犬用『ホリスティックレセピー』が全てわかる【原材料・価格・評判】
ドッグフードには外国産のものであっても、日本の犬に合わせて開発されたものもあります。ホリスティックレセピーもその1つであり、日本特有の気候や様々な環境などに合わせて研究された日本専用のドッグフードなのです。
ホリスティックレセピーについて詳しく知らないという人は、どのような原材料が使われどのような成分が含まれているかなどをわからないでしょう。購入しようか迷っているのであれば、是非ともまとめる情報を参考にしてください。
口コミ上の評判には辛口な内容もあるものの、メリットとデメリットを考える上で参考になるかもしれません。商品の特徴を踏まえてどのようなものかについても紹介しますので、ホリスティックレセピーの勉強をすると良いでしょう。
『ホリスティックレセピー』の総合評価
- 原材料の品質
- 安全性
- アレルギー対策
- 食いつき(口コミ)
- 価格・コスパ
上記5つの条件を用いて、ドッグフード「ホリスティックレセピー」を調査しました。原材料表示をチェックすると、ラム肉粉が使用されているとわかります。
ラム肉を粉末状にしたものですが、高く評価できるものではありません。ラム肉のどの部分が使われているか、チェックしただけではわからないためです。
はっきりとした情報がわからない限り、ラムの毛が含まれている可能性もあります。肉食動物である犬にとって肉は良いものですが、マイナスポイントと言えるでしょう。原材料の情報量に関しては、改善すべき余地があります。
穀物が含まれていることも無視できません。犬は肉食動物であり、穀物の消化吸収を苦手としているためです。
ビートパルプという甜菜から糖分を搾り取った後の残りかすも含まれており、犬の胃腸には合わないであるため要注意です。
食物繊維などの成分が豊富に含まれているものの、便を固めすぎてしまうという性質を持ちます。
以上のことからホリスティックレセピーは体質的に合っていれば良いですが、注意すべきポイントが多いドッグフードと言えます。
ホリスティックレセピーはこんな犬におすすめ
以下に挙げる条件に該当する犬には、ホリスティックレセピーをおすすめできるでしょう。
- アレルギーの有無がはっきりしている
- 栄養バランスが良い食事を必要としている
穀物が原因となりアレルギー反応を起こす場合もあるため、事前にその有無を確かめておくことは重要です。動物病院を受診して詳しい検査を受けてからホリスティックレセピーを与え、トラブルがなければ特に問題ないでしょう。
またホリスティックレセピーの原材料表示には、肉類や穀物以外にも以下のものが記されています。
- 豆タンパク
- 醸造酵母
- 緑茶
さらに以下のような成分が含まれていることもわかります。
- ビタミン類
- ミネラル類
デメリットだけではなく、バランスの良さというメリットが期待できるでしょう。
ホリスティックレセピーの商品特徴
商品名 | ホリスティックレセピー チキン&ライス |
---|---|
種類・タイプ | 総合栄養食・ドライフード |
定価(公式参考) | 3,740円(税抜き) |
対応犬種・年齢 | 全犬種用・成犬用 |
内容量 | 2.4kg |
主原料・成分 | 鶏肉粉 |
カロリー(100g当たり) | 355Kcal |
賞味期限 | 開封前12ヶ月 |
原産国 | アメリカ |
商品特徴をいくつかまとめると、以下の通りとなります。
- アメリカ産のドッグフードである
- 食いつきの良さが期待できる
外国産のドッグフードの場合、日本産の原材料が使われていないものもあります。しかしホリスティックレセピーの説明書には、以下のポイントに配慮されていることが記載されています。
- 気候
- 住環境
- 生活環境
国が違うことで人々の暮らし方に差があるように、犬にもその国に適した暮らし方があるのかもしれません。次に食いつきについて口コミ上の評判をチェックすると、犬が喜んで食べているという内容のものが複数ありました。
他のドッグフードはなかなか食べない犬でも、ホリスティックレセピーなら進んで食べてくれるかもしれません。
販売元の情報
ホリスティックレセピーの販売元の情報をまとめると、以下の通りです。
- 所在地は京都府八幡市内里女谷10-1
- 創立は1996年5月2日
- 資本金は4,000万円
- 事業内容はペットフードの輸入販売及び製造販売
- 従業員数は28名
また公式ホームページ上には、ペット栄養士認定資格保持者が在籍していることも明かされています。ペット栄養士とはペットの栄養管理や健康促進のために生まれた資格で、動物病院で働く人が取得する場合もあるものです。
