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犬の病気・症状

犬の食欲不振はなぜ起きる?8つの原因&10個の改善方法!

昼寝をするゴールデンレトリバー

愛犬の食欲不振は病気ではないかと疑ってしまうものです。食欲不振は病気の原因の一つでもありますから安易に考えていてはいけません。仮に病気ではないとしても、原因は少なからずあるので対処してあげることが大切です。

ここでは犬の食欲不振で考えられるいくつかの原因と食欲不振を改善するために飼い主がすべきことについてまとめています。犬の食欲不振が心配な方はまずは病院に行って診察してもらった上で、参考にしてもらうといいでしょう。

犬の食欲不振とは?

ご飯を食べる犬

最近ドッグフードを残すようになった、昨日までは元気だったのに急にドッグフードを食べなくなった、など犬の食欲がなくなると飼い主は心配になるでしょう。人間なら何か体調の変化を伝えられるでしょうが犬はそれができません。

犬も人間と同じで食べたい時もあれば食べたくない時もあります。ちょっとした体調不良で食べないこともあり、2日から3日経ったら普通に食べるようになったというケースもあります。ただそういうケースばかりではありません。

犬の食欲不振が長く続くようなら、何か原因があるでしょう。ドッグフードを変えた、環境が変わったといった心当たりがない場合、まずは動物病院に行って診察を受けましょう。

ここがポイント食欲がないのは病気の可能性もありますし、そうでない場合でも改善のために適切なアドバイスをもらえます。

食欲不振の原因

チェックする医者

食欲不振が何日も続くようなら、気のせいではなく何らかの原因考えられます。原因によってはそれほど気にすることではない場合もありますが、深刻な状態の場合もあります。以下が食欲不振で考えられる主な原因です。

  1. 加齢により食が細くなった、食の好みが変わった
  2. 環境の変化や飼い主とのコミュニケーション不足によるストレス
  3. なんらかの病気や中毒
  4. 元気なフリをしている
  5. ドッグフードを変えた
  6. ドッグフードが酸化している
  7. おやつの食べ過ぎ
  8. しつけができていない

1.加齢により食が細くなった・食の好みが変わった

スプーンに乗せられたエサを見るコーギー

犬も人間と一緒で年を取ると食が細くなっていきます。食の好みも変わってきますから、これまでと同じドッグフードはあまり食べたくないと思うようになることもあるでしょう。そして筋力も低下して疲れやすくなり、一日中寝ていることも多くなります。

寝てばかりいれば消費カロリーも少なくなるわけですから、お腹が空かずにフードを残してしまうこともしばしば出てくるでしょう。

注意点

歯が弱くなったり飲み込む力が衰えてきて、食べにくくなっているのもあるかもしれません。

腰が弱くなって地面に食器を置いて食べるのが苦痛になっているケースもあるでしょう。そういう場合はドッグフードをシニア犬用に変えてみたり、水を含ませて柔らかくしてあげるなどの工夫が必要です。また食器の高さも調節してみるといいでしょう。

2.環境の変化やコミュニケーション不足によるストレス

困っているミニチュアダックスフンド

犬の食欲不振の原因にはストレスもあります。人間も過度のストレスがあると食欲がなくなっていくものですが、犬もストレスを抱えますしそれによって食欲不振になることも考えられます。ストレスの原因は犬によって異なります。

例えば、環境が変わったことがストレスになっていたり、飼い主に構ってもらえないこともストレスになります。また散歩が少ないとそれもストレスです。それ以外にも犬の肥満対策としてドッグフードを急に変えたことでもストレスになり食べなくなります。

もし食欲不振だが体のどこにも異変がない場合、ストレスの可能性があります。ストレスの原因を排除することが難しい、特定できないケースもあるでしょう。そんな時は飼い主とのコミュニケーションを多くとってあげるとストレス発散になるでしょう。

