『プリスクリプションダイエット(I/d)』分析【原材料・価格・評判】
ドッグフードには日本産のものもあれば海外産のものもあり、プリスクリプションダイエット(I/d)もその中のひとつです。ドッグフードはあまりに種類が多く、どれが愛犬にとってベストなのか、製品選びで迷ってしまう方は多いでしょう。
ここではプリスクリプションダイエット(I/d)の分析をしています。ユーザーによる口コミの中から厳選したものを載せているため、評判の良し悪しを知る材料にもなるでしょう。
そのほか、ドッグフードを買うときに、多くのペットオーナーは何か危険な原材料成分が配合されていないか気にするものです。安全性に関わってくるからですが、このあたりのことにもしっかり触れていますので、興味のある方はぜひご一読ください。
「プリスクリプションダイエット(I/d)」の総合評価
プリスクリプションダイエット(I/d)の総合評価表
- 原材料の品質
- 安全性
- アレルギー対策
- 食いつき(口コミ)
- 価格・コスパ
プリスクリプションダイエット(I/d)は、一般的なドッグフードと比較して、価格の割高感が気になるかもしれません。しかし、製品が持っている特徴から、パフォーマンスを重視したい、犬が抱えるトラブルを解決したいと思う人に向いているといえます。
国産のドッグフードであることに強いこだわりがない方にも、プリスクリプションダイエット(I/d)は合っているといえるでしょう。商品のタイプによって原産国は異なりますが、アメリカやオランダといった国が原産となっています。
そのほか、自然派な要素が含まれているドッグフードを求めている方にも、プリスクリプションダイエット(I/d)は良いでしょう。とくに製品の酸化を防ぐために、犬の体に悪影響がおよぶようなものが使われていてほしくないと思っている方に向いています。
そして、病気などのトラブルを抱えている犬に対し、その改善に向けて貢献してくれるようなドッグフードを購入したいと思っている方に良い製品です。
プリスクリプションダイエット(I/d)はこんな犬におすすめ
プリスクリプションダイエット(I/d)は、プリスクリプションダイエットシリーズの一種です。 I/d以外にも、数多くの種類が存在しています。
- I/dは消火器症状が出現している病気の食事療法に
- j/dは関節炎を患っている犬の食事療法に
- l/dは肝臓病を患っている犬の食事療法に
- r/dはダイエットしなければいけない犬の食事療法に
- z/dは食物アレルギーを抱えている犬にあげられるドッグフード
上記はプリスクリプションダイエットシリーズの一部に過ぎません。現状では、全部で20種類程度の製品が登場しています。種類によって対応している病気などが異なっているため、犬の状態に合った種類がおすすめということになるわけです。
プリスクリプションダイエット(I/d)の商品特徴
商品名 | プリスクリプションダイエット(I/d)小粒・ドライ |
---|---|
種類・タイプ | 特別療法食・ドライフード |
定価(Amazon参考) | 4,827円(税込) |
対応犬種・年齢 | 全犬種用・成犬用 |
内容量 | 3kg |
主原料・成分 | トウモロコシ |
カロリー(100g当たり) | 360Kcal |
賞味期限 | 開封前12ヶ月 |
原産国 | チェコ |
プリスクリプションダイエット(I/d)とは、獣医師とのタッグによって開発された特別療法食です。そのため、このシリーズのドッグフードを給餌するにあたっては、医師の指導を守ってあげる必要があります。
また、あげているうちは定期的に動物病院で受診するよう求められています。そうして食事管理に犬と共に取り組むことにより、病気の改善や身体機能が正常化されるのをサポートしてくれるのが、このドッグフードなのです。
プリスクリプションダイエット(I/d)は、消火器症状が起こる疾患に対する、食事療法で使用されます。
プリスクリプションダイエット(I/d)は、口コミでも良い評判を得ている製品です。ここでも注目したい口コミ情報については掲載しています。何か気になる異変が犬に起こった場合には、候補としてパッと出てくるようにしておきたいドッグフードのひとつです。
販売元の情報
プリスクリプションダイエットは、コルゲート・パルモリブ・カンパニーによってつくられている、ペットの健康を考慮して登場した療法食です。国内においては、日本ヒルズ・コルゲートとして事業活動が展開されています。