資格を保有するスタッフがホリスティックレセピーをチェックしてから販売しているのであれば、信用性が期待できるでしょう。粗悪なドッグフードを取り扱っていては、会社の評判に関わるためです。
ホリスティックレセピーを5つの条件で徹底分析
- 原材料の品質
- 安全性
- アレルギー対策
- 食いつき(口コミ)
- 価格・コスパ
愛犬の健康を守りたいと考えるのであれば、与えることで起こりうる被害をチェックすると良いです。
しかし悪いことばかりではなく、優れているポイントについても取り上げます。またホリスティックレセピーを購入した一般ユーザーの口コミも紹介します。辛口ではない良い内容のものもあるため、購入時の参考になるでしょう。
1.原材料の品質
まずは原材料を分析
鶏肉粉、玄米、醸造米、大麦、鶏脂、鶏肉、ナチュラルフレーバー、ビートパルプ、トマト粗、醸造酵母、亜麻仁ミール、胡麻、塩、乾燥チコリ根、緑茶、酵母培養液、塩化カリウム、ユッカフォーム抽出物、ラクトバチルスアシドフィルス、、アスコルビン酸、塩化コリン、グルコサミン、コンドロイチン、DL-メチオニン、、ビタミン類(E、A、D3、B12、ナイアシン、B2、パントテン酸、B1、B6、葉酸、ビオチン)、ミネラル類(亜鉛、アミノ酸キレート化亜鉛、鉄、マンガン、アミノ酸キレート化マンガン、銅、アミノ酸キレート化銅、ヨウ素、セレン、コバルト)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス)
次に成分をチェック
成分 | 保有率 | AFFCO栄養基準 |
---|---|---|
粗タンパク | 25.00%以上 | 18.0%以上 |
脂質 | 15.00%以上 | 8.0%以上 |
粗灰分 | 7.50%以下 | 8.0%以下 |
粗繊維 | 4.00%以下 | 4.0%以下 |
水分 | 10.00%以下 | 10.0%以下 |
主原料にラム肉粉が使われており、犬の身体に良い動物性タンパク質が摂取できます。しかし上記で説明した通り情報が十分ではなく、また鮮度に関しても一般の飼い主が表示をチェックしただけではわからないと思われます。
表示にはラム肉粉の方がラム肉より先に記されており、量もラム肉粉の方が多いかもしれません。粉の部分が多ければ、肉類を効率良く摂取することは難しいでしょう。そのため主原料の品質には、改善すべき問題があると言えます。
穀物については品質の良いものが選ばれていても、消化を考えれば高く評価できません。ホリスティックレセピーに含まれている穀物が胃で上手く消化されず腸で吸収されなければ、嘔吐や下痢などのトラブルの原因となるでしょう。
穀物に関しては品質ではなく、危険性の有無を意識した方が良いでしょう。また原材料の中には、鶏脂も含まれています。
鶏に含まれている油脂を鶏脂と言いますが、ラム肉粉と同じようにどの部位が使われているかわからないことがデメリットです。情報がはっきりしていない限り、品質については心配した方が良いでしょう。
2.安全性(人工・合成添加物の有無)
ホリスティックレセピーには酸化防止剤が使用されており、その成分は以下の通りです。
- ミックストコフェロール
- クエン酸
- ローズマリーエキス
これらはすべて天然由来の成分であり、犬の身体に悪影響を及ぼすものではありません。合成添加物は使用されていないため、高く評価できます。また以下のような人工添加物も使用されていません。
- 着色料
- 着香料
- 発色剤
そもそも犬は嗅覚により食べ物を判断するため、これらがドッグフードに使用されていたとしてもあまり意味がないのです。それどころか石油や化学物質などが体内に蓄積されると、重大な健康被害に遭う可能性もあるのです。
ホリスティックレセピーは安全性については対策が取られているため、高く評価できるでしょう。
3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)
まず穀物のアレルギー対策ですが、ある程度取られていると言えるでしょう。原材料表示には、以下の穀物が記されています。
- 醸造米
- 玄米
- 大麦
これらはアレルギーの可能性が低いと言われているため、穀物が多く使われているドッグフードより安全ではないでしょうか。ただし穀物が使用されていることは事実であり、十分に消化できない場合もあると覚えて置くと良いです。
肉類はラム肉粉は上記の通り怪しいですが、ラム肉に関しては評価できるでしょう。公式ホームページ上の説明には、ニュージーランド産とあります。どこの肉が使われていることがわかるため、安心できるのではないでしょうか。
粗悪な肉でない限り、アレルギーの心配はないでしょう。
4.ホリスティックレセピーを購入したみんなの口コミ&評判