3.なんらかの病気や中毒

フローリングで寝る柴犬

犬の食欲不振が何日も続く、もしくは食べても下痢や嘔吐を繰り返す、という場合には病気の可能性があります。病気といってもさまざまな可能性があります。以下が食欲不振で考えられる主な病気です。

  • フィラリアなど寄生虫による心臓病
  • ケンネルコフや気管支炎
  • 胃拡張や胃捻転
  • 慢性腎不全
  • 歯周病
  • 食べ物による中毒

このように、人間と同じようにさまざまな病気で食欲不振が考えられます。軽いものであれば一時的な食欲不振で、病状も回復するかもしれませんが、病気の種類によっては手遅れになってしまうケースも少なくありません。

食べ物で気をつけるものってある?
人間の食べ物と同じものを餌としてあげている家庭もあるようですが、気が付かない間に犬の中毒になる食材を食べさせてしまっているケースもあります。

知らずに与えていると、一時的な食欲不振で終わらなくなってしまうこともあります。そういう意味でも仮に一時的な食欲不振だとしても、原因を突き止める必要はあるでしょう。

4.元気なフリをしている

海を見るハスキー

犬の食欲不振は気になるものの、元気があるというケースもあります。元気があると大丈夫だろうと思う飼い主さんも少なくないでしょう。ですが、犬も食べるのが好きなのですから、何らかの原因は考えられます。

そして犬は弱いところは見せたくない生き物なので、多少体調が優れなくても元気にふるまうこともあります。元気なのに食欲がない理由としては、体調不良でも犬が我慢しているケースもありますし、フードに問題がある場合もあります。

例えば人間の食事の残りを与えていたりすると、その濃い味に慣れてしまいドッグフードを食べなくなるケースも多々あります。もしそういったことがなくて食欲がない、それが続くようなら何かほかに原因があると考えましょう。

5.ドッグフードを切り替えた

ご飯を食べる犬

犬の食欲がなくなるケースとしては、フードを切り替えたことも関係があるでしょう。今やドッグフードはいろいろなメーカーでたくさんの種類の商品が販売されています。より良いものをと思って切り替えたら食べなくなったということもあるでしょう。

特に犬の肥満対策として急にダイエットフードに変えたりすることでも食べなくなったりします。人間なら自分の意志でダイエットフードに切り替えるので食べるでしょうが、犬は急に変えられれば美味しくなくて食べなくなります。

そういう時には、急にドッグフードを変えるのではなく、今までのフードに少し混ぜるような形で食べさせましょう。そして徐々に分量を変えていき最終的にはダイエットフードに切り替えるようにすると食べてもらえるようになります。

6.ドッグフードを放置して酸化している

ドッグフード

犬の食欲不振の原因は飼い主の行動にも関係があります。よくあるのが、フードを与えて食器をそのまま放置しているケースです。最初は犬がすぐに全部平らげるでしょうから、空の食器をそのままにしていてもいいだろうと思うでしょう。

特に食欲不振だと思った時は、放置してゆっくり食べてくれたらと思うでしょうからより放置しがちです。ですが、いつまでも食器を放置していると犬はいつでも食べられるものだと思ってしまいます。

そうなると、ますます食事を残すようになります。ですので、1日の食事の量は変えず、回数を多めにして与え20分くらいしたらフードを残していても片付けるようにしましょう。それでも残すようなら何か他の原因が考えられます。

7.おやつの食べ過ぎ

カラフルなドッグフード

人間の子供もそうですが、おやつをたくさん食べてしまうとその後の食事を残したりします。大人が同じ量のおやつを食べても食事は摂れますが、子供はお腹がいっぱいになってしまいます。犬もそれと同じです。

むしろ犬のほうが食べられる量は少ないですし、消化も遅いのでおやつを与えすぎているとフードを残すようになります。今のドッグフードは栄養バランスがよく、おやつを与えなくても十分な栄養は摂れています。

ですので、おやつは本来必要ありません。おやつは抜きにしてその分食事の回数を多くしてみましょう。ただ、飼い主がおやつの量を減らしたり抜いたりしても、他の家族や近隣住民が与えては意味がありません。その点も徹底する必要があります。

