ドッグフード『ウルフブラッド』全てを評価【安全性･口コミ･評判】

『ウルフブラッド』の基本情報

ドッグフード名	ウルフブラッド
内容量	500ｇ/2kg/15kg
特長	無添加/グレインフリー
年齢	成犬/成犬の小型犬用
原産国	イギリス

ウルフブラッドは無添加のグレインフリーで高品質なドッグフードです。肉副産物、アレルゲンを起こしやすい穀類、人口着色料、保存料の添加物などはいっさい含まれていません。

「最高級の原材料だけが健康的な食事になり得る」という創業者の考えに基づき、野生動物、最新の動物福祉基準に沿って飼育された家畜など、厳選した食材にこだわっています。

原料は最先端の製造施設に到着後すぐ、天然の栄養素を損なわずに済むような革新的な方法によって製造されています。

ウルフブラッドは成犬用・成犬小型犬用の2タイプ

ウルフブラッドは現在、日本に輸入されているものについては成犬用と成犬の小型犬用の2タイプです。

ベーシックな成犬用は6種類、小型犬用は4種類とバラエティー豊かであり、多数の味(原材料)のなかから愛犬に合ったものを選ぶことができます。

成犬用	メインの肉
BLACK BIRD(ブラックバード･アダルト)	ターキー肉50%
COLD RIVER(コールドリバー･アダルト)	魚42%
DARK FOREST(ダークフォレスト･アダルト)	鹿肉(ベニソン)35%
GREEN VALLEY(グリーンバレー･アダルト)	ラム&サーモン65%
WIDE PLAIN(ワイドプレーン･アダルト)	馬51%
WILD DUCK(ワイルドダック･アダルト)	カモ44%
小型犬(成犬)用	メインの肉
WILD GAME SB(ワイルドゲーム･スモールブリード)	野鳥26%(ヤマウズラ、ハト、カモ)･乾燥ダチョウ肉20%
DEEP GLADE SB(ディープグレード･スモールブリード)	赤鹿肉25%、乾燥水牛肉15.5%
FOODIES CHOICE SB(フーディーズチョイス･スモールブリード)	ウズラ42%
WIDE PLAIN SB(ワイドプレーン･スモールブリード)	乾燥馬肉48%

サイズと価格については次の通りです。

無添加･グレインフリー･ヒューマングレードの三拍子そろった他社のフードと比べてみると、少し値段が高いと言えそうです。もちろん、ウルフブラッドのクオリティーの高さという観点でいえば、商品価値と価格が釣り合っているという印象はあります。

次にフード全種類について、どのような違いがあるかを紹介します。

成犬用ウルフブラッド6種類まとめ

ウルフブラッドの成犬用は6種類あり、主原料となるお肉もユニークなものが多いですが、決して珍奇さを狙ったわけではありません。どのお肉も栄養価に優れており、脂肪やカロリーについても配慮されています。

また、野菜、果実、ハーブなどもほどよく配合されているので、ワンちゃんの体に必要なあらゆる栄養素をまんべんなく摂取できるような工夫がなされています。

ブラックバード(成犬用)はターキー肉

「ブラックバード・アダルト」は50%のターキー肉に、29%のサツマイモ、その他カボチャやラズベリー、高麗人参などによって栄養素がバランスよく配合されたフードです。

「ブラックバード・アダルト」のタンパク質は26%、カロリーは100ｇあたり360kcalとなっており、高たんぱくな部類に入ります。

コールドリバー(成犬用)は魚

「コールドリバー･アダルト」は42%の魚をメインとした低カロリーでヘルシーなフードです。

魚はマスのほか、ドッグフードで人気のサーモンも含有されています。マスの含有成分は、DHAやEPA/IPA、ビタミン類、リン、カリウムなどです。皮膚や粘膜を守ったり、細胞の老化を防いだりする作用があると言われています。

