ドッグフード『スペシフィック』犬用を分析【原材料･価格･口コミ】

ドッグフードに用いられている肉の種類によって、ワンちゃんが摂取できる栄養素には大きな違いが出てきます。ワンちゃんの体質や成長に応じて、肉の種類を切り替えていくことが推奨されていることをご存知でしょうか？

質の高い肉類が多く配合されたドッグフードを与えるなら、ワンちゃんの消化にかかる負担が減少し、口臭改善さえも期待できるようになっています。もちろん肉類が多く穀物を避けられるなら糖尿病予防にも大いに役立ちます。

ワンちゃんの健康を重視したいときには、原材料に使われている肉類を知ることがポイントになるでしょう。スペシフィックをドッグフードに選ぶ場合には、口コミや評判も参考に少ないリスクで食事を摂れるのかどうかを確認してみましょう。

ドッグフード「スペシフィック」の総合評価

スペシフィックの総合評価表

原材料の品質
安全性
アレルギー対策
食いつき(口コミ)
価格･コスパ

デンマークで生産されているスペシフィックは、愛犬の健康管理をサポートするドッグフードです。病気のワンちゃんに適した療法食だけでなく、ライフステージにあわせたプレミアム・メンテナンスのラインナップが用意されています。

ドッグフードとしてはドライフードとウェットフードに対応し、ワンちゃんが食べやすいタイプを選択可能です。ただし、あくまでも療法食の場合には疾患対策に優れたドッグフードなので、症状が改善したのなら元の食事に戻さなくてはいけません。

そもそもスペシフィックは、動物病院で獣医師が必要と判断する場合に用いられます。プレミアム・メンテナンスを除けば、自分の判断で製品を選ぶことは避けるように心がけましょう。どうしても気になる人は使用について動物病院で相談してください。

スペシフィックには10種類ほどあり、ドライフードが穀物メインの原材料になりやすい一方で、ウェットフードが肉類メインで作られている傾向が見られます。

スペシフィックはこんな犬におすすめ

AFFCOの栄養基準におけるチェックを受けた総合栄養食に該当しませんが、スペシフィックはいずれの種類もFEDIAFの安全性・栄養基準を満たしています。それでもスペシフィックの療法食を与える際には、給餌量や給餌期間など必ず獣医師の指示に従いましょう。

スペシフィックをおすすめできる代表的なワンちゃんは次の通りです。

特定の疾患を抱えていて動物病院から指導を受けている
トウモロコシなど穀物に対するアレルギーが無い
ポークやラムのほか、ビーフやチキンなど幅広く肉類のアレルギーに当てはまらない
噛み応えを楽しむよりも食べやすいドッグフードが向いている

原材料にアレルギーを持ったワンちゃんには、療法食や高栄養フードと言ってもスペシフィックはおすすめできません。配合されている穀物は高品質で消化吸収しやすいように配慮されているので、胃腸にかかる負担は少なくなっています。

療法食としては犬種などは気にしないでいいみたいだね

アレルギーをもっている子は気をつけよう！

アレルギーだけじゃなくて下痢になりやすい子も気をつけてね

ドッグフード「スペシフィック」の商品特徴

商品名	スペシフィック
種類･タイプ	療法食･ドライフード
定価	3,054円(税込)
対応犬種･年齢	全犬種用･成犬用
内容量	2kg
主原料･成分	小麦
カロリー(100g当たり)	370Kcal
賞味期限	開封後1ヶ月
原産国	デンマーク

自然に恵まれた国のデンマークで生産されているスペシフィックとは、果たしてどのようなドッグフードなのでしょうか？事前に以下の代表的な商品特徴を知っておきましょう。

安全性の高いデンマーク基準で選んだ穀物を使っている
肉類や魚類は鮮度を重視して冷凍肉類を極力使用していない
有益な作用を豊富に揃えたオメガ-3脂肪酸などの成分を高品質のまま含んでいる
新鮮な原材料の持つ天然のフレーバーでワンちゃんの食いつきを良くしている
魚油を高濃度に含有している種類においては窒素充填包装を行っている

スペシフィックは鮮度を大切にしつつ、デンマーク産の原材料を中心に製造されています。

ワンちゃんの健康維持に役立つオメガ-3脂肪酸などの成分があわせて含まれ、食欲を刺激する自然な香りもスペシフィックの特徴になります。

販売元の情報

スペシフィックの製造会社は、製薬会社でありながらペットフードの食事療法食も手掛けているデクラ社です。1975年からペットフードの研究を始め、その培われた確かな開発力に基づき、常にデクラ社はスペシフィックの品質向上に努めています。

デンマーク生まれの自然派ヘルスフードに該当するスペシフィックは、デンマーク基準で安全性の高いデンマーク産の原材料を使用した上で作られています。日本では、株式会社インターベットなど輸入販売を扱う会社が主な販売元にあげられます。

とは言っても、スペシフィックは種類のほとんどが療法食なので、一般的なドッグフードとは別の扱いをしなければいけません。飼い主の判断で愛犬に与えるのではなく、獣医師の指導のもと与えるのが使用上の注意に含まれています。

『スペシフィック』を5つの条件で徹底分析

スペシフィックの種類は多くありますが、中でも代表的な種類であるスペシフィックのCIDとCIWを対象に取り上げてみましょう。CIDは高消化性のドライフードであって、CIWは同じく高消化性のウェットフードになっています。