8.しつけができていない

マットで寝ているダックスフンド

犬が食事を食べないのはしつけの問題も少なからずあるようです。子供も美味しいおやつのほうが喜んで食べますし、好き嫌いもあります。犬も食べたくないから食べない、おやつ食べたい、もっと美味しいフードが食べたいなどの欲求はあります。

犬によってはペットボウルからは食べない、なんてケースもあります。それをしつけするのが飼い主の役割です。犬が家の中で一番自分が偉い、と勘違いするとわがままになってしまうことも十分考えられるのです。

おやつなら食べてくれるから、といって飼い主が妥協してしまってはますますわがままになるだけです。

フードは食べないがおやつは食べるという場合は、しつけが関係している可能性が高いので、正しいしつけをしていくように心がけましょう。

病院で伝えるべきこと

指をさす男性医者

犬の食欲不振で不安になっている場合、自己判断で放置するのも良くありません。まずはかかりつけの獣医に相談してみるのも一つの方法です。ただ獣医は食欲不振と言われても状況が分からなければ判断できません。まずは病院で伝えることをまとめてみましょう。

  • いつからご飯を食べなくなったのか
  • 全然食べないのか、どれくらい残すのか
  • 最後にどんなものを口にしたのか
  • 食欲がなくなった頃に家族等に変わったことがないか
  • ドッグフードを変えたかどうか
  • おやつはどれくらい与えているのか

このようにいつから食欲不振になって、どれくらい食べないのかなど現在の状況と、家族や環境の変化などについても明確に答えられるようにしましょう。

きちんと状況を把握することが大切なんだね!
そうです。病気なら診察で分かるでしょうが、それ以外だと原因がどこにあるのか判断できない部分もあるからです。原因を突き止めるためにも把握するのが大切です。

食欲不振の改善方法

チェックリスト

犬も1日や2日程度ならフードを残すことはよくあることです。ですが、食欲不振が何日も続くようなら原因は何かあるはずです。

犬は自分で訴えることができませんので、飼い主がいろいろ改善方法を試してみることです。以下が主な改善方法になります。

  1. ドッグフードを変えた時期なら一度元に戻してみる
  2. おやつは食べるなら、おやつをやめてみる
  3. 食事を残すなら20分くらいで食器は片づける
  4. シニア犬ならドッグフードをシニア犬用に変えてみる
  5. シニア犬ならドッグフードを柔らかくしてあげる
  6. 飼い主とのコミュニケーションをしっかりとる
  7. 元気がある、怪我をしていなら散歩・運動を増やしてみる
  8. ドッグフードを匂いの強いウェットフードに変えてみる
  9. ドッグフードの酸化をチェックしてみる
  10. 一度動物病院で診察を受ける

一番いいのは食欲不振が長く続くようなら一度動物病院で診てもらうことです。状況をしっかり説明すれば、何らかのアドバイスをいただけるでしょうし、病気だったなら早期発見につながることでしょう。

元気はあるし全然食べないわけではない、という方は上記の改善方法をいろいろ試してみましょう。病気でなければおそらく改善する可能性が高いです。

まとめ

昼寝をするゴールデンレトリバー

飼い主にとって愛犬の食欲不振は気になるところでしょう。1日や2日程度の食欲不振なら気にすることはありませんが、長く続く場合には必ず原因があるものです。病気の可能性はありますし、目には見えない犬のストレスあります。

特にほとんどドッグフードを食べないようなら、栄養不足になってしまう恐れもあり、犬も衰弱してしまう恐れもあります。飼い主は気が付かないことでも犬は非常に敏感ですから、早急に対策を考えましょう。

まずは動物病院に行って診察してもらうのが一番です。ただ状況が分からないと獣医も判断しかねる部分もあります。ですので、しっかりと犬の状況を見極め的確に伝えることです。そのアドバイスに従って対処していくのが望ましいでしょう。

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