犬用『ドクターズチョイス』の全てがわかる【原材料･価格･口コミ】

ドッグフード「ドクターズチョイス」総合評価

ドクターズチョイスの総合評価表

• 原材料の品質
• 安全性
• アレルギー対策
• 食いつき(口コミ)
• 価格･コスパ

免疫力を作る国内発酵エキスを使用しているドクターズチョイス。健康を維持し、病気にかかりにくい身体を作るために有効なドッグフードと言えます。このフードの良い点は以下の通りです。

• 納豆菌と乳酸菌で腸内の健康維持
• サメ軟骨が関節の潤滑油に
• 天然由来の保存料使用
• 肉副産物を使用していないラムミール
• 皮膚や毛並みも良くなる

ドクターズチョイスは、身体の隅々にまで気を使ったフードといえます。人間にとっても必要となる納豆菌や乳酸菌、オメガ脂肪酸などが含まれています。他のフードでは毛並みや腸内活動が改善しなかった経験がある犬ほど、使用してみると良いでしょう。

しかし身体に良い有効成分が含まれているものの、懸念材料となる部分も存在します。

• ミール系の食材を使用
• 穀物の使用
• 原材料の品質が不明瞭
• 抽出元が不明な動物性油脂

せっかく健康を促進するための有効成分が含まれているのに、タンパク源である肉類の品質の良し悪しが分からないというのが残念です。またかさ増しのために穀物がふんだんに使われているのも、懸念材料となるでしょう。

全体を通して、ドクターズチョイスは国内発酵エキスに目を付けたというのは良いものの、その他の原材料に不安の残るフードといえます。犬の健康を考えているからこそ、もっと品質にも力を入れて欲しかったというのが残念な点です。

ドクターズチョイスはこんな犬におすすめ

無添加ドッグフードとして有名なドクターズチョイスは、以下のような犬におすすめです。

• 腸内環境を整えたい
• 免疫力を向上させたい
• アトピー性皮膚炎を持っている
• 口臭予防をしたい
• 毛並みを良くしたい

商品名にドクターと付いているだけあり、ドッグフードには珍しい効果が期待される成分が含まれているようです。特にアトピー性皮膚炎を予防できるフードは、国産発酵エキスを使用しているドクターズチョイスならではといえるでしょう。

腸内環境を整えるというフードはよく目にしますが、これに使用されている成分は納豆菌や乳酸菌です。中でも納豆菌はあまり見ない成分なので、他のフードで改善できなかった人は与えてみる価値があります。

体内の健康維持と一緒に皮膚や被毛の健康も手に入れられるので、内側からも外側からも美しくなれる効果が期待されるでしょう。

ドッグフード「ドクターズチョイス」商品特徴

商品名	成犬用 無添加ドッグフードADULT
種類･タイプ	総合栄養食･ドライフード
定価(楽天参考)	3,672円(税込)
対応犬種･年齢	全犬種用･1歳～6歳用
内容量	3kg
主原料･成分	ラムミール
カロリー(100g当たり)	340Kcal
賞味期限	開封前12ヶ月
原産国	オーストラリア

ドクターズチョイスの特徴といえば、なんといっても国産発酵エキスである納豆菌が使用されているという点でしょう。納豆菌は消臭効果があり、口臭や排便臭を軽減させられます。同時に腸内環境も整えられるので、嬉しいことだらけです。

もちろんその他にもいくつかの特徴があります。

• サメ軟骨を使用
• オメガ脂肪酸をバランスよく配合
• 無添加
• 食べやすい粒の大きさ

サメ軟骨は関節の負担を軽減する役割があり、潤滑油の働きを担ってくれるのです。犬は年齢を重ねるごとに、足腰が弱っていきやすい生き物になります。そこでサメ軟骨に含まれるコンドロイチンが、良い役割を果たしてくれるのです。

同じように毛並みを良くするためのオメガ脂肪酸も体内で精製できない成分になります。そのため食べ物から摂取する必要がありますが、オメガ脂肪酸はバランスよく摂ることがポイントです。

このオメガ脂肪酸がバランスよく配合されているため、毛艶が良くなります。このように人間にとっても嬉しい成分が豊富に含まれていますし、体内で精製できない成分を補えるフードになっています。

