ドッグフード『モアソフト』を分析【原材料・価格・評判・徹底検証】
ドッグフフードにはたくさんの種類があり、含まれている成分にも違いが見られます。いったいどれを選べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
モアソフトというドッグフフードに焦点を当て、成分だけでなく安全性や、口コミでの評判なども紹介します。これを見ればモアソフトがどんなドッグフフードなのかがわかるはずです。
ドッグフフードは毎日食べるものですから、安全性が高く、それでいて栄養成分が豊富なものを選ばないといけません。ドッグフフードについて飼い主である私達が詳しくなる必要があります。
【総合】モアソフトを分析した結果
- 原材料の品質
- 安全性
- アレルギー対策
- 食いつき(口コミ&評判)
- 価格・コスパ
モアソフトはアドメイトという会社が販売しているドッグフフードで、セミモイストタイプと呼ばれる半生状のフードに該当します。
主な原料となるのは動物性タンパク質で、セミモイストタイプなので保存料が使われています。保存料としては以下の2つが中心になります。
- ソルビン酸カリウム
- プロピレングリコール
こうした保存料は人工的に作られた添加物で、犬の体に悪影響が出る恐れも考えられます。必ず悪影響があるわけではありませんが、気になる飼い主さんはこの点に気をつけておくのがいいでしょう。
乳酸菌やアマニ油なども配合されているので、栄養面での配慮もされています。こうした成分が使われているのは評価できます。値段は1キロあたり約3,000円と、ドッグフフードとしては高価な部類に入ります。
その分栄養素なども期待できると考えられますが、値段に見合った商品かを自分で見極めることも大切です。食いつきが良いと評判のドッグフフードのため、犬にとっては美味しく感じられるようです。
モアソフトはこんな犬におすすめ
モアソフトは小麦由来の原料も使っているので、アレルギーの危険がある犬には与えるべきではないでしょう。この点を考慮すると、アレルギーの心配の無い犬であればおすすめと言えます。
セミモイストタイプなので、ドライタイプを食べない犬にも適しています。ただし、セミモイストタイプは保存料が使われていますから、そのリスクも考慮しなければいけません。
健康に悪影響があるかもしれない成分ですので、添加物は気になるという方は避ける方が無難でしょう。味としてはまったく問題ないようで、多くの犬がよく食べると評判です。
他のドッグフフードだと、あまり食べてくれないという犬に与えてみるのも良いと思います。
モアソフトの商品特徴
商品名 | モアソフト |
---|---|
種類・タイプ | 総合栄養食・セミモイストタイプ |
定価 | 1,944円(税込) |
対応犬種・年齢 | 全犬種・年齢 |
内容量 | 600g |
主原料・成分 | 肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー) |
カロリー(100g当たり) | 311Kcal |
賞味期限 | 開封前1年間・開封後1ヶ月 |
原産国 | 日本 |
モアソフトは単一の動物性たんぱく質を主原料にした、セミモイストタイプのドッグフフードです。国産のドッグフフードという点も特徴で、姫路にある生産工場で作られています。
一部の商品は海外のパートナー工場でも作られているのですが、そうした工場でも日本と同じ基準で衛生管理をしているため、衛生面から見た品質はとても優れていると言っていいでしょう。
ラインナップも豊富で、年齢ごとに使い分けたりできます。愛犬にいつまでも健康でいてもらうためには毎日の食事が重要です。
しかし、モアソフトなら種類ごとに成犬用や老犬用などに分かれているので飼い主としても安心です。モアソフトには主に以下のような種類があります。
- チキン アダルト
- チキン シニア
- チキン ハイシニア
販売元の情報
販売元はアドメイトという会社ですが、これは正確に言うとブランド名で、株式会社ヤマヒサが立ち上げたものです。
株式会社ヤマヒサは住宅メーカーでしたが、1986年にペット事業部としてペティオを設立し、2001年にはモアソフトのためのブランドであるアドメイトが誕生した形です。
ペティオも有名なブランドですので、聞いたことがある飼い主さんも多いことでしょう。ドッグフフード以外にもペット用グッズなどを製造・販売しており、長年ペットに関するものを作ってきた実績があります。
『モアソフト』を5つの条件で徹底分析
