愛犬の脱毛症はどうして起こる?原因と6つの予防・対策方法を解説!

飼い主にとって愛犬の脱毛症は気になるところです。皮膚炎を起こしていれば痒がるでしょうし、広範囲にわたる脱毛なら内臓疾患の恐れもあるので心配することでしょう。脱毛でも生理現象の時もありますし、ちょっとしたストレスによるものもあります。
脱毛症は予防や対策によって発症を防ぐこともできますし、犬を苦しめずに済むこともあります。まずは飼い主として脱毛症の症状と原因、そして予防と対策方法を勉強しておきましょう。
犬の脱毛症とは?
犬種にもよりますが、犬は抜け毛がつきものです。特に春や秋の換毛期には毛が生え変わるため、大量の毛が抜け落ちます。ただ抜け毛の原因は換毛期ではなく、脱毛症による抜け毛の可能性もあります。
犬は何らかの原因で脱毛症を引き起こすことがあります。その原因によっては早急に対処しないと、犬の命にも関わることになりかねません。脱毛や犬の状態によって原因が分かる場合もあるので、起こりうる脱毛を知っておきましょう。
- 局所的に脱毛
- 広範囲にわたって脱毛
- 左右対称に脱毛
- 頭皮が赤く炎症を起こしている
- 毛が細くなっている
- 痒がっている
- 同じところばかり噛んだり舐めたりしている
- 自分のしっぽを追いかける
上記の症状が出ないケースもありますが、換毛期以外に大量に脱毛する、地肌が見えるくらい脱毛しているなら、そこには必ず原因が隠されているでしょうから、早急にその原因を確かめましょう。
脱毛症の原因
脱毛症の原因は一つだけではありません。そして原因によって取るべき対策や治療法が変わってきます。犬の脱毛症の原因としては、主に以下のケースが考えられます。
- ノミやダニなどのアレルギーによる皮膚炎に伴う脱毛
- ハウスダストやカビによるアトピー性皮膚炎に伴う脱毛
- ホルモンの分泌異常から起こる脱毛
- ストレスが原因で引き起こされる脱毛
- 血行不良や栄養不足による脱毛
ノミやダニが原因で引き起こされる皮膚炎やアトピー性皮膚炎は、激しい痒みが伴います。そのため、犬が自分で患部を舐めたり噛んだりして痒みを和らげようとします。それによりその部位だけ局所的に脱毛してしまうのです。
患部を見れば、皮膚が炎症を起こしているので飼い主でもわかるかと思います。ストレスが原因の場合も同じ場所を舐めたり噛んだりするので、その部分が脱毛します。
それ以外でホルモンの分泌異常を含めた内臓疾患の場合は、広範囲の脱毛や左右対称に脱毛するのが見られます。
脱毛症の対策・予防法
脱毛症を引き起こしてしまったら、その治療とともに対策や予防も必要です。皮膚炎が原因による脱毛なら痒みがなくならないと、犬が噛んだり舐めたりするので毛も生えてきませんし、内臓疾患も病状が回復しないといけません。
また原因が排除されたとしても、一度抜け落ちた毛が元の状態に戻るまでには時間がかかります。皮膚があらわになっている状態ですから、バリア機能も低下しているでしょうし寒さも感じるでしょう。そういった対策も考えましょう。
寒さ対策
脱毛症により普段あるべき毛がなくなってしまえば、当然保温効果も失われるわけですから、犬は寒さを感じることでしょう。
いくら犬は寒さに強いといってもそれは毛があるからに他なりません。そのため正常に戻るまで寒さ対策が必要です。
- 伸縮性のある素材の洋服を着せてあげる
- 暖かい毛布を準備してあげる
- 寒い時期は屋外ではなく玄関に入れるなどして寒さをしのぐ
- 室内犬は部屋の温度をちょっと高めにしてあげる
服を普段着ていない犬にとっては、それがストレスになってしまうこともありますが、伸縮性のある服なら違和感なく着るはずです。

