犬用『ピュリナ(プロプラン)』の全てわかる【原材料・価格・評判】
犬の健康状態を保つために、食事にはかなり気を使っている飼い主も多いことでしょう。しかしドッグフードは多数の商品が展開されているため、どれを選んだら良いのか悩むことも少なくありません。
今回紹介するのはピュリナ(プロプラン)です。ホームセンターでもよく並んでいるため、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?プレミアムフードとしても名高いピュリナ(プロプラン)ですが実際に使用している人はどのような印象を持っているのかも気になる点です。
大切な家族である犬に健康で長生きしてもらうために、ピュリナ(プロプラン)は最適なドッグフードといえるのでしょうか。ここではその品質や原材料、安全性などについて徹底分析していきます。
「ピュリナ(プロプラン)」の総合評価
ピュリナ(プロプラン)の総合評価表
- 原材料の品質
- 安全性
- アレルギー対策
- 食いつき(口コミ)
- 価格・コスパ
ピュリナ(プロプラン)に使用されている主原料は、チキンもしくはサーモンで、とくに危険な人工・合成添加物は使用していないようでした。年齢に応じて食いつきを良くするためにほぐし身を入れるなど、工夫もしています。
しかし残念なのは、小麦や大豆、家禽ミールなどのアレルギーを発現しやすい原材料が多く含まれている部分です。アレルギーを持つ犬はもちろんのこと、穀物にアレルギーを持たない犬でも、消化不良などの不調を起こす危険性があります。
コスパ面は他のドッグフードよりも安く、試しに購入するスタンスでも手を出しやすいのではないでしょうか。合成添加物は使用していないものの小分けパックではないため、開封後はなるべく早く使いきる必要があります。コスパ面を重視している人はおすすめです。
ピュリナ(プロプラン)はこんな犬におすすめ
ピュリナ(プロプラン)は、アメリカのドッグショーに参加する犬の実に9割が愛用しているドッグフードです。外見だけでなく内面の美しさを追求する、ショードッグオーナーやスポーツドッグオーナーからも認められているものと言えるでしょう。
そんな高い信頼を寄せられているピュリナ(プロプラン)が向いているのは、以下のような犬になります。
- チキンやトウモロコシ、小麦などへのアレルギーが無い
- 健康的な骨格を手に入れたい
- 艶やかな毛並みを目指している
- 食に対する好き嫌いが激しい
- 毎日のお通じをスムーズにしたい
特に注目したいのは、良質な動物性タンパク質を使用していることによる、食いの良さです。食にこだわりのある犬でも、ピュリナ(プロプラン)なら喜んで口にしてくれるという口コミが多いのも特徴になります。
体型ケアやお腹ケアにも向いているため、健康で長生きできるよう与えてみるのもいいかもしれません。
ピュリナ(プロプラン)の商品特徴
商品名 | 【小型犬】成犬用 筋肉バランスのサポート |
---|---|
種類・タイプ | 総合栄養食・ドライフード |
定価(公式参考) | 3,611円(税込) |
対応犬種・年齢 | 小型犬用・全年齢用 |
内容量 | 2.5kg |
主原料・成分 | チキン |
カロリー(100g当たり) | 403Kcal |
賞味期限 | 開封前12ヶ月 |
原産国 | アメリカ |
ピュリナ(プロプラン)の大きな特徴として、ライフステージや体質に合わせた商品を豊富に取り揃えているという点が挙げられます。犬も年齢や体型、成長段階で必要となるものが異なるため、個性に合わせて与えるものを選べるというのは嬉しいことです。
それも犬の食事と健康に対する、並々ならぬ研究の賜物といえるでしょう。ピュリナ(プロプラン)を製造販売しているネスレピュリナペットケアはアメリカやフランスなど4か国に研究所を持ちペットの食事や排泄物を分析して本当に必要な栄養素は何かを研究しているのです。
免疫力を維持するためのサポートをすることにも力を入れており、原材料のチキンの他に以下のような栄養素も含んでいます。
- グルコサミン
- DHA
- オメガ3・6脂肪酸
- カルシウム
もちろんこれらの栄養素も、ライフステージによって量を変化させ、理想の栄養バランスを提供しているのです。
販売元の情報
ピュリナ(プロプラン)は、ネスレ日本株式会社が販売しています。ネスレと聞くとインスタントコーヒーが真っ先に思い浮かびますが、実は世界最大級の食品・飲料会社でもあるのです。