- 原材料の品質
- 添加物・製造方法の安全性
- アレルギー対策(穀物&肉類)
- 食いつき・おいしさがわかる口コミ&評判
- 価格&1日のコスパ
ここからはモアソフトについて、より詳しく、品質などについて紹介していきます。原材料の品質から安全性をはじめ、アレルギー対策が必要かどうか、味の美味しさ、価格などを解剖していきます。
これを見ればモアソフトがどんなドッグフフードなのか、正確に把握できますので、ドッグフフード選びの際の参考にしていただければと思います。
口コミでの評判も併せて紹介しますので、実際に利用している人のリアルな声もチェックできます。
1.原材料の品質
原材料は愛犬の健康のためにも最も気になる部分になるでしょう。モアソフトではどんな原材料が使われているのかを見ていきます。
最初に結論から言うと、モアソフトの原材料はあまり安心できるとは言えません。アレルギーの原因になるものや、保存料などが使われているからです。
ではモアソフトの主な原材料をまとめてみます。
まずは原材料を分析
肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、砂糖、植物性油脂、小麦たん白、小麦ブラン、オリゴ糖、野菜類(トマト・にんじん)、大豆ペプチド、乳酸菌(ラクリス)、アマニ油、γ-リノレン酸、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム・リン・鉄・マンガン・亜鉛・銅・ヨウ素・コバルト・ケイ素)、膨張剤、リン酸塩(Na)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)、ビタミン類(A・B2・B12・D・E・コリン)、メチオニン
次に成分をチェック
成分 | 保有率 | AFFCO栄養基準 |
---|---|---|
粗タンパク | 17.0% | 18.0%以上 |
脂質 | 7.0% | 8.0%以上 |
粗灰分 | 1.0% | 8.0%以下 |
粗繊維 | 7.0% | 4.0%以下 |
水分 | 30.0% | 10.0%以下 |
こうした原材料が主に使われています。たとえば小麦類や大豆ペプチドなどは、一見すると何も問題ないように思えますが、実は犬がアレルギーを起こしてしまう可能性があります。
すべての犬が起こすわけではないのですが、万が一のことを考えると好ましくありません。
また、ソルビン酸カリウムやプロピレングリコールなどの保存料は、ドッグフフードを一定期間保存するのに必要ですが、犬の健康にとっては悪影響が出る可能性があり、やはり好ましい原材料とは言えません。
セミモイストタイプなので保存料が必要になるのは仕方ないこととも考えられますが、こうした原材料が使われていることを知ったうえで、愛犬に与えても良いかを決断しないといけません。
2.添加物・製造方法の安全性
先程も紹介したように、人工的な添加物としてはソルビン酸カリウムとプロピレングリコールが使われています。健康に良い成分というわけではないので、飼い主としても注意しておきましょう。
製造方法については、姫路の工場で作られていて、衛生管理も徹底しているので万全の体制で製造されていると考えていいでしょう。
海外の工場で作られる場合もあるようですが、工場の安全対策は国内工場と同じ基準です。製造方法についてはかなり徹底している印象で、その点では優れています。
なによりも基本的には国産だということが飼い主にとっては安心材料になると思います。保存料が使われてはいるものの、安全性は決して低くはありません。
3.アレルギー対策(穀物&肉類)
アレルギー対策の有無としては、残念ながら対策されていないと言えます。というのも、原材料に犬のアレルギーの原因になる可能性がある、穀類や大豆が使われているからです。
小麦は人間もアレルギーを起こすことがありますが、同様に犬もアレルギーの症状が出てしまうケースが見られます。
もちろん小麦や大豆も栄養が優れていたりと、意味があって使われているのですが、一部の犬にとっては悪影響が出るかもしれません。
アレルギーのある犬や、胃腸の弱い犬を飼っている場合は、モアソフトを食べた後になにか問題がないかを慎重に見極める必要があります。問題ないようであれば、アレルギーの心配もなく与えられます。
4.食いつき・おいしさがわかる口コミ&評判
うちの犬はドッグフフードが新しくなるとなかなか食べてくれず、いつも苦労していました。モアソフトは食いつきが良いという噂を聞いて購入してみたところ、うちの犬も最初からたくさん食べてくれて満足しています。
