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ドッグフード『ぺディグリー』犬用を分析【原材料・価格・口コミ】

シェパード

ドッグフードには色々な種類があり、ペディグリー以外にもビタワンなどの認知度が高くなっています。同じ価格帯の中で、どのドッグフードを買おうか迷うことがあります。

ペディグリーにどんな特徴があるのか知っておくと、判断するのに役立つでしょう。1985年から発売され続けているペディグリーですが、どのような商品なのか分析してみました。

ペディグリーに使われている成分を調べてみて、安全性などを確認しておきましょう。実際に利用している方たちの口コミや、評判なども調べてみます。

ドッグフード「ぺディグリー」の総合評価

チェックポイント

ぺディグリーの総合評価表

  • 原材料の品質
  • 安全性
  • アレルギー対策
  • 食いつき(口コミ)
  • 価格・コスパ

ペディグリーは、ペットを飼っている人なら誰でも知っているブランドです。厳選されたクオリティの高い素材を使っているとか、消化吸収に良い原材料が使われているとされているドッグフードです。

愛犬の健康を、トータルでサポートしてくれるフードとして知られています。これを食べると、犬の毛艶が良くなるとか皮膚の状態が向上したとも言われています。

免疫力も高まって、愛犬の口の健康状態も良くなると評価されています。栄養とおいしさを両立されていると評判の良いペディグリーの、実際の安全性はどうなのか気になるところです。

全体的には健康維持に、欠かせない成分が使われています。

  • リノール酸
  • カルシウム
  • 抗酸化成分

リノール酸は、毛艶や皮膚の状態を向上させるのに役立つ成分です。カルシウムは歯を強くして、歯周病などから守ってくれます。免疫力をアップさせる抗酸化成分が入っているのも、嬉しいポイントです。

しかし、原材料の詳細が書かれていないなど、ちょっと心配になる部分もあるので覚えておいて下さい。

ぺディグリーはこんな犬におすすめ

エサを待つ犬

ペディグリーがオススメな犬は、健康で食べ物に神経質ではない犬です。大きな問題があるわけでは無いですが、成分を見るとアレルギーのある犬にはおすすめできないものが含まれています。

安全性が著しく低いわけでは無いので、そこまで心配する必要はありませんが、食べ物に神経質な犬にはおすすめしません。

少しくらい品質や栄養面で心配な点があっても、価格が安いコスパが良いものにしたい人にはおすすめの商品です。

アレルギー体質の犬や、育ち盛りで栄養面が高い食事をさせたいときには選ばない方が良いでしょう。第三種原料に油がメインで使われているので、万人向けする製品ではありません。

小型犬は神経質な子が多いから注意したほうがいいかも
アレルギーをもっている子は気をつけなくちゃ
大型犬は食べる量が多いからコスパに優れているのはうれしいね

ぺディグリーの商品特徴

ペディグリー
(画像出典:http://www.pedigree.jp/products/dry/index.aspx#anc02)
商品名 ぺディグリー それいけ小型犬 チキンチーズ入り
種類・タイプ 総合栄養食・ドライフード
定価 353円(税込)
対応犬種・年齢 小型犬用・成犬用
内容量 1kg
主原料・成分 穀類(とうもろこし、米、小麦)
カロリー(100g当たり) 370Kcal
賞味期限 製造より1年6ヶ月間
原産国 日本

ペディグリーは扱っている店舗が多いですから、手に入れやすさが特徴的です。それ以外にも、どんな商品特徴があるでしょうか。

  • 価格が安い
  • 商品の種類が豊富

価格が安くて、買いやすいというのも特徴です。また、ドッグフードで一般的なドライタイプに加えて、ウエットタイプとかスナックタイプも売られています。愛犬の様々なニーズに合わせて購入できる商品です。

栄養バランスにこだわっているため、犬のあらゆるライフステージに合わせることが出来る製品です。各ライフステージの栄養要求とか消化率、そして嗜好性を満足させられるドッグフードとなっています。

世界的なペットの栄養学の研究機関である、ウォルサム研究所が開発に関わっています。

ペディグリーのパウチと缶詰の違い

虫眼鏡と?