ドッグフードのことをある程度ご存知の方の中には、近年になって新しく名前が知られるようになってきたと思っている方もいるかもしれません。しかし実際には、1930年までさかのぼる長い歴史があるのです。今では世界80カ国以上でペットフードが販売されています。
世界中の獣医師に推薦されるハイクオリティなペットフードを提供する企業として知られています。研究の積み重ねの賜物であり、栄養学などの専門的な情報提供を、獣医師やペットオーナー、ペットの栄養管理に携わるプロなどに対して行っています。
『プリスクリプションダイエット(I/d)』を5つの条件で徹底分析
何か商品を購入したり、サービスを利用したりするにあたって、専門家が発信する情報は役に立つものです。ドッグフードを選ぶにあたって、そのような人物の意見を参考にしたいと思う方は少なくないでしょう。
プリスクリプションダイエット(I/d)について、原材料の品質や人工・合成添加物の有無、アレルギー対策の有無などをリサーチしました。口コミについてもまとめていますので、ドッグフード選びの参考情報としてお役立てください。
1.原材料の品質
まずは原材料を分析
トウモロコシ、米、全卵、トリ肉(チキン、ターキー)、トリ肉エキス、コーングルテン、ビートパルプ、動物性油脂、ポークエキス、植物性油脂、亜麻仁、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
次に成分をチェック
成分 | 保有率 | AFFCO栄養基準 |
---|---|---|
粗タンパク | 25.2%以上 | 18.0%以上 |
脂質 | 14.6%以上 | 8.0%以上 |
粗灰分 | 不明 | 8.0%以下 |
粗繊維 | 1.4%以下 | 4.0%以下 |
水分 | 不明 | 10.0%以下 |
プリスクリプションダイエット(I/d)に使用されている原材料の品質について、引っかかることがあるのが以下の要素です。
- 原材料のメインは穀類
- ピートパルプが配合されている
- 使用されている油脂類
この製品には、トウモロコシやコーングルテン、米といった穀類が使用されています。犬は穀類の消化が苦手な動物であり、消化不良を招くリスクがあります。嘔吐、下痢といった症状や与え続けることでの肥満、肥満による病気につながってしまう可能性もあります。
次にピートパルプについてです。これは砂糖の抽出後に生じる残りカスを固めたものです。ドッグフードのかさまし目的で使用されていると指摘されるもので、栄養価はありません。便を固める働きがあり、便秘のリスクがあります。
そして油脂類ですが、何由来であるのかが原材料・成分表示でわかりません。良質なフードであれば明記されていることが珍しくありません。
しかし、そうではないために粗悪品ではないかと疑ってしまう方もいるかもしれません。この一転だけで低品質と決め付けることはできませんが、不安は残ります。
2.安全性(人工・合成添加物の有無)
プリスクリプションダイエット(I/d)の安全性について注目したいポイントが、酸化防止剤です。具体的に何が使用されているのかは、以下のとおりです。
- ローズマリー抽出物
- 緑茶抽出物
- ミックストコフェロール
これらの添加物は、天然由来です。つまり、酸化防止剤については人工・合成添加物は無添加ということになります。人工・合成添加物は犬の体にとって害悪になるリスクがあります。
気をつけなければいけないのは、人工・合成添加物が不使用であるイコール100%の安全を保証するわけではないということです。先述したように穀類がメインで使用されていることなど、不安要素があることも含めて、購入を判断する必要があるといえるでしょう。
3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)
この製品のアレルギー対策についてですが、残念ながら徹底されているとはいえないでしょう。なぜそのようなことがいえるのかというと、原材料の主体が穀類であるのが理由です。
アレルギーの原因になる物質のことは、アレルゲンといいます。犬にとってアレルゲンになるリスクのあるものは多々ありますが、中でも穀類は危険度が高い食材としてよく知られているものです。
穀類の中でもトウモロコシは、犬がアレルギー発症リスクの高い食材として必ずといっていいほどあがります。すでに穀類にアレルギーがある犬には当然、与えないほうが良いです。
かゆがる、皮膚が赤くなる、毛が抜けるなどの異変があれば発症の疑いがあるため給餌はすぐに中止しましょう。
4.プリスクリプションダイエット(I/d)のみんなの口コミ&評判