「コールドリバー･アダルト」のカロリーは327kcal/100gであり、かなり低カロリーです。肥満を気にするワンちゃんなどにも最適です。

ダークフォレスト(成犬用)は鹿肉

「ダークフォレスト･アダルト」は35%の鹿肉と39%のサツマイモを中心に、野菜や果物、ハーブなどがブランドされたフードです。

鹿肉はカロリーがかなり低いうえに高タンパクな優秀なお肉です。鉄分が豊富で、肥満防止や抗がん作用に効果があるオメガ6が含有されています。

「ダークフォレスト･アダルト」のカロリーは 330kcal/100gで、こちらもまたヘルシーフードとなっています。

グリーンバレー(成犬用)はラム&サーモン

「グリーンバレー･アダルト」はニュージーランド産のラム肉とサーモンをメインとした、低脂肪･高たんぱくなバランスのとれたフードです。

お肉のほか、多種多様な野菜や果物、ハーブが使われています。

ラム肉については低カロリー高たんぱくで、ビタミンA群･B群、鉄分が豊富です。身体を活性化させるカルニチン、生活習慣対策に効果的な不飽和脂肪酸が含有されています。

サーモンも同じく、低カロリー高たんぱくなお肉。アスタキサンチンが含まれており、体脂肪を効率良く減少させたり血流の促進をしたり、また、メタボや生活習慣病を防ぐ働きがあるとされています。

「グリーンバレー･アダルト」は366kcal/100gで、ブラックバードと同じ高たんぱくグループに入ります。

ワイドプレーン(成犬用)は馬肉

「ワイドプレーン･アダルト」は51%の馬(馬肉や乾燥馬肉、馬脂肪)を主な原材料としています。

馬肉は鹿肉同様、低カロリーなうえにタンパク質が豊富です。ビタミンやミネラルもたっぷり含有されています。

「ワイドプレーン･アダルト」はタンパク質26%、脂肪16%、カロリーは356kcal/100gで、この数値は最初に紹介したターキー肉の「ブラックバード」とほぼ同じです。

ワイルドダック(成犬用)はカモ肉

「ワイルドダック・アダルト」は44%のカモ(カモ肉、乾燥カモ肉、カモ脂肪)をメイン食材とした、低たんぱく･低脂肪で、かなりヘルシーに重きを置いたフードです。何でも、ヨーロッパではベストセラー商品らしいです。

カモにはビタミンB群、ミネラルも豊富に入っています。

「ワイルドダック・アダルト」のカロリーは329kcal/100gとなっており、魚の「コールドリバー･アダルト」の327kcal/100gと近い値です。

小型犬(成犬)用ウルフブラッド4種類まとめ

ウルフブラッドの小型犬用は4種類あります。成犬用と同じく、商品としてあまり見慣れないお肉が使われていますが、どのお肉も栄養価に優れており、脂肪やカロリーについても配慮されています。

また、野菜、果実、ハーブなどもほどよく配合されて栄養バランスも整えてくれています。ワンちゃんの体に必要な様々な栄養素を漏らさず摂取できるでしょう。

ワイルドゲーム･スモールブリード(小型犬用)は野鳥、ダチョウ肉

「ワイルドゲーム・スモールブリード」はヤマウズラ、ハト、カモといった野鳥、乾燥ダチョウ肉が主原料に使われています。ヤマウズラ、ハトは成長剤や抗生物質を一切与えていない農場で自然に育っているそうです。

栄養バランスを整えるために栄養添加物が入っていますが、もちろん着色料や保存料とは違い、健康を損ねるような成分ではないので安心して食べさせることができます。

「ワイルドゲーム・スモールブリード」のカロリーは 336.4kcal/100gとなっています。

ディープグレード･スモールブリード(小型犬用)は赤鹿肉、乾燥水牛肉

「ディープグレード・スモールブリード」は天然の赤鹿肉とバッファロー肉を使用しています。どちらもホルモン剤などでは育てておらず天然です。

鹿肉はカロリーがかなり低いうえに高タンパクな優秀なお肉です。鉄分が豊富で、肥満防止や抗がん作用に効果があるオメガ6が含有されています。

バッファロー肉は牛肉に比べて脂肪分が少なく、ビタミンBや鉄分などを多く含みます。

「ディープグレード・スモールブリード」のタンパク質は28.5%、カロリーは382.56kcal/100gとなります。カロリー自体は高めですが、使用されているお肉が良質なたんぱく源であるので消化吸収率が高く、肥満にはなりにくいかもしれません。