ペディグリーにはパウチタイプと缶詰タイプがありますが、品質に大きな違いは特にありません。使われている原材料のいくつかには、違いがあります。

パウチタイプには、増粘多糖類や着色料などの添加物が入っていて、ちょっと残念です。缶詰用には、さらに多くの添加物が入っています。

増粘多糖類に加えて発色剤の亜硝酸Naや、着色料の酸化鉄とか二酸化チタンです。犬にはあまり食べさせたくない添加物が、多く入っているのです。

これらを考えてみると、あえてウェットドッグフードを選ばなくても良いかも知れません。

販売元の情報

会社

ペディグリーは、ウォルサム研究所によって生み出されています。少し前に触れましたが、ウォルサム研究所は、世界的に権威のあるペットの栄養学の研究機関です。

イギリスにある研究所には、世界各地からの研究者や学者が集結しています。どのような学者達が、ウォルサム研究所で働いているのでしょうか。

  • 獣医学者
  • 栄養学者
  • 繁殖学者
  • 動物行動学者
  • 生化学者

これらの学者達を含め1000人を超える専門家たちが、ペットの様々な分野について研究しているのです。研究によって犬の栄養や、行動に関する多くの知識が蓄積されてきました。

犬の成長や妊娠、そして老齢期にどんな栄養素が必要なのかが研究され、その必要を満たすためのドッグフードが開発されています。

犬の多くのニーズを満たす商品を開発しているのです。

『ぺディグリー』を5つの条件で徹底分析

グラフと虫眼鏡

全体的に評判の良いペディグリーですが、より詳しく成分や安全性について分析していきましょう。

ペディグリーを食べさせている飼い主さん達の口コミを紹介し、どんな評判があるのかもチェックしましょうね。

原材料の品質だけでは無く、添加物やアレルギー対策についても解説していきます。愛犬の食いつきや、おいしさについても考えてみましょう。

1.原材料の品質

たくさんの食材

ペディグリーに使われている主な原材料は、以下の通りです。

まずは原材料を分析

穀類(とうもろこし、米、小麦)、肉類(チキン)、油脂類(パーム油、大豆油、ひまわり油)、大豆、コプラフレーク、植物性タンパク、タンパク加水分解物、キシロース、チーズパウダー、野菜類(にんじん、トマト)、緑茶抽出物、ミルクパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT)、pH調整剤

次に成分をチェック

成分 保有率 AFFCO栄養基準
粗タンパク 21.0%以上 18.0%以上
脂質 12.0%以上 8.0%以上
粗灰分 8.0%以下 8.0%以下
粗繊維 5.0%以下 4.0%以下
水分 10.5%以下 10.0%以下

原材料の品質で気になるのが下記の表記です。

  • パーム油等
  • 良質な素材

原材料の項目や公式サイトの広告を見ると、上記の点が気になります。パーム油等と書かれているのですが、具体的に何がパーム油に加えて使われているのか記載されていません。

ドッグフードに使われる油には、動物性油脂など、犬には食べさせたくない油があります。

パーム油等と曖昧に書かれていると、もしかしたら動物性油脂が使われているのではないかと疑いたくなってしまいます。

注意点

原材料の中には、穀類とか肉類といった内容をしっかり確認したい項目がありますが、この油の部分もちゃんとチェックして下さい。

公式サイトを見ると、ペディグリーの原材料は良質な素材が使われていると記載されています。

しかし、具体的にどんな良質な素材が含まれているのかとか、人間が食べられるほどの素材なのかどうかも明記されていません。

どんな素材が使われているか詳細な情報が無いために、危険性の高い材料が配合されているのではないかと心配になってしまいます。

2.安全性(人工・合成添加物の有無)

チェックする研究者

ペディグリーには、いくつかの添加物が使われています。着色料や酸化防止剤などが使われているので、覚えておいて下さい。

実は愛犬の健康に害があると言われているBHAや、BHTソルビン酸カリウムなんかも配合されています。

当然のことながら、すぐにでも愛犬に悪影響が出るほど、大量に添加物が含まれているわけではありません。

日々の生活に支障が無い程度の量に抑えられているとは思いますが、病気になっていたり、体力が落ちていたりする愛犬にはおすすめできませんね。

3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)

