犬用『ファーストチョイス』の全てがわかる【原材料･価格･評判】

ファーストチョイスの総合評価

ファーストチョイスの総合評価表

• 原材料の品質
• 安全性
• アレルギー対策
• 食いつき(口コミ)
• 価格･コスパ

ファーストチョイスは、穀物類がメインの原材料として使用されていないドッグフードを探している方にとって、魅力を感じやすい商品といえるでしょう。ただし、不使用というわけではない点には気をつけなくてはいけません。

また、無添加のドッグフードであることが、製品を購入する上で優先順位が高いという方にも、この製品は合っているといえます。添加物の悪影響を知り、愛犬を危険な目に遭わせるのが心配な方は、ファーストチョイスは候補になり得るはずです。

それから、自分の犬の特徴により合っているドッグフードを与えてあげたいと思っている方にも、ファーストチョイスは向いているといえるでしょう。ファーストチョイスはひとつの商品を指すのではなく、シリーズ名であるからです。

そのほか、お得感のある製品を購入したいと考えている方にも、ファーストチョイスは魅力的に映るのではないでしょうか。

ファーストチョイスはこんな犬におすすめ

手っ取り早くどのような犬にファーストチョイスが向いているのか、情報を得たいと思っている方もいるでしょう。主なところでは、以下のような犬におすすめといえるドッグフードです。

• 脂漏症が起こっている犬
• 太っている犬
• 老犬の時期に近づいてきている犬
• 体を動かす機会に乏しい犬

また、目頭から目の周囲、鼻にかけて起こる皮膚の変色や、体毛がベタベタするのが気になる犬にも向いています。脂肪分の摂り過ぎを防ぐことによって、このような状態に良い変化が起こってくるかもしれないためです。

逆にトウモロコシのアレルギーがある犬には、おすすめできません。そのほか、適正体重であったり運動不足ではなかったりする犬、成長期や妊娠授乳中もです。このような状態の犬に与えてしまうと、栄養不足に陥るリスクがあるためです。

ファーストチョイスの商品特徴

商品名	ファーストチョイス　成犬用小粒チキン
種類･タイプ	総合栄養食･ドライフード
定価(Amazon参考)	1,236円(税込)
対応犬種･年齢	全犬種用･成犬用
内容量	2.7kg
主原料･成分	コーン
カロリー(100g当たり)	333Kcal
賞味期限	開封前12ヶ月
原産国	カナダ

この製品に使用されている鶏肉は良質な動物性タンパク質であり、消化吸収しやすく、牛や豚と比較して低カロリー、ビタミンB群もたっぷりと含まれている点が魅力的です。

ほかには、ユッカ抽出エキスが含まれている点にも注目したいところです。糞尿のニオイの軽減が期待できます。腸内のビフィズス菌を増加させ、ニオイの原因となるアンモニアや硫化水素などを吸着してくれるのです。

また免疫力を高めることへの期待感も、ファーストチョイスにはあるといえます。各種必須脂肪酸やビタミンC・Eも含まれているのです。そのほか、ポリフェノール、水溶性食物繊維、マンナンオリゴ糖などが含まれ、腸内環境を整えてくれます。

販売元の情報

ドッグフードのファーストチョイスを販売している企業の情報についてですが、東京都港区に本社を設置している、アース・ペット株式会社をあげることができます。犬用、猫用のさまざまな種類の製品を取り扱っている会社です。

なお、ファーストチョイスが開発・製造されているのは、日本国内ではありません。販売会社とは別で、カナダが原産国となっているのです。PLB社という企業によって、この製品はつくられています。

海外で開発され生産されているといわれると、日本の犬向けにできていないのではないかと思う方もいるでしょう。しかし、国外のドッグフードをそのまま輸入しているわけではありません。日本の犬の生活環境を考えた設計になっているのが特徴です。

『ファーストチョイス』を5つの条件で徹底分析

ファーストチョイスの徹底分析を、専門家が行っていきます。原材料のクオリティ、危険な添加物が配合されていないか、アレルギーへの配慮がなされているかなど、商品購入の判断材料となる情報が得られるはずです。

また、ドッグフードを購入する上で、価格は気になるものです。家計への負担を考えれば当然といえますが、ファーストチョイスをいくらぐらいで買えるのかも掲載しています。ユーザーの口コミもまとめていますので、評判が良いかどうかチェックしてみてください。

1.原材料の品質

まずは原材料を分析

コーン、鶏肉、米、コーングルテンミール、鶏脂、ビートパルプ、たん白加水分解物、大豆レシチン、魚油（ＤＨＡ源）、乾燥トマト（リコピン源）、酵母、全粒亜麻仁（オメガ3・6脂肪酸源）、マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ（イヌリン源）、ユッカ抽出エキス、Ｌ－カルニチン、ビタミン類（Ａ、Ｄ3、Ｅ、Ｃ、Ｂ1、Ｂ2、パントテン酸、ナイアシン、Ｂ6、葉酸、ビオチン、Ｂ12、コリン）、ミネラル類（リン、ナトリウム、クロライド、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン、セレン、ヨウ素）、酸化防止剤（ビタミンＥ）

次に成分をチェック

成分	保有率	AFFCO栄養基準
粗タンパク	24.0%以上	18.0%以上
脂質	9.0%以上	8.0%以上
粗灰分	9.0％以下	8.0％以下
粗繊維	5.0%以下	4.0%以下
水分	10.0%以下	10.0%以下

