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ドッグフード『アボダーム』の全てがわかる【原材料・価格・口コミ】

草の中から見上げる犬

アボダームは販売元の公式ホームページ上の説明によると、世界一栄養価の高い果物であるアボカドに含まれる成分を活かしているドッグフードと伝えています。生産国はアメリカであり、国産のものとは違和感があるかもしれません。

飼い主の中には犬にアボカドの成分を摂取させて大丈夫か、不安に思う人もいるかもしれません。今回はアボカドが使われているアボダームの成分や安全性などについて、口コミ上の辛口コメントも取り上げながら紹介します。

口コミ上の評判には良い内容のものも見られますが、悪い内容のものも存在します。本当に購入して良いのか、また愛犬の体質には合っているかなどをよく考えてください。メリットやデメリットについても、最後にまとめます。

ドッグフード「アボダーム」の総合評価

チェックリスト

アボダームの総合評価表

  • 原材料の品質
  • 安全性
  • アレルギー対策
  • 食いつき(口コミ)
  • 価格・コスパ

原材料にアボカドが使われているアボダームは、不安要素のあるドッグフードと言えるでしょう。確かにアボカドには様々な成分が含まれているため、栄養面では評価できます。しかしアボカドを犬に与えることは、本来避けるべきです。

あるウェブメディア事業を行う企業が運営する情報メディアに、アボカドを食べた犬が死亡した例が紹介されていました。アボカドは人間には良いものかもしれませんが、犬にとっては以下の危険性があります。

  • 中毒症状
  • 下痢
  • 嘔吐

愛犬家の中には獣医ほどではなくても、犬の身体のメカニズムや事故の原因になる食べ物について詳しい人もいるでしょう。そのような人からすれば、アボカド入りのアボダームを愛犬に与えることは避けたいと思うかもしれません。

しかし販売元の公式ホームページ上の説明をチェックする限りでは、アボダームのアボカドが原因による被害は確認できません。しかし体調を崩したという内容の口コミが複数存在するため要注意です。

アボダームはこんな犬におすすめ

教えている先生

以下の条件に該当する場合、アボダームはおすすめできるでしょう。

  • 皮膚や被毛に関するトラブルを改善したい
  • アボカドの成分が体質的に合っている
  • ビーフや鶏油のアレルギーがない

アボカドには以下の3つのビタミン成分が含まれています。

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE

これらの成分には活性酸素を抑える抗酸化力があると考えられており、皮膚の新陳代謝を高める効果が期待できます。皮膚や被毛に関するトラブルがある場合、アボカドが体質的に合っていれば改善策として有効かもしれません。

またビーフや鶏油が使われているため、アレルギーの有無を事前にチェックしておきましょう。愛犬がアレルギー体質である場合、最悪の事態を避けるために与えないことをおすすめします。

皮膚や被毛に悩んでいるワンちゃんにおすすめだね!
アボカドって滅多に食べないから心配だな…
食べられない可能性もあるから初めは小さいサイズにしてね!

アボダームの商品特徴

アボダーム
(画像出典:http://www.bi-petland.co.jp/product/06.html)
商品名 アボ・ダームオリジナルビーフ(小粒・中粒)
種類・タイプ 総合栄養食・ドライフード
定価(Amazon参考) 3,280円(税込)
対応犬種・年齢 全犬種用・全年齢用
内容量 2.4kg
主原料・成分 乾燥ビーフ
カロリー(100g当たり) 332Kcal
賞味期限 開封前12ヶ月
原産国 アメリカ

最大の特徴は、犬にとって危険な原材料であるアボカドが使われていることでしょう。 販売元の公式ホームページには、以下のような特徴が紹介されていました。

  • アボカドの果肉に含まれている栄養価を壊さないよう時間をかけて低温調理を行う
  • レシピが消化吸収に優れている
  • 余分な油を残さないようサラっと仕上げている

これらの説明だけを見ると、製造にはこだわりがあるのかもしれません。しかし公式ホームページには製造過程の説明がないため、信ぴょう性に疑いがあります。しかし以下のような説明も行われていました。

  • 危険と言われている要素の排除に努めている
  • 安全な果肉とオイルのみを使用している

中毒に関する報告はないとの説明も行われています。

販売元の情報

真下から見上げる会社

アボダームの輸入と販売元の会社概要を、公式ホームページ上の内容を参考にしてまとめます。

  • 本社所在地は大阪市北区大淀中1-12-12
  • 事業内容はペットフード及びペット用品の輸入販売
  • 設立は平成11年10月1日
  • 資本金は1,000万円
  • 決算期は9月

1984年にペット事業部が設立され、アメリカの製造工場の運営会社の日本総代理店権を取得しました。創業時より自然であることを一貫して尊重しており、以下のものは不使用だとあります。