1902年に創業され100年以上の歴史を持つ有名企業なため、実はペット業界でもかなり有名な企業です。そんなネスレは「いつまでも一緒にいたいから」というコンセプトを掲げ、ペットフードを製造販売しています。
愛するペットがいつまでも健康で素晴らしい生涯を贈れるよう、食を通してサポートしていきたいという思いが、原材料や美味しさから伝わってくるでしょう。
原料の配合バランスは科学的に証明されたており、特許も取得しています。そのため世界中の愛犬家やブリーダー、ショードッグオーナーから絶大な支持を得ているブランドです。
『ピュリナ(プロプラン)』を5つの条件で徹底分析
ドッグフードの中でもかなりの知名度を誇るピュリナ(プロプラン)は一般的には「毛艶がよくなった」「好き嫌いの激しい子でも完食してくれる」などの声が広がっていますが、専門家が見たらどのような評価になるのかも気になるところです。
愛する犬には真に良いものを与えたいと思う人は、原材料の品質や安全性も気になることでしょう。ここからはピュリナ(プロプラン)の評価を1つ1つ細かくみていきます。一般には知られていないような内容も含まれていますので、参考にしてみてください。
1.原材料の品質
まずは原材料を分析
チキン、米、家禽ミール、牛脂、脱脂大豆、コーングルテン、とうもろこし、小麦、とうもろこし胚芽、卵、たんぱく加水分解物、酵母、小麦アリューロン、フィッシュパウダー、植物性油脂、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、硫黄)、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン、C)、グリセリン、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
次に成分をチェック
成分 | 保有率 | AFFCO栄養基準 |
---|---|---|
粗タンパク | 29.0%以上 | 18.0%以上 |
脂質 | 17.0%以上 | 8.0%以上 |
粗灰分 | 9.0%以下 | 8.0%以下 |
粗繊維 | 3.0%以下 | 4.0%以下 |
水分 | 12.0%以下 | 10.0%以下 |
ピュリナ(プロプラン)には、健康面をサポートするチキンを主原料とするものと、スキンケアをサポートするサーモンを主原料にしたものの2種類があります。どちらのフレーバーも動物性タンパク質を25%以上含有しているようです。
犬の体は50%以上が筋肉で出来ており、健康的な筋肉を維持するためには良質なタンパク質が必要になります。ピュリナ(プロプラン)は、ヒューマングレードの保証はありませんが、新鮮な生肉を使用した製造方法を掲げているので、良いと言えるでしょう。
チキンやサーモンの他にも、タンパク源としてツナミールが含まれています。これに関しては製造方法上、人間が口にしないまたは食べられない部分も使用されている可能性があるでしょう。しかし粗悪なものという意味ではありません。
さらに筋肉バランスを整えることを目的に家禽ミールが使用されています。これは食用の鶏肉の油分を除去しすり潰して乾燥させ粉末状にしたものです。
その他の原料のほとんどが、小麦や大豆などの穀物類であるという点にも注意が必要です。犬の主食は肉類なので、穀物類は特別必要というわけではありません。中でも脱脂ミールは大豆加工食品の絞りカスで、栄養価値はありませんし、消化不良を起こす可能性があります。
2.安全性(人工・合成添加物の有無)
ドッグフードの中には、栄養を補うためや風味、色味を付けるための添加物が使用されることがあります。添加物を入れた方が食いつきは良くなるという理由のため使用されることもありますが、化学物質を合成して作られるため体にとって有害になることも少なくありません。
ピュリナ(プロプラン)は、合成添加物や保存料などが使われていない安全なものです。発がん性を持つものも含まれていないため、安心して与えられるでしょう。
チキンやサーモンを主成分としているので酸化防止剤を使用していますが、これにはミックストコフェロールという天然成分が使われています。ミックストコフェロールはビタミンEでできており、植物性油脂から抽出されます。合成酸化防止剤と比較して安全性が高いのが特徴です。
3.アレルギー対策の有無(穀物&肉類)