販売元の情報

ドクターズチョイスは、ペットにとって本当に良いものを提供することをコンセプトとした、株式会社オフィスピースワンから製造販売されています。良質なものをなるべく低価格で提供し、消費者に喜んでもらいたいという気持ちがあるようです。

オフィスピースワンが作るフードは、単に生産地が良いだけではありません。飼養試験を行い栄養学的に確立されています。自然の力で健康を手に入れることをテーマにしているので、使われている食材は全て天然由来というのは嬉しい部分でしょう。

安定した成長や体調維持、便の安定性も重要視しており、ペットフードの先進国である欧米各社にも負けないフードを製造しています。たとえコストが上がっても、品質にだけは手を抜かないというのも、消費者としては嬉しいところです。

『ドクターズチョイス』を5つの条件で徹底分析

毎日の食事と共に栄養補助もしてくれるドクターズチョイスは、愛犬にずっと健康でいてもらいたい人におすすめのフードです。ただ身体に良いものと美味しいものは別物だったりもします。

ドクターズチョイスは、犬にとって美味しいフードといえるのでしょうか。

美味しさについては、やはり実際にドクターズチョイスを与えたことのある人の声が、1番信憑性のあるとなります。専門家による品質や安全性、アレルギーの危険性などと一緒に、食いつきに対する口コミもお伝えしますので、参考にしてみてください。

1.原材料の品質

まずは原材料を分析

ラムミール、米、スチームオート麦、玄米、とうもろこし、グリーンフィールド豆、コーングルテンミール、動物性脂肪、チキンミール、チキンダイジェスト、オメガ3＆6ブレンド（キャノーラ油、ひまわり油、亜麻種油、魚油）、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、硫酸銅、銅キレート、硫酸亜鉛、亜鉛キレート、マンガン酸化物、マンガンキレート、硫酸鉄、鉄キレート、セレン、ヨウ素、カルシウム、国産発酵パウダー、サメ軟骨、酸化防止剤（ビタミンＥ、ローズマリー抽出物）

次に成分をチェック

成分	保有率	AFFCO栄養基準
粗タンパク	23.0%以上	18.0%以上
脂質	13.0%以上	8.0%以上
粗灰分	7.0％以下	8.0％以下
粗繊維	4.5%以下	4.0%以下
水分	10.0%以下	10.0%以下

ドクターズチョイスの主なタンパク源は、ラムミールとなっています。ミール系の食材は必ずしも粗悪なものとは言い切れませんが、愛犬家からは敬遠されることで有名です。

ただドクターズチョイスの場合は、肉副産物を使用していないとはっきり明記されています。

頭部や毛などの肉副産物を使っていないので、安心して与えられるフードといえるでしょう。そんなラムにはコンディション維持やビタミン補給、コレステロール値を下げるなどの効果があります。

ドクターズチョイスにはラムミール以外にも、2種類のタンパク源が含まれています。

• チキンダイジェスト
• チキンミール

チキンダイジェストは食用として使用できない鶏肉に大量の水を加え加熱し、化学薬品を使ってアミノ酸を分解した加水分解物を指します。いわば鶏エキスです。

チキンダイジェストとチキンミールは、ラムミールのような説明は無かったので、肉副産物が使用されている可能性があります。なおドクターズチョイスは、グレインフリーのフードではありません。

• トウモロコシ
• コーングルテンミール

上記のような穀物が含まれているということを念頭に置いておきましょう。とくにトウモロコシは犬にとって消化しにくい食材ですし、アレルギーを引き起こしやすくもあります。与える際には、健康面に配慮する必要があるでしょう。

その他の原材料として気になったのは、動物性油脂が使われているということです。キャノーラ油などの植物性油脂も使用されていますが、動物性油脂は油分の中でも1番多く含まれています。

これにはくず肉や廃棄肉が使われることが多いので、品質面に不安が残るでしょう。

2.安全性(人工・合成添加物の有無)

人工・合成添加物は一切使用していないので、安心して与えられるフードです。人工添加物は、長期間与え続けることで健康被害を及ぼし、中には発がん性のあるものも存在します。

そのようなものが含まれていないという点においては、充分評価できるフードと言って良いでしょう。

一般的に粗悪なフードには、賞味期限を延ばすためにBHTやBHAなどの保存料が使用されています。しかしドクターズチョイスでは、ローズマリーやビタミンEなどの天然由来の保存料が使用されているのです。

