりも子犬の方が1日に便をする回数は多いですから、普段の便の回数と比較して検討してみましょう。もちろん成犬であったとしても、2日以上便が出ないのは便秘になっていますので対策が必要です。

仮に便自体は出ていたとしても、いつもと異なり固いものや、少量しか出ない場合ですと便秘の初期症状と言えます。万が一排便が5日出ない時などは病気などの危険が潜んでいるサインかもしれませんので、すぐに動物病院に行きましょう。

最近食欲がないんだよなー

便は出ていますか?もし、便が2日以上でてないと体調不良になって食欲低下していることも考えられます。

便秘による症状

眠っているパグの赤ちゃん

犬が便秘になった時に出る症状は実にいろいろあり、1つだけが現れることもあれば複数の症状を同時に引き起こすこともあります。

以下のような症状が見られる際には便秘の兆候がありますから、いつもよりも注意深く犬を観察することが大切です。

  • お腹にコリコリと違和感のある膨れが生じている
  • お腹を触られるのを嫌がる
  • トイレに何度も行くのに排便しない
  • 固く少量のいつもとは異なる便が出る

このような便秘の始まりの症状にすぐ気づくことができれば、家庭でのケアで十分に対処することも可能ですから、普段からの様子のチェックが大事になってきます。違和感にすぐに気づけるように、日頃から犬との時間をたっぷりと取りましょう。

上記のような症状以外にも、食欲の低下や嘔吐などが見られる際には要注意です。便秘以外にも何らかの病気を患っている可能性がありますので早めに動物病院で受診しなければなりません。

いずれにしろいつもと違うという違和感を覚える症状が現れた場合には、犬からのSOSのサインです。便秘の可能性がある場合には、疑い深く様子を観察するくらいでもいいかもしれません。

便秘が悪化するとどうなる?

抱っこされるブルドッグ

軽い便秘の症状であれば少し運動をさせたり水分を与えれば、自然と治ることがほとんどです。とはいえ勝手によくなるケースだけでは決してなく、症状が一向に回復しないケースというのも中にはあります。

特に留守がちな家庭の場合ですと便秘の初期症状に気づきにくいため、便秘初期のうちに適切な対応を取ることができず症状が悪化してしまう可能性もあるでしょう。便の状態は犬の健康を管理する大事なポイントですから、普段から気を配る必要があります。

万が一便秘の症状が悪化してしまうと、腸内でますます悪玉菌が増加してしまい腸内環境が著しく悪くなってしまいます。そうなりますと癌など別の病気を患ってしまうこともあるため、やはり早めのうちに治してあげなければなりません。

便秘の原因

虫眼鏡と?

犬も人間同様に便秘になることがある動物ですがその理由は一体何なのでしょうか?犬が便秘になってしまう理由として主に以下のようなものがありますので参考にしてみて下さい。

  • 運動量が足りていない
  • 環境変化などからくるストレス
  • 適切な水分を摂取していない
  • 食事内容のバランスが悪い
  • カルシウムを過度に摂取している
  • トイレが自体に恐怖心や嫌悪感がある
  • 何らかの病気からくる便秘

このように犬が便秘になってしまう理由というのは実に沢山あり、このうちの何か一つだけが当てはまる場合もあれば、原因が複数あり便秘の症状が出ていることもあります。いずれにしろ便秘になっているのには、何らかの理由が潜んでいるからです。

便と密接な関係のある食事が問題の場合もあれば、生活環境が思わしくないなど外部要因が原因になっていることもあるでしょう。もちろん犬の体調自体に原因があることもありますので、何が原因かをまずは見極める必要があります。

なぜ犬が便秘になってしまったのかその理由を突き止めることができれば、適切な対策をいち早く施すことができます。それにより便秘を慢性化させることなく犬の健康面を良好に保つことができますので、該当する理由はないかを考えてみましょう。

便秘対策・改善するには

指をさす男性医者

便秘になってしまった時に気になるのは、便秘対策や改善方法として有効なものにどのようなものがあるのかです。便秘対策にも色々とありますので、まずはどのような種類があるのかを学んでいきましょう。

便秘対策はどれも犬の健康維持には欠かせないものになりますので、常日頃から便秘予防として取り組むのもよいでしょう。ちょっと気を遣うたけで簡単に出来るものもありますので、生活の中で自然に取り入れていくのがおすすめです。

水分をよくとる

ペットボトルから水分補給する犬

便秘対策として水分をよく摂るように促してみましょう。軽度の便秘の場合、十分な水分を摂取するだけで症状が回復することもあるため、便秘に気がついたらすぐに実施するとよいです。効果的な水分の与え方として以下のようなものがあげられます。

  • ドッグフードを水でふやかす
  • 野菜や果物など水分量の多い食事を与える
  • 出汁など犬好みの味の水分をあげる
  • スポイトを使って水を飲ませる

特に夏場などの暑い日は普段以上に水分を摂る必要がありますし、逆に冬の寒い日は無意識のうちに飲む水の量が不足するものです。水分を摂ることは普段から意識したいものです。

注意点

ただし下痢にならないように、極端に多くあげる必要はありません。

ダイエットをする

走り回る犬

意外に感じるかもしれませんがダイエットをするというのも、便秘を防ぐための効果的な手段です。肥満犬の場合ですと、過度についた脂肪が原因で消化機能が低下しているため、慢性的な便秘に陥っている犬が多いです。

肥満はまた便秘になるだけではなく、他のさまざまな病気を引き起こす原因にもなりますので、やはり適正体重をキープするのは非常に大事なことです。犬種ごとに適正体重は異なるため、自分の愛犬の適性体重を把握しておきましょう。