カロリーが心配な方で、この商品を気に入った場合には、給餌量を調節するなどして工夫すれば上手に与えることができるでしょう。

フーディーズチョイス･スモールブリード(小型犬用)はウズラ

「フーディーズチョイス・スモールブリード」はウズラがメイン食材です。ホルモン剤等を使って飼育されていない天然のウズラです。

ウズラのお肉は高たんぱく、低カロリーで、消化吸収にも優れているとされています。

カロリーは387.48kcal/100gですが、タンパク質 が29.25%とかなり高い値です。ちなみに、小型犬用なので、スタンダードタイプのウルフブラッドよりも給餌量は低めに設定されています。少量でもしっかり栄養摂取できるようになっています。

ワイドプレーン･スモールブリード(小型犬用)は馬肉

「ワイドプレーン・スモールブリード」は乾燥馬肉48%をメインにし、栄養価の高いサツマイモ、ハーブや野生の果実をブレンドしたフードです。

馬肉は低カロリーなうえにタンパク質が豊富です。ビタミンやミネラルもたっぷり含有されています。

「ワイドプレーン・スモールブリード」のカロリーは369.75kcal/100g、タンパク質 は34%となっています。

ウルフブラッド小型犬用は小粒？粒の大きさ比較

ウルフブラッドの粒の大きさは上の数値になります。

通常「~8㎜」のサイズであれば小粒、「1㎝前後」であれば中粒と呼ばれています。

ウルフブラッドをシニア犬に与えてもいい？

ウルフブラッドの商品には成犬用のほかに、シニア犬用や子犬用なども製造されていますが、日本に輸入されているのは現在のところ、成犬用のみの販売となっています。

高齢のワンちゃんでも成犬用を食べることもできますが、活動量が落ちるシニア犬は成犬よりも必要なエネルギーが少な目です。

そのため他社の全年齢対応のフードの場合、シニア犬には「成犬用給餌量の20％~30％少ない量を与える」ことをすすめています。

成犬用ウルフブラッドをシニア犬に与える場合にも、それを一つの目安とするのもいいかもしれません。

そのほか、ウルフブラッドのタンパク質やカロリー量、ワンちゃんの健康状態、体重の変化なども参考にし、給餌量を調節した方がいいでしょう。

ウルフブラッドの口コミや評価･評判は？「大型犬は食べやすい」「ティンバーウルフとよく似ているが…」

ブラックバード(成犬用･ターキー肉)

お取り寄せでしたが発送も思っていたより早かった、袋を開けると、お肉の香りがします、粒は大きめなので。我が家の大型犬は噛みやすくカリカリよく食べます。ウルフシリーズは大好きなので、ローテーションにしてます。15キロなので袋は大きいです。

コールドリバー(成犬用･魚)

我が家の大型犬は違うプレミアムドックフードの材料にアレルギーが判明、ウルフブラッドに変更。開けるとお魚の香りがして、粒も大きめ、主原料も%で記載されているので安心、ウチの子は凄く食べやすく大のお気に入りです。シリーズでローテーションの予定。
価格がもう少し下がると助かるなぁの為星４つです。

ワイルドプレーン･スモールブリード(小型犬用･馬肉)

以前販売されていたティンバーウルフによく似ている商品です。ですが、ティンバーよりハーブ臭が少なくなったような気がします。
うちのポメは粒が大きいと食べなかったので、叩いて小さくしてからあげていましたが、スモールブリードが発売されていたので、こちらを購入。問題なく食べてます！
ティンバーのように無くならないことを願ってます。ちなみにこちらの大元のフロントベルさんに問い合わせるとサンプルを頂けますよ！

スタンダードタイプは1㎝前後でボリュームあるため、粒はだいぶと大きめとなります。それが大型犬にはちょうど良い噛み応えとなっているようです。

小粒タイプの小型犬用についても、サイズ的に食べにくいということもないようです。

価格についてはちょっと高いかなという声がちらほら。しかし食については、よく食べているという評価が多かったです。

まとめ

ウルフブラッドのドライフードはドイツメーカー、イギリス製造の高品質なドッグフードです。

主原料となるお肉にはありとあらゆる珍しい食材が使われおり、また、野菜やハーブ、果物もたっぷりブレンドされています。

健康向上とともに食の美味しさにもこだわっているため、ワンちゃんの食いつきがよく好評であるようです。