ただし厚着になると暑すぎますし、湿度も高くなり皮膚炎が悪化することもあるので定期的に着替えさせることも大切です。
日光浴
脱毛の範囲が広いと、犬は寒く感じるでしょうし見た目も良くないため、愛犬に服を着させる方も少なくありません。もちろん脱毛症の犬にはこういった寒さ対策は必要ですが、日光浴をさせるのも必要な対策です。
服を着ているとどうしても蒸れてしまいがちですし、毛の長い犬種だと湿気が原因で皮膚炎を悪化させてしまいます。日光浴は肌に適度な刺激を与え抗菌効果もありますので、皮膚炎対策にもなりますし犬のストレス解消にも繋がります。
特にポカポカ陽気の時は寒さ対策が必要ないので、服を脱がせて太陽にあてさせましょう。
シャンプーに配慮
皮膚に痒みがあると、犬が患部を噛んだり舐めたりして脱毛してしまいます。皮膚炎を起こしていなくても痒みがある場合もあります。ですので、定期的にシャンプーをして清潔に保つことが予防にも繋がります。
ですが、ただシャンプーをすればいいというわけではありません。やり方にも配慮する必要があります。以下が適切なシャンプーのやり方です。
- シャンプーはぬるめのお湯で短時間に済ませる
- シャンプーやリンスはすすぎ残しがないように
- シャンプー後はタオルで十分に水分を拭き取る
- ドライヤーは低めの温度で短時間に済ませる
お湯やドライヤーの温度が高いと、皮膚への負担が大きくなります。またシャンプーやリンスのすすぎ残しも痒みの原因になるので注意しましょう。
生活環境の改善
脱毛症を予防するにも、症状を和らげるためにも生活習慣の改善は必須です。脱毛症の主な原因の一つには皮膚炎があります。これは体質や犬種によっても差はありますが、生活環境が悪いことで引き起こされることが多いです。
ノミやダニはもちろん、アトピー性皮膚炎はハウスダストやカビを吸い込むことで引き起こされます。定期的にシャンプーするのも大切ですが、常に清潔な環境下で犬を飼育していけば、こういった皮膚炎は防げます。
また犬はちょっとしたことでストレスを感じるもので、生活環境が変わったことでもストレス性脱毛症を引き起こします。犬小屋の近くに気になるものを置いた、場所が変わっただけでもストレスになるので、そういった生活環境も見直してみましょう。
生理現象時の予防
病気ではありませんが、犬は年に2回、換毛期という毛が生え変わる時期があります。これは生理現象ですから、対策できるものでもありませんし、治療が必要なわけでもありません。ただ大量の抜け毛は家の中が汚れてしまう原因になります。
見た目が良くないだけでなく、犬の衛生的にも良くはありません。そんな時の予防法としてはシャンプーやブラッシングがあります。

シャンプーを毎日できない人は定期的にブラッシングすることで抜け毛を取ることができます。そうすると、普段の生活で抜け落ちる毛の量を大幅に少なくできます。特に抜け毛が多いダブルコートの犬種はしっかり対策しましょう。
犬の脱毛に良いフード・サプリを食べさせる
脱毛の原因の一つには、栄養不足もあります。これは人間でも同様ですが、栄養が少ないと毛を作る毛母細胞まで栄養が行き渡らずに毛が細くなってしまいます。それが続くと毛が抜け落ちてしまうのです。
また脱毛症の原因を排除できたとしても、抜けてしまった毛がすぐに生えてくるわけではありません。そのため、犬の栄養のあるフードやサプリを食べさせるのも大切な方法です。特に必須脂肪酸とビタミンEは欠かせません。
栄養価が高いフードを食べさせることは、皮膚の抵抗力を高め皮膚炎の予防にもなりますし、健康維持にも繋がります。
さらに美味しいフードは犬も喜んで食べるでしょうから、犬のストレス解消にも繋がります。ですので、これを機にフードやサプリも考えてみましょう。
気をつけるべき脱毛症の症状
換毛期による脱毛以外は、何らかの原因があるわけですから飼い主としては気を付ける必要があります。ですが、その中でも特に気を付けなければいけない症状があります。それが内臓疾患などからくる脱毛症です。
もちろん皮膚炎も早急に対策しないと、犬が痒くてつらいでしょう。ですが、直接的に命に関わることではありません。ですが、内臓疾患などからくる脱毛の場合は放置していると病状が悪化してしまうこともあります。
考えられる病気の一つには糖尿病があります。人間と同じように犬も糖尿病になってしまいますし、他の病気を併発する恐れもある怖い病気です。脱毛以外の糖尿病の主な症状を見ていきましょう。
- 食欲は増しても体重は減っている
- 大量に水を飲む
- 頻尿
- 元気がなくなる、だるそうにする
糖尿病以外には、副腎皮質ホルモンの過剰分泌により引き起こされるクッシング症候群は左右非対称の脱毛が特徴で、甲状腺ホルモンの機能低下による甲状腺機能低下症は脱毛とともに色素沈着も見られます。
犬の脱毛の治療法
犬の脱毛の原因により治療法も変わってくるので、脱毛の原因が何なのかを突き止める必要があります。アトピー性皮膚炎であれば、抗アレルギー剤やステロイド剤を使ってかゆみや炎症を抑えます。
ウイルス感染によるものなら抗生物質、細菌なら抗菌薬、真菌による感染症なら抗真菌薬をそれぞれ投与することになります。ホルモン分泌の異常などの内臓疾患によるものなら、まずはそれらの病気に応じた治療から始めることになります。
ストレスが原因なら飼い主がしっかり愛情を注ぐ事、ストレスの原因を排除する事が治療になります。とはいえほとんどの方は何が原因で脱毛しているかわからないものです。そのためにも気になったら動物病院に行って診察してもらいましょう。
まとめ
犬の脱毛症は気が付かないうちに発症していることがあります。皮膚炎などは毛で覆われているので気が付かないでしょうし、内臓疾患も症状が出なければわかりません。犬の脱毛は稀ではありませんから、脱毛する前から予防が大切です。
予防法としては犬や犬小屋などを清潔に保つこと、栄養価の高いフードを食べさせる、犬がストレスをためないように気を付けるのも大切です。また脱毛症になってしまった犬は、毛が抜けているので寒さや外部からの刺激に弱くなっています。
ですので、服を着させる、日光浴をさせるなどの対策も必要になってくるでしょう。予防法や対策は決して難しいことではありません。飼い主がちょっと気を配ることで、犬が苦しむこともなくなりますので、しっかりできることから始めてみましょう。
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