  • 化学的酸化防止剤
  • 着色料

代表取締役会長もコメントを発表しており、その中でペットに対する熱い想いを語っています。また海外の工場紹介も行われており、社長の写真とともにコメントが紹介されています。

『アボダーム』を5つの条件で徹底分析

グラフと虫眼鏡

販売元は公式ホームページ上で安全性について説明を行っていますが、果たして信じられるものなのでしょうか。徹底分析を交えつつ、アボダームの成分や安全性について以下にまとめますので是非とも参考にしてみてください。

特にアボカドの成分や安全性について気になる飼い主は、愛犬の命や健康を守るために勉強すると良いでしょう。アレルギー対策の有無や口コミ上の評判についても取り上げますので、それらを総合的に考えた上で判断すると良いです。

1.原材料の品質

黒板に書かれたチェックを虫眼鏡で確認

まずは原材料を分析

乾燥ビーフ、玄米、白米、オートミール、亜麻仁、乾燥アボカド果肉、トマト繊維、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、塩化カリウム、塩、海藻、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ビタミンC、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、セレニウム酵母、銅アミノ酸キレート、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム)、乾燥ニシン、アボカドオイル、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・カゼイ、ビフィドバクテリウム・サーモフィラム、エンテロコッカス・フェシウム

次に成分をチェック

成分 保有率 AFFCO栄養基準
粗タンパク 21.0%以上 18.0%以上
脂質 11.0%以上 8.0%以上
粗灰分 7.0%以下 8.0%以下
粗繊維 4.0%以下 4.0%以下
水分 10.0%以下 10.0%以下

工場に関する簡単な紹介は行われているものの、具体的な製造工程がチェックできないことはマイナスです。つまりアボダームの出荷前に原材料のチェックが行われているか、消費者となり得る飼い主にはわからないのです。

また主原料をチェックすると、ビーフミールが使われていることがわかります。ミール系と呼ばれる原材料は、以下のような副産物が使われているかもしれません。

  • 本来は使われることがない内臓
  • その他のものを粉状にしたもの

粗悪なものが使われている場合、栄養価が期待できません。新鮮な肉類が使われている場合はともかく、原材料の表示にビーフミールと書かれているだけでは何が使われているかわかりません。そのため不安に感じる飼い主もいると思われます。

また開封後の賞味期限をチェックすると、1ヶ月とあります。その間にアボダームの品質が低下する可能性もあるため、もし購入した場合はなるべく早めに使い切るように注意してください。

犬にアボガドって安全なの?危険性は?

柴犬の赤ちゃん

アボガドにはペルシンという成分が含まれていますが、毒素であるため中毒症状を引き起こす原因だと考えられます。もちろんアボカドをそのまま犬に与えてしまうことはあまりにも危険であり、命に関わる可能性もあります。

しかしアボダームはドッグフードとして成立しており歴史もあるため、製品化のために研究結果が実ったのでしょう。つまりアボカドをそのまま与えるわけではなく、飼い主はアレルギーの有無に注意した方が良いかもしれません。

もしアボダームを食べさせて何か異変が起きた場合、それはアボカド以外の原材料が原因である可能性もあります。穀物が使われているため、消化吸収の効率が悪くなっているかもしれません。どちらにしても、無理に食べさせる必要はないでしょう。

2.安全性(人工・合成添加物の有無)

チェックする研究者

公式ホームページ上の説明にもある通り、1970年代アボダームの生まれた地であるカリフォルニアにおいてスキントラブルを抱える犬の数が増加しました。それがきっかけとなり、食事からできることはないかとの考えが広まりました。

そして動物たちの安全を考慮し、消化の良い自然食の製造業者として海外の販売元はスタートしたのです。1947年に家族経営でスタートして以来、以下にものを使わない伝統が守られています。

  • 科学的防腐剤
  • 合成着色料
  • 人工添加物

添加物と呼ばれるものには犬にとって有害な成分が含まれており、発がん性や内臓疾患などのリスクが高まることが研究により明かされています。そのため安全性については、評価して良いでしょう。

3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)

指をさす医者

使われている穀物をチェックすると、以下の3つのものが挙げられます。

  • 玄米粉
  • オートミール
  • 米粉

玄米粉は米粉と比較すると吸収が緩やかだと言われていますが、お腹の調子が悪い場合は下痢の原因になるかもしれません。また米粉は犬にとって消化が難しいものであるため、アレルギー反応の原因になることもあるでしょう。

肉類を見るとビーフミールが含まれており、肉食動物である肉と相性の良い動物性タンパク質が摂取できます。しかし上記でも説明した通り品質に問題があるため、アレルギー対策が十分考えられているとは言えないでしょう。