ダイエットをすることで肥満が解消されますので、自然と便秘が治ることもあります。またダイエットのためにおこなう運動は、便秘対策にも効果的ですから、日頃から身体をよく動かす癖付けをしてあげるとよいでしょう。

食事を変える

ご飯を食べる犬

便秘になってしまった時は、食事内容は偏りのないバランスが取れたものを食べていたかどうかがあげられます。例えば普段の食事が粗悪なものであったり添加物が多いものですと、上手に消化することができずに便秘になっている可能性があります。

食べたものの内容というのはダイレクトに便の質に繋がりますから、質のよい食事を摂れていれば便も状態のよいものが排泄されるはずです。

ここがポイント一度普段食べている食事の成分表示などを確認し、内容を見直してみましょう。

特に普段よく与えるドッグフードの原材料に問題があるケースも時としてあります。身体に問題がないのに便秘の場合には、食事を変えることで改善されることもありますので、ぜひ試してみましょう。

便秘対策に有効な食べ物

エサをもらう犬

便秘解消を促す食材として、例えば以下のようなものがあげられます。もし便秘に気づいたらドッグフードに加えるなどして、様子を見ながら与えてあげるとよいでしょう。

  • 無糖ヨーグルト
  • キャベツやキュウリなど水分量のある野菜
  • 植物繊維が豊富なイモ類
  • オリゴ糖

このような食材を摂取することによりスムーズな排便の手助けになりますので、食事内容の改善をしてみましょう。また逆にカルシウムは摂りすぎると便秘になってしまうものとして知られています。

犬によく与える骨などにはカルシウムが含まれているため、知らず知らずのうちにカルシウムの過剰摂取になっている可能性もあるでしょう。食事内容に問題がないかどうかを検討し、便秘時におすすめな食べ物に変えてあげましょう。

マッサージをしてあげる

マッサージをする犬

犬の便秘対策の手段として、マッサージをしてあげるというのもよいでしょう。マッサージであれば特に何も準備する必要がなくすぐにでも実践できますので、手軽な方法として役立ちます。

マッサージをしてあげることでコミュニケーション不足の解消にも繋がりますし、犬の精神的な安定にも繋がります。リラックス効果もありますので、以下のおすすめマッサージの手順を踏まえて実践してみましょう。

  • 犬を仰向けに寝かせる
  • 手を使い、包み込むようにおへそから時計まわりでゆっくりとなでる
  • これを数回繰り返す

力を入れすぎることなく、優しく声をかけながらマッサージしてあげると犬も喜ぶでしょう。気分も落ち着きストレスも軽減されることから、精神的なものからくる便秘にも効果が期待できます。

サプリメント

エサを待つ二匹の柴犬

便秘を治してあげるための手段としてサプリメントに頼るというのも一つの方法です。犬用のサプリというのも販売されていて、腸内環境の改善が期待できるため、普段から便秘対策として取り入れるというのもおすすめになります。

サプリメントは食事だけでは補うのが難しい場合などに非常に役立ちますので、もしも食事の変更で便秘が解消されない時には上手に利用してみるとよいです。またドッグフードに混ぜてあげるという方法もあるため、口当たりのよいものを見つけましょう。

サプリメント選びで気を付けたい点としては、やはりサプリメントの成分で、添加物が多めに含まれているものなどは避けた方が無難です。安心できるメーカーのものを選ぶなど、値段ではなく品質重視で選びたいものです。

運動をする

走るビーグル

便秘解消のためには運動をおこない、腸の働きを活性化させてあげるというのも大切です。もちろん便秘が悪化し食欲がなかったり嘔吐している際には、何らかの病気を引き起こしている場合もあるため無理に運動させてはいけません。

体調に問題がないのであれば運動は健康維持のためにも重要ですから、ぜひ日頃から動くように誘ってあげましょう。特に室内犬ですと知らず知らずのうちに運動量が不足している場合もあるため注意が必要です。

毎日お散歩をしていたとしても、それだけでは運動が足りておらず、必要な運動量を確保できていないケースもあるでしょう。どのくらいの運動量が適正であるのか、犬種ごとに一度見直し、改善が必要かどうか考えてみましょう。

雨の日が続いた場合は運動はなにしたらいいの?
室内で飼い主さんとおもちゃの引っ張りあいっこをしてみるといいでしょう。ただ、夢中になって頭をぶつけたりするのは気を付けてください。

トイレの環境を改善する

皿に入る子犬

便秘対策としてはトイレ環境というのも今一度見直し、改善してみるのも大事です。その理由として犬によってはトイレに対して何らかの恐怖心や、嫌悪感を抱いているために無意識のうちにトイレを避けてしまっている犬もいるからです。

トイレに行くのを拒むと必然的に適切な排便をすることができず、結果として便秘に繋がってしまいます。このようなケースですとトイレ環境を改善するだけで便秘が治ることもありますので、試してみる価値があります。

少しでもトイレに対して嫌なイメージを持つことがないように、日頃からトイレを綺麗に、そして清潔に保ってあげましょう。またトイレが上手にできたら褒めたりおやつをあげるなど、楽しいイメージづけをするのが大切です。

まとめ

草むらを走る犬

犬の便秘は長引いてしまうと重大な病気に発展する可能性もありますし、何よりも犬自身が辛い思いをします。犬が苦しむことのないように早めに対策をし、スムーズな排便に繋げてあげることが大事です。

きちんと対策をし普段から気にかけていれば未然に防ぐことができるのはもちろんのこと、健康面においてもよい効果をもたらします。便秘改善のためにはもちろんのこと、身体の調子を整えるためにもぜひ便秘予防をしましょう。

人間の赤ちゃんと同様に、犬は自身の身体の変化を言葉で伝えることができません。SOSのサインを見落とさないようにも、便秘という些細な症状ではありますが軽視することなく真摯に向き合ってあげることが大切でしょう。

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