ドッグフードの中でもアレルギーを起こしやすい穀物が、ピュリナ(プロプラン)にはたくさん含まれています。特に大豆や小麦は、下痢や嘔吐の原因になりやすいです。また消化不良も引き起こしやすくなります。
大豆や小麦の他にもたくさんの穀物が含まれています。
- 米
- とうもろこし
- シリアルブラン
- 小麦グルテン
これらももちろんアレルゲンです。穀物全体の含有量も少なくありませんので、アレルギーを引き起こしやすい食品といっても過言ではないでしょう。
肉類については、アレルギーを引き起こす鶏卵の使用はないため、安全といえます。ただ肉類は安全でも穀物が多く含まれているので、合わないと思ったらグルテンフリーやグレインフリーのドッグフードを選択することをおすすめします。
4.ピュリナ(プロプラン)のみんなの口コミ&評判
1袋4週間で食べ終わるペースですが、最初から最後までキレイに食べてくれます。体調も安定しており、毛艶も良くなった感じです。排泄物の状態も良好なので、健康状態を確認しながら続けていこうと思っています。
全犬種シニア犬、サーモンフレーバーを与えていましたが、他のドッグフードと比較して粒が大きく食べづらそうな印象があります。アレルギーがある子だったからか、夕方に与えると翌朝下痢や嘔吐をします。個体差はあるかと思いますがうちの子の場合このまま与えるのは不安です。
おやつが大好きでドッグフードには全然興味を示さなかったのに、ピュリナ(プロプラン)に変えてから食いつきが良くなりました。ごはんの時間になるとお座りをしてジッと待つくらい好みのようです。
ペットショップにいる時からピュリナを食べていたので、我が家でも同じように与えています。原材料に小麦や大豆油を使っているようなので心配ではありますが、今のところは問題ありません。
今まで使っていたウェットタイプのドッグフードからいきなり変えたからか、なかなか食いつきが良くありません。以前のものと混ぜればなんとか食べてくれるような状況です。徐々にピュリナ(プロプラン)の量を増やして切り替えていこうと思っています。
5.価格&1日のコスパ
通常購入(公式参考) | 3,611円(税込) |
---|---|
定期購入 | 3,250円(税込) |
1日のコスパ | 108円 |
送料 | 120円 |
定期購入の回数縛りの有無 | 3回以上 |
返金保証の有無 | なし |
お試しの有無 | なし |
ピュリナ(プロプラン)は、2.5kgで2514円となっています。成犬の場合、1日に180g~205gの給与量が必要です。ピュリナ(プロプラン)は100gあたり101円のコストがかかるので、成犬の1日あたりの価格は181~207円となります。
他のドッグフードは2kgで3000円程度のものが多く、おのずと1日に必要なコストも高くなるでしょう。もちろんグルテンフリーやグレインフリーのものは、もっと高くなる可能性があります。
品質やアレルギーの危険性を除きコスパのみを考えた場合、ピュリナ(プロプラン)はかなりお得なドッグフードと言えるでしょう。内容量もある程度多く価格も安いので、犬を複数頭飼っている人には特におすすめです。
ラインナップも多いため、愛犬に合わせて食事をチョイスすることもできます。品質よりも価格を優先するのであれば、最高のドッグフードではないでしょうか。
最安値はどこ?公式・amazons・楽天?
ピュリナ(プロプラン)には、2種類の購入方法があります。
- 通常購入
- 定期購入
どちらの購入方法も取り扱っているのは、公式サイトとamazonです。楽天では定期購入ができないので注意しましょう。また公式サイトは定価での販売となっており、値段は安いとは言えませんし、商品サイズも2.5kgのみとなっています。
購入方法も取り扱いサイズも豊富なのは、amazonでしょう。定期購入では2種類のサイズがあります。
- 800g(1,026円)
- 2.5kg(2,688円)
定期でのお届けの場合、送料が無料になるのも嬉しいところです。一方通常購入は定期よりも商品サイズの種類が豊富になっています。
- 800g(1,440円)
- 2.5kg(2,987円)
- 7kg(3,580円)
やはり定期購入と比較すると価格は高くなっていますが、大容量サイズもあるので犬を複数頭飼っている人にはおすすめです。では楽天の通常購入価格はどのようなものになっているでしょうか?