半生タイプのドッグフフードを購入するのは初めてだったのですが、あまりにも食いつきが良くて驚いています。これまではドライタイプでしたが、愛犬の様子を見ているともうドライタイプは与えない方がいいのかなと感じました。
我が家の愛犬は味に敏感なのか、安いドッグフフードだとあまり食べてくれず、少々値の張るモアソフトを試してみることにしました。犬によって好みもあるでしょうが、愛犬にとっては美味しかったようで、毎日残さず食べてくれます。
小分けされているのでいつも新鮮な状態で与えられるのが嬉しい。味も良いみたいで、うちの犬はとても美味しそうに食べてくれます。食いつきも良く、しばらくはモアソフトを与えていれば良いかなと感じてします。
高齢になってドッグフフードの食いつきも悪くなってきたのですが、モアソフトのシニアタイプを与えたところよく食べてくれるようになりました。国産なので安心ですし、愛犬も美味しく食べてくれているので満足しています。
5.価格&1日のコスパ
通常購入 | 1,944円(税込) |
---|---|
定期購入 | なし |
1日のコスパ | 300円 |
送料 | なし |
定期購入の回数縛りの有無 | なし |
返金保証の有無 | なし |
お試しの有無 | なし |
モアソフトは600グラム入りで、税込1,944円が定価となります。犬にとって1日に必要な食事の量は、犬種にもよりますがおよそ40グラムから800グラムほどです。
大型犬の場合だと、1度の食事でモアソフトすべてを食べきってもまだ少し不足する可能性があるのです。
コスパという点から考えると、少し高いという印象を受けると思うのですが、実際にモアソフトはドッグフフードの中では高値に分類される商品です。
小型犬は、すぐになくなってしまうこともありませんが、いずれにしても1日あたりのコスパは少し高めです。1日に100グラム食べるとすれば、1食あたり300円ちょっとのコストがかかる計算です。
最安値はどこ?公式・amazon・楽天?
ドッグフフードをネット通販で購入する方も多いでしょう。どこでなら最安値で買えるのかは気になる部分です。最安値で買えるサイトとしてはamazonが有力ですが、楽天も大きな違いは見られません。
また、時期によっても値段は変わるため、amazonも楽天も両方定期的にチェックするのが理想でしょう。
公式サイトからだと定価で購入することになりますが、amazonや楽天なら定価からいくらか割り引かれていることがほとんどです。
amazonや楽天以外の通販サイトでも、モアソフトが安く販売されていることはあるので、色々なサイトをチェックしてみるのが最安値で入手するコツです。
モアソフトの各種類一覧
特徴の項目でも紹介したように、モアソフトは種類が豊富で、年齢別などで使い分けられるようになっています。モアソフトの全種類を見ておきましょう。
- チキン アダルト
- チキン シニア
- チキン ハイシニア
- チキン ライト
- フィッシュ アダルト
- フィッシュ シニア
- ホース アダルト
- ホース シニア
以上8種類のバリエーションがあり、主原料が違ってきます。チキンなら鶏、フィッシュなら魚、ホースなら馬肉といった形です。
また、アダルトは成犬向け、シニアなら老犬向けと、さらにタイプ分けがされています。
愛犬に適したものを選んで与えてあげれば、美味しく食べられるだけではなく、栄養面なども最適な食事を与えてあげられます。種類が豊富なので、各種類をローテーションで与えている飼い主も多いようです。
【まとめ】総合的に見たメリット・デメリット
メリット
- 犬の食いつきがよく、味の良さが優れている
- 種類が豊富なので愛犬に最適なものを与えてあげられる
デメリット
- 保存料をはじめ、アレルギーの原因になり得る原料や、添加物が含まれている
- 値段が高めなので経済的な負担がかかる
モアソフトは総合的に見て、以上のようなメリットとデメリットが挙げられます。一長一短がありますので、愛犬に適しているかどうかをしっかり考えるようにしましょう。
特にアレルギーのリスクがある添加物が使われているというのはデメリットになりえる部分です。
ただし、口コミなどを見ても食いつきはとても良いドッグフフードのようなので、新しいドッグフフードに変えてもすぐに飽きてしまうという犬でも、長く美味しく食べてくれる可能性があります。
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