しかし他のドッグフードと比較すると、穀物の種類は少ないかもしれません。それでもアレルギー反応の可能性がまったくないわけではありません。

4.アボダームのみんなの口コミ&評判

OKをする女性

3キログラムになる愛犬のためにアボダームを購入しました。ドッグフードに対する好き嫌いが激しい子なのですが、食いつきに関してはとても良いです。しかしそこまで美味しそうに食べているわけでもないため、しばらく様子を見ます。

アボカドによって命の危険に瀕したわけではないものの、私の愛犬には合わなかったようです。他のドッグフードより食いつきが悪く、食べた後体調が悪くなってしまいました。お腹を壊してしまったため、今後は控えます。

アボダームを与えたところ、とても食いつきが良いです。規定の給与量では満足しなかったようで、食べ終わると毎回催促してくるほどです。もちろん食べ過ぎは良くないため注意していますが、愛犬に合うものが見つかり良かったです。

シニア犬を飼っているのですが、ネット上の評判が気になりアボダームを購入してみました。好んで食べており、美味しそうな感じが伝わります。しかし粒が大きくて食べるのに苦労しているため、シニア犬用の小粒があると助かります。

他の口コミを見ると、食いつきが良く美味しそうという内容のものがあります。しかし犬に与えてはいけない食品にアボカドがあると知り、与えないようにしています。安全性についても信頼できないため、正直怖いところがあります。

5.価格&1日のコスパ

電卓で計算

通常購入(Amazon参考) 3,280円(税込)
定期購入 なし
1日のコスパ 109円
送料 購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無 なし
返金保証の有無 なし
お試しの有無 なし

アボダームはペット専門店でのみ扱うことができる専売商品であり、一般的な量販店ではあまり取り扱われてないでしょう。価格はメーカーにより定められているため、購入先によって多少異なることはあるかもしれません。

しかし販売元の公式ホームページの商品案内をチェックしても、価格については情報がありませんでした。口コミの中に、アボガドの分価格が高額になっていると指摘するものがあります。他のものと比較すると、高いかもしれません。

国産ではなく輸入されたものであるため、コスト面が価格に影響している可能性があるのでしょう。1日のコスパも良いとは言い難いかもしれませんが、良く評価する声もあるため不当なまでに高価ではないと思われます。

最安値はどこ?公式・amazon・楽天?

スマホで検索する女性

上記でも説明した通り、公式の価格設定についてはわかりません。しかし大手通販サイトであるamazonと楽天でも取り扱われているため、アボダームオリジナルビーフ小粒5.6キログラムという製品で比較してみましょう。

  • amazon:5,846円
  • 楽天:4,612円

どちらも送料無料であるため、この場合は楽天が最安値になります。ただしamazonでは送料無料になるための条件を満たさなければ、別途支払わなければなりません。また楽天商品や店舗により、送料がかかる場合もあります。

最安値で購入できる方法は、ケースバイケースかもしれません。ちなみにamazonは買い物の合計額が2,000円以上の場合送料が無料であるため、他の買い物を同時に行う場合に良いです。

アボダームのラインナップ一覧

チェックリスト

ラインナップをまとめると、以下の通りです。

  • オリジナルビーフ
  • オリジナルチキン
  • パピー
  • ラムアンドライス
  • ライト
  • シニア
  • ジョイントヘルス

愛犬の犬種や年齢や体格などを考えて使い分けることが難しいのであれば、全成長段階を対象としたオリジナルビーフやオリジナルチキンがおすすめです。愛犬が肥満の場合はライト、高齢であればシニアを選ぶと良いでしょう。

またアボダームには、以下の通り量によるラインナップも存在します。

  • 800グラム
  • 2.0キログラム
  • 2.4キログラム
  • 5.0キログラム
  • 5.6キログラム
  • 10.0キログラム
  • 12.0キログラム

飼い主は適切な量を見極めて、食事の際は適切な量を与えるようにしてください。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

草の中から見上げる犬

アボカドが使われているアボダームは、安全性に対する取り組みについてはメリットがあるかもしれません。犬が命を落としたという報告例はなく、製造過程に関する情報はないものの必要最低限の対策は取られているでしょう。

しかし最大の特徴と言えるアボカドに対するイメージが、デメリットになっているとも言えるでしょう。アボカドが使われているという理由だけで避けられてしまい、不当に悪く評価されている可能性もあるかもしれません。

また穀物によるトラブルも考えられるため、それらを総合的に判断して愛犬に与えるかを考えるべきです。アボダームが合っていれば良い健康効果が期待できるかもしれないため、アボカドだけで判断しないことをおすすめします。

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