医師

ペディグリーでは穀物や肉類が使われているので、アレルギー対策はされていないと言えるでしょう。

この商品で使われている穀物の量は、非常に多くなっています。具体的にどんな穀物が使用されているかは、明記されていません。

ただ主原料が穀物と言えるほど量が多いため、アレルギー体質の犬には上げない方が良いと言えます。

肉食の犬にとって穀物は、相性が良くない素材なので気を付けてください。

4.ペディグリーのみんなの口コミ&評判

検索

食べ盛りのワンちゃんなので、とにかく安くて量が多いドッグフードを探していました。ちょうどペディグリーが条件を満たしていたので、即買いしましたよ。信頼できそうなところで作られていて安いので、しばらく買い続けてみようと思います。

大型犬を飼っているので、量が多くてコスパの良いペディグリーは使い勝手が良いです。他の餌では残すことがありますが、ペディグリーなら完食してくれます。食いつきが良いという事は、美味しい食事なのかなと感じます。

ペディグリーは袋の中にたっぷりとドッグフードが入っているので、お得感があります。他の製品は袋のサイズの割には、中の量が少ないことがありました。これならコスパが良いですから、買い続けて行けそうです。

原材料は不安になるものがありましたが、値段が安いのでつい買ってしまいました。うちの犬の食いつきは普通なので、そこまで印象に残る商品ではありません。とにかく安い商品を買いたい人には、おすすめするドッグフードです。

量が多くて安いのが魅力的なのですが、小分けされていないため、長い間使うときには不便を感じます。後フードの色がどぎついので、そこまで着色料を入れなくて良いのにと思います。しばらく食べさせていますが、犬の健康に悪影響が出ていなさそうなので安心しています。

5.価格&1日のコスパ

料金の計算

通常購入 353円(税込)
定期購入 なし
1日のコスパ 30円
送料 購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無 なし
返金保証の有無 なし
お試しの有無 なし

ペディグリーの価格は安いの一言に尽きますが、一日あたりどれくらいのコスパなのでしょうか。

例えば、愛犬の体重が2キロだと、50グラムちょっとの量の餌が必要です。ペディグリーを50グラム与えるとすると、大体30円くらいかかります。

ペディグリーのコスパはかなり高いことが分かるでしょう。単純に体重だけでは無く、どのライフステージにいるかによっても、食べる量は変わってくることを覚えておいてください。

最安値はどこ?公式・amazon・楽天?

パソコンを使う女性

もともと安いペディグリーを、もっとお得に購入するにはどうしたら良いのでしょうか。商品によっては、公式サイトで買うと色々と特典が付いてお得という場合があります。

注意点

ペディグリーの場合は、公式サイトでは購入できないので気を付けてください。

Amazonで買うと1キロあたり372円で、2キロなら690円となります。楽天市場なら1キロで398円になり、2キロだと740円です。

どちらも料金的には大きく変わりませんから、送料や自分が貯めているポイントを含めて考えることをおすすめします。

時々ホームセンターでペディグリーの大幅値引きがされているので、チェックしてみるのも良いでしょう。

ぺディグリーのラインナップ一覧

チェックリスト

ペディグリーの商品ラインナップは、いくつかあります。

  • 子犬用チキン&緑黄色野菜入り
  • 成犬用ビーフ&緑黄色野菜入り
  • 成犬用チキン&緑黄色野菜入り
  • 成犬用ビーフ&緑黄色野菜&魚入り

子犬用のものには、育ち盛りに必要となるカルシウムやDHAが豊富に配合されています。しっかりとした歯や骨の整形に必要な成分や、脳の発達に欠かせないDHAが入っているのは嬉しいポイントです。

成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りには、厳しく選ばれた緑黄色野菜が入っており、犬に必要な野菜の栄養がきちんと含まれています。

魚入タイプには新鮮な魚が使われているので、安心して与えられます。チキンタイプもカロリーがそこまで高くなく、愛犬の健康をサポートしてくれそうです。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

シェパード

ペディグリーを分析してみると、以下のことが分かります。

メリット

  • 幅広い研究によって開発された
  • 健康な皮膚や歯の状態を保つ成分が配合されている

デメリット

  • 原材料の表示が曖昧
  • 添加物が多く配合されている

メリットはウォルサム研究所で開発されていて、確かな技術と知識によって作られた製品であると言うことです。

口コミの評判も概ね良好なので、買って損をするような商品ではないことが分かります。ビタワンなどと迷ったときには、ペディグリーを試してみても良いかも知れません。

ベジタブルオイルやカルシウムなど、愛犬の皮膚や歯の状態を良くする成分も配合されています。原材料の表示が曖昧だったり、添加物の量が多かったりする点は気になります。

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