天然由来の保存料も人工・合成添加物に負けない酸化防止作用がありますので、健康を重視したドッグフードにはよく使われています。もちろん天然由来のものは身体に悪影響を及ぼしません。愛犬家も充分安心できるでしょう。

3.アレルギー対策の有無(穀物＆肉類)

主原料であるラムミールは、アレルギーを引き起こしにくい食材です。そのためフードの中でもラム肉を使ったものは大変人気があります。ヘルシーなのでダイエット中の犬にも適しているため、メリットが多い食材です。

ただチキンは肉類の中で、1番アレルギーを引き起こしやすい食材になります。含有量も多いので、チキンアレルギーのある犬には与えるのを控えたほうが良いでしょう。体調を見ながら与えるよう心掛けてください。

さらにドクターズチョイスには、トウモロコシやコーングルテンミールなどの穀物が含まれています。穀物はフードのかさ増しのために用いられることが多いです。しかも犬にとって穀物は特別必要な栄養素ではありません。

アレルギーが起きると下痢や嘔吐、フケの発生などの症状が出ます。早めに気付くことで症状を軽減できるので、気にしてみてあげるようにしましょう。

4.ドクターズチョイスのみんなの口コミ＆評判

5.価格＆1日のコスパ

通常購入(楽天参考)	3,672円(税込)
定期購入	なし
1日のコスパ	122円
送料	購入サイトによる
定期購入の回数縛りの有無	なし
返金保証の有無	なし
お試しの有無	なし

ドクターズチョイスを購入できるのは、楽天のみとなっています。取り扱い容量は3種類です。

• 1kg（1,512円）
• 3kg（3,672円）
• 6kg（5,508円）

容量が増える毎に価格が安くなるので、大容量で購入して小分けにしておくなどの工夫を凝らしてみるのも良いかもしれません。また取り扱い店舗によっては送料が別途かかることがあります。

現在のところはペットショップなどの店舗購入か楽天での購入となるでしょう。楽天でも購入できるお店は比較的少ないので、他のフードと比べると購入先が限られてくるでしょう。

価格競争もあまりないので、今後もこれ以上安くなる可能性は低いです。

ドクターズチョイスのラインナップ一覧

1つのブランドで数多くのラインナップを取り揃えていることが多い中、ドクターズチョイスはシンプルに4つの商品が用意されています。

• 子犬用 ラム＆玄米
• 成犬用 ラム＆玄米
• シニア犬用 ラム＆玄米
• 体重管理用 ラム＆玄米

子犬用のフードは小粒となっており、食べやすさに配慮されているようです。その他のフードは全て中粒なので、もしかすると犬種によっては粒が大きいと感じることもあるかもしれません。

ライフステージによって必要とする栄養素が変わることも意識しており、各フードで栄養分をバランスよく配合しています。また子犬用の粒はふやかしやすくなっているので、離乳後からすぐに食べさせられるでしょう。

体重管理用のフードも全年齢対象というのが珍しい点です。基本的に肥満対策用のフードは、年齢ごとに分かれていることが多いのですが、ドクターズチョイスはそうではありません。

【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット

全ての犬種に対してバランスの良い栄養素を補給できるドクターズチョイスは、国内発酵エキスを配合したプレミアムフードです。総合的に判断してもメリットはたくさんあります。

• 体臭や排便臭の軽減
• 腸内環境を整える
• 毛並みの向上
• 無添加
• 質の良いラムミールを使用

犬の体内を健康に保ち外見も美しくしてくれるドッグフードは最近多く出回っています。しかし他とは違うのは納豆菌を使って効果を出している点です。

今までどんなフードを使っても効果がなかった場合でも、ドクターズチョイスを与えたら状態が良くなったという声も挙がっています。

逆にもう少し配慮してほしかった点もいくつか存在します。

• チキンダイジェストやチキンミールの使用
• トウモロコシなど穀物の使用
• 楽天でしか購入できない
• 小型犬には粒が大きい

せっかく質の良いラムミールを使用しているのですから、他の肉類にもこだわって欲しかったというのが正直なところです。また購入先が限られているのも残念なところでした。

総合的に見ても粗悪なフードという印象はありませんでしたので、気になる人は購入してみると良いでしょう。