- 800g(1,200円)
- 2.5kg(2,500円)
- 7kg(5,346円)
800gと2.5kgのサイズは、どのサイトよりも安価でした。そのため通常購入の場合は楽天で購入し、定期購入を希望する場合はamazonで購入するのが賢い方法になります。
ピュリナ(プロプラン)のラインナップ一覧
ピュリナ(プロプラン)は目的によって与えるものが異なります。
- 健康寿命対策
- スペシャルケア
健康寿命対策は犬の成長に合わせた商品が展開されており、健康な状態でずっと一緒にいられるようにという思いが詰まっています。一方でスペシャルケアは、肥満対策や美しい肌を保つために作られました。もちろんスペシャルケアでも、健康維持を促進できます。
ライフステージ別の商品は、全部で3種類です。
- 子犬用オプティスタートで免疫力維持のサポート
- 成犬用オプティライフで筋肉バランスのサポート
- シニア犬用オプティエイジで脳と記憶力のサポート
どれも主要タンパク源がチキンとなっています。しかし成長段階によって課題が異なるため、原材料の種類や配合量が異なるようです。オプティライフにはほぐし粒も入っています。ただどれも原産国が異なるのが気になるところです。
スペシャルケアも健康維持と同様に、3種類のラインナップが展開されています。
- ビューティーケア用オプティエンリッチ
- スキンケア用オプティダーマ
- 体重ケア用オプティウェイト
こちらは健康維持用の原材料の他に、抗酸化成分やそれぞれの用途に特化した成分が配合されているようです。またオプティダーマのみ、主要タンパク源がチキンではなくサーモンになっています。さらに対象年齢は成犬とシニア犬になっているので、子犬には適していません。
プロプランとピュリナワンの違い
ネスレではピュリナ(プロプラン)の他に、ピュリナワンという商品があります。どちらもドッグフードではありますが、明確な違いはあるのでしょうか。まずはピュリナ(プロプラン)の特徴をみてみましょう。
- ネスレ株式会社最高峰のドッグフード
- 良質な原材料を使用
- 小分けパックなし
- 合成添加物なし
- 数多くのブリーダーが使用している
ピュリナ(プロプラン)といえば、有名なショードッグオーナーやスポーツドッグオーナーからも支持を得ているドッグフードになります。そのため信用度の高い商品といえるでしょう。ではピュリナワンの特徴はどのようなものなのでしょうか。
- 良質な原材料を使用
- 小分けパックあり
- 合成添加物なし
- 主要原材料にターキーを含む
ピュリナ(プロプラン)とピュリナワンの1番の違いは、小分けパックの有無ではないでしょうか。合成添加物や保存料を使用していないため、品質を保つために小分けパックであったほうが良いと思う人もいるようです。
ピュリナワンのラインナップには、脂質の少ないターキーを原材料にしたものもありました。どちらも良質な原材料を使用しているため、品質面での違いは確認できませんでした。
ラインナップに一部違いがあるという点以外、特別大きな違いはないようです。
【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット
数々のチャンピオン犬を育てたピュリナ(プロプラン)には、以下のようなメリットがあります。
- 多くのブリーダーやオーナーからの支持があり、信頼性が高い
- 人工・合成添加物なし
- 比較的食いつきが良い
- 1日あたりのコスパが安い
以上がピュリナ(プロプラン)のメリットと言える部分になります。世界的にも有名なネスレが販売しているということもあり、支持率はかなり高いです。また人工・合成添加物を使っていないのも人気の1つといえるでしょう。
一方でピュリナ(プロプラン)にはデメリットといえる部分も存在します。
- アレルギーを発現する危険性がある
- 小分けパックではない
- 品質に不安がある
- 同ブランドの他商品との違いがはっきりしていない
1番のデメリットは、やはりアレルギーの原因となる大豆や小麦などが使用されている点です。元々アレルギーが激しい犬の場合、高確率で下痢や嘔吐を起こすでしょう。そうでない犬でも消化不良を起こしかねません。
決して粗悪なフードというわけではありませんが、アレルゲンとなる原材料が多く含まれる点、ピュリナワンとの違いがさほど無い点は残念な部分といえるでしょう。
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