我が家には2匹の小型犬がおり、小粒のドッグフードを探していました。食べやすいのか2匹とも食いつきは良く、おいしそうな様子を見せてくれます。小袋であるため扱いやすく、酸化を防げることも評価できるポイントです。
ブリーダーに紹介されてホリスティックレセピーを購入してみました。アレルギーなどの体調の変化を心配していましたが、特にトラブルは起きていません。食いつきは良い方で、今後もトラブルが起こらなければ続けてみます。
ホリスティックレセピーを与え続けてから1年経ちますが、愛犬の体重も平均的なものとなり皮膚の調子も良いです。便も固まりすぎず、質の良いものが出ています。心配なこともありましたが、愛犬には合っているようです。
このドッグフードを与えてから頻尿が続き様子がおかしかったため、獣医師に診せたら尿管結石と診断されました。その後治療を続けて今は元気になりましたが、特に食いつきが良いわけでもなかったため今は与えていません。
知り合いの先生から紹介されたため、それまで与えていたものをやめてホリスティックレセピーを購入しました。食いつきは良く見えたのですが体質的に合わなかったようで下痢をしてしまい、今は以前のものに戻しています。
5.価格&1日のコスパ
通常購入(公式参考) | 3,740円(税抜) |
---|---|
定期購入 | 4,039円(税込) |
1日のコスパ | 56円~ |
送料 | 無料 |
定期購入の回数縛りの有無 | なし |
返金保証の有無 | なし |
お試しの有無 | なし |
ホリスティックレセピーの価格は、以下の通り重さによって異なります。
- 800グラムで1,430円
- 2.4キログラムで3,740円
- 6.4キログラムで7,920円
- 18.1キログラムで12,200円
そして1日あたりのコスパをまとめると、以下の通りです。
- 体重1キログラムで目安給餌量が33グラムの場合で56円
- 体重2キログラムで目安給餌量が55グラムの場合で94円
- 体重5キログラムで目安給餌量が110グラムの場合で185円
- 体重10キログラムで目安給餌量が185グラムの場合で312円
他のドッグフードと比較して少しでもコスパ面に優れていると感じた場合、ホリスティックレセピーを購入してはいかがでしょうか。
最安値はどこ?公式・amazon・楽天?
公式価格は上記で紹介した通りですが、amazonと楽天で取り扱われている価格を紹介します。わかりやすいように、2.4キログラムのものを例にします。
- amazonでは2,693円
- 楽天では2,706円
公式では3,740円であるため、この3つを見るとamazonが最安値となります。ただし楽天では店舗によって送料が異なる場合があり、さらに通販サイトでは独自の割引サービスやポイントがキャンペーンが利用できることもあります。
またホリスティックレセピーの重さによって価格が変動することもあるため、一概にどこが最安値であるかは言えません。
ホリスティックレセピーのラインナップ一覧
ラインナップには以下のようなものがあります。
- ラムアンドライス小粒仔犬活動犬妊娠授乳犬用
- ラムアンドライス小粒成犬用
- ラムアンドライス中粒成犬用
- ラムアンドライス高齢犬体重管理去勢犬用
- チキンアンドライス仔犬活動犬妊娠授乳犬
- チキンアンドライス成犬用
- チキンアンドライスシニア用
- ラムアンドライス仔犬活動犬妊娠授乳犬用
- ラムアンドライス成犬用
- ラムアンドライス高齢犬体重管理去勢犬用
- EC12乳酸菌ラム
- EC12乳酸菌チキン
- ヘルシージョイントラム緑イ貝入り中大型犬用
ラインナップ数に関しては、他のドッグフードより多いのではないでしょうか。愛犬の年齢や状態に合わせ、使い分けができることはメリットでしょう。
【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット
総合的に見たホリスティックレセピーのメリットは、犬に配慮されたポイントが多くあることでしょう。天然由来の成分を採用する、またラム肉の原産国の情報をきちんと明かすなどは飼い主に対する配慮ではないでしょうか。
しかしラム肉粉が主原料であり複数の穀物が使われていることは、犬の健康状態への影響を考えるとデメリットです。主原料に関しては情報量が十分ではないため、公式ホームページ上に情報を明かすなどの対策が求められます。
不信なポイントがあるとそこばかりに注目してしまう飼い主もいるかもしれませんが、メリットとデメリットのバランスを考えることをおすすめします。その上でホリスティックレセピーを購入し、様子を見ることは飼い主の自由です。
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