食いつきが悪いことで困っている人は、ドライと缶詰を混ぜてあげてみる方法を試してみることをおすすめします。これをすることによって、栄養バランスを変えることなく、硬さを変えることができます。ウチの子はこれで食いつきが改善しましたよ。
これまで与えていたドッグフードより価格の割高感が気になりましたが、購入して良かったと思っています。調子が良くなってきているのを感じられたからです。特別療法食で美味しくなかったらと不安でしたが、食いつきは良く取り越し苦労でした。
味が美味しくないのか、我が家のワンコは、食べはするもののガツガツという感じではありません。糞の状態も軟便で、ニオイも気になります。どの犬にも同じ効果があるとは限らないのですね。また別の商品を試してみようと思います。
ウンチの状態が悪くなってしまったのが残念。健康のためにとはじめたのに消化に良くないのか、黒く硬いウンチが出るようになりました。食べてくれることは食べてくれるのですが、前に与えていたドッグフードに戻すか迷っています。
ウチの愛犬の体調が気になって動物病院へ連れて行ったところ、この商品のような特徴を持つ食事を与えるといいとアドバイスされました。この商品を与えるようになってから、元気になって嬉しかったです。食いつきも良く、残さず食べてくれます。
5.価格&1日のコスパ
通常購入(Amazon参考) | 4,827円(税込) |
---|---|
定期購入 | なし |
1日のコスパ | 160円 |
送料 | 購入サイトによる |
定期購入の回数縛りの有無 | なし |
返金保証の有無 | なし |
お試しの有無 | なし |
まず、プリスクリプションダイエット(I/d)は、販売元の公式サイト上から注文することができません。ネット通販で買い求めるのであれば、amazonまたは楽天が候補になるでしょう。
amazonであっても、楽天であっても、販売店ごとに価格に違いがあります。平均の販売価格としては、プリスクリプションダイエット(I/d)は1kg、3kg、7.5kgで大体下記程度になっているはずです。
- 1kgは2,300円前後
- 3kgは4,800円前後
- 7.5kgは9,000円前後
これにネット通販の場合は、送料手数料がかかってくることがあります。商品自体の価格が安く、諸費用も無料になっているところから購入すれば、お得感があるでしょう。
実際に買い求める際には、毎回同じところからではなく、複数店舗を比較して最安値のところを見つけるのも良いです。
プリスクリプションダイエットのラインナップ一覧
プリスクリプションダイエットは、複数のタイプの商品が取り扱われています。具体的には、下記のとおりです。
- ドライ
- 缶詰
- トリーツ
製品サイズについてですが、プリスクリプションダイエットのドライは1kg、3kg、7.5kgの3種類から選択することが可能です。一方、缶詰は370gのみ、トリーツは200gのみの販売になっています。
なお、トリーツはプリスクリプションダイエット全種に対応しているわけではありません。上記の中で、トリーツがどういうものかと思った方もいるのではないでしょうか。
これはプリスクリプションダイエット製品を食べている犬に対して与えることができるように、成分が設計されているものです。おやつとして与えることが可能な、特別療法食と思っておくと良いでしょう。
【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット
プリスクリプションダイエット(I/d)について、トータルで見てどういったメリット・デメリットがあるのか再確認しておきましょう。
メリット
- 病気の食事療法として使用することができる
- ネット通販で手軽に購入することができる
- 価格が販売店に違うためお得なところから買える
デメリット
- 獣医師の指導のもと使用するよう注意書きがしてある
- 一般的なドッグフードと比較して割高感がある
- 穀類メインなど犬の健康への影響について不安が残る点がある
こうして見てみると、普段使いのドッグフードというよりは、病気などのトラブルがあるときにお世話になりそうな製品といえるでしょう。
今は別のドッグフードを与えている方いるでしょう。そのような方も、愛犬に何かあったときには、獣医師に相談してプリスクリプションダイエット(I/d)を使う日がくるかもしれません。
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