ドッグフードの形状が異なることでいくつか違いがあるものの、以下のドッグフードで欠かせないポイントを個別に確かめていきます。

原材料の品質
安全性
アレルギー対策の有無
食いつき・おいしさ
価格情報

スペシフィックCIDもしくはCIWにおいて、口コミと評判などを含めた詳細はどのようになっているのでしょうか？

1.原材料の品質

まずは原材料を分析

小麦、魚粉、粉末セルロース、トウモロコシ蛋白、えん麦、酵母、豚肉蛋白加水分解物、ビートパルプ、ジャガイモ蛋白、ミネラル類(Ca, P, K, Cl, Fe, Cu, Mn, Zn, I)、サイリウム種皮、ビタミン類(VA, VB1, VB2, VB6, VB12, ナイアシン, パントテン酸, ビオチン, VC, VD3, VE, VK, コリン)、メチオニン、L-カルニチン酸化防止剤:BHA、没食子酸プロピル ※合成着色料、合成フレーバーは含みません。

引用元：amazon「スペシフィック (SPECIFIC) 療法食ウエイトマネジメントCRD-1」

次に成分をチェック

成分	保有率	AFFCO栄養基準
粗タンパク	不明	18.0%以上
脂質	不明	8.0%以上
粗灰分	不明	8.0％以下
粗繊維	不明	4.0%以下
水分	不明	10.0%以下

まず、スペシフィックのCIDに使用されている注目すべき原材料は、以下の通りになります。

米やトウモロコシでんぷんといった穀物
豊富なミネラル類とビタミン類
家禽タンパク加水分解物などの肉類
サイリウム種皮とユッカ抽出物
BHAやBHTだけでなく没食子酸プロピルを含む酸化防止剤

主原料は犬に不向きな米やトウモロコシでんぷんの穀物ですが、公式サイトでは消化性の高い原材料を使用していると記載されています。そのため、これらの穀物は消化吸収されやすいように、しっかり加工処理が行われている可能性が高くなるでしょう。

さらに下痢や嘔吐時の喪失に配慮して、水溶性のミネラル類とビタミン類が豊富に含まれています。サイリウム種皮は消化管の健康的な運動機能の維持に役立ちますし、ユッカ抽出物は糞便の臭いを減少させる機能を持ちます。

様々な利点を期待できる一方で、ドライフードとしてリスクある酸化防止剤が使われていることには要注意です。これに対してスペシフィックCIWでは、CIDと次のような違いがあります。

主原料がポークで肉類としてチキンも使われている
ドライフードで見られた酸化防止剤が配合されていない

CIWは主原料が肉類になりますから、穀物を気にする人にはこちらがあっているかもしれません。酸化防止剤もウェットフードでは配合されていませんし、原材料の品質を考慮するならCIDよりCIWのほうがおすすめできます。

2.安全性(人工･合成添加物の有無)

スペシフィックCIDの原材料にある酸化防止剤は、いずれも人工・合成添加物として脱毛や発がん性の問題が指摘されているものです。とは言え、スペシフィックは安全基準に従って最小限の使用を徹底しているため、常に適量を食べさせている限り心配はありません。

愛犬のために人工・合成添加物を避けていくべきなのか、それとも疾患治療に専念すべきなのかを慎重に見極めるようにしましょう。もちろん療法食は、一時的に与えるものに過ぎないことも重要な判断基準になります。

安全性をできるだけ優先して酸化防止剤のリスクを避けたいときには、スペシフィックのCIDではなくCIWを選ぶことも選択肢のひとつです。また、合成着色料や合成香料は、スペシフィック全体を通じて変わらずに使用されていません。

3.アレルギー対策の有無(穀物＆肉類)

スペシフィックCIDやCIWの原料にあるトウモロコシとポークは、特にアレルゲンとして知られています。療法食を与える状況になる段階で愛犬は免疫力が弱っていますから、食物アレルギーを特に注意しなくてはいけません。

元々アレルギー体質でなくても、発症は心配されるところなので油断は禁物です。獣医師の指示を守って与えていても、ワンちゃんに涙やけが増えたり、皮膚の赤みなど症状が現れた際には使用を中止して獣医師に相談を行ってください。

アレルギーにおいては、食事生活を続けている上で発症してしまう可能性もあり得ます。獣医師がCIDやCIWとは別のスペシフィックにおける療法食を提示するのであれば、原材料の構成がCIDやCIWと大きく異なりますので気をつけましょう。

4.スペシフィックのみんなの口コミ＆評判

動物病院に通院しつつ、治療のために処方薬と併用する形で与えています。症状に配慮した厳原材料を使っているのがポイントです。療法食と言われていますけど、一般的なドッグフードと同じように食いつき良く食べていますよ。

CIDでドライフードなことも関係するかもしれませんが、これを与えるようにしてから水分の摂取量が増えています。粒サイズも結構大きいように思いますし、喜んで食べますけど口が小さいワンちゃんにはあまり適していません。

ウェットフードのCIWを買ったものの、これだけだと軟便になりそうなのでドライフードのCIDと混ぜてから与えています。これを与えてからうちの子は下痢と嘔吐の症状が治まってきたので、消化器系が弱い体質の子に向いていますよ。

ドライフードの原材料は穀物メインなのに、動物病院で取り扱われている療法食として値段がそれなりに高いことが気になります。よく食べることは評価できますが、酸化防止剤も含まれていますからウェットフードを選んだほうが良いと思います。

動物病院で紹介されたドッグフードながら、ネットショップでも同様に扱っているので助かります。愛犬の主食として活用しやすく、食べっぷりも良いので食事で栄養をしっかり与えたい人におすすめですね。

5.価格＆1日のコスパ

通常購入	3,054円(税込)
定期購入	なし
1日のコスパ	78円
送料	購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無	なし
返金保証の有無	なし
お試しの有無	なし