原材料の品質について、鶏肉が使用されているのは高く評価すべきというのはすでに述べたとおりです。一方で、注意したほうが良いものが使われていないわけではありません。

• 穀類が多く使用されている
• ピートパルプが配合されている
• チキンエキスが入っている

まず穀類ですが、犬は穀類を消化する力に乏しい動物です。そのような中で食べていると、消化不良を起こしてしまい、嘔吐や下痢といった症状を起こすリスクがあります。また、穀類は炭水化物で、太ってしまう原因にもなりかねません。

また、後述しますが、穀類は食物アレルギーのことを考えても好ましくないものです。次にピートパルプですが、これは糖の抽出後の残りカスのことで、栄養価がなく、かさ増しをしてコストを抑えるために使われることが多いです。

糞を固める作用もあり、便秘の原因になる可能性もあるほか、製造工程で薬剤が使われていれば、それを摂らせることにもなってしまいます。

ファーストチョイスは副産物不使用で粗悪なものは使用していないと考えられます。しかし、何由来なのかが明記されておらず、品質にこだわりたい方にとっては不安が拭いきれないかもしれません。

2.安全性(人工・合成添加物の有無)

ファーストチョイスは人工・合成添加物が配合されているかどうかで考える安全性について、高く評価して良いといえるでしょう。その理由についてですが、以下の要素をあげることができます。

• 自然派保存料が使用されている
• 合成着色料不使用
• 合成香料不使用
• 鶏肉副産物不使用

人工・合成添加物がふんだんに使用されている製品は、犬の体にとって害悪になってしまうものです。その点、ファーストチョイスは上記の特徴があることから、安心して使用できると感じる方は少なくないのではないでしょうか。

ただし、原材料の品質については先述のとおり気になる部分はありますし、後術するアレルギーのこともあります。それらを含めて考えた上で、購入を決めるのが賢明な判断といえるでしょう。

3.アレルギー対策の有無(穀物＆肉類)

ファーストチョイスは、アレルギー対策の有無という点では、評価を落とさざるを得ないでしょう。というのも、以下のような素材が製品には使用されているためです。

• コーン
• コーングルテンミール
• 米

これらはすべて穀物類ですが、犬にとって穀物類は食物アレルギー発症の原因になりやすい素材です。やけにかゆがる、皮膚が赤くなる、抜け毛が多くなるなどの症状が認められる場合には、穀物類が原因となってアレルギーを起こした疑いがあります。

食物アレルギーを疑うような症状が出現した場合には、給餌をすぐにストップしましょう。また、そのまま自己判断でドッグフードを変えるのではなく、愛犬の健康のためにも早期に動物病院へと連れて行ってあげることが大切です。

4.ファーストチョイスのみんなの口コミ＆評判

5.価格＆1日のコスパ

通常購入(Amazon参考)	1,236円(税込)
定期購入	なし
1日のコスパ	41円
送料	購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無	なし
返金保証の有無	なし
お試しの有無	なし

ファーストチョイスを買い求めるにあたり、どこで購入するのが最安値なのかが気になる方は少なくないでしょう。ECサイト大手のamazonや楽天を利用している方は多いでしょうが、内容量1.2kg、2.7kg、6.7kgの商品で比べてみました。

モール内に出店している販売店によって商品価格は変わりますが、商品自体の価格は1回の購入だけでは大差はありませんでした。

• 1.2kgは850円前後
• 2.7kgは1,200円前後
• 6.7kgは2,300円前後

ただ、送料手数料まで含めると、どこで購入するのかによって負担は変わってきます。1回あたりの購入で大きな違いはなくても、回を重ねるごとにトータルの出費はだいぶ違ってくるでしょう。

値下げなどするところがあれば最安値のところは変わってくるため、購入時には送料手数料込みで安い販売店を比較して見つけてください。

ファーストチョイスのラインナップ一覧

この製品はラインナップが豊富です。愛犬の合った種類を知るためにはまず、ライフステージごとの製品がある点を覚えておくと良いでしょう。

• 幼犬用
• 成犬用
• シニア犬用

さらに、たとえば成犬用といっても、小粒もあれば大粒もあります。さらにアレルゲンケア向けの種類もあればダイエット向けの種類、アレルゲンとダイエットの両方の対策ができるように設計された種類もあります。

また、ファーストチョイスは鶏肉が使用されているのがスタンダードな製品です。ただそれだけではなく、動物性たんぱく質としてラム肉が採用されているタイプの商品も販売されています。

パッとラインナップを見ただけではたくさん種類があり過ぎて、購入する製品を決めきれないと思うかもしれません。実際にはライフステージや体のサイズ、目的別に商品が明確にわかれているため、愛犬に合わせた製品を探し出しやすくなっています。

【まとめ】総合的に見たメリット･デメリット

最後に、ファーストチョイスにどのようなメリット・デメリットがあるのかを、総合的に見て目立った点をまとめておきましょう。

メリット

• 鶏肉が使用されていて副産物不使用と明記されている
• 余計な添加物が使われていない
• 製品のバリエーションが豊富で犬に最適な種類を見つけやすい
• コストパフォーマンス優秀

デメリット

• グレインフリーではない
• アレルギー持ちの犬は控えたほうがいい種類もある
• 食べ過ぎによる肥満に注意が必要

デメリットについてですが、幸いなことにファーストチョイスは種類が豊富です。アレルギーが心配なようであれば、アレルゲンケアを目的としたタイプのファーストチョイスに目を向けてみると良いでしょう。デメリットを排